紀尾井ホールで本田竹広ピアノリサイタル。
昨年の夏からLBで連載してきた「本田丸」もひとまず目標の港に辿り着いたということになる。
昨年、春に初めて本田さんにお会いして、マネージャーの田村さんから紀尾井ホールでのリサイタル計画を教えられ、何だかよくわからないまま実行委員なるものに名を連ねてから1年。デジカメラマンデビューした本田竹広ファンクラブ結成式からきっかり1年である。
15時に袴田さんと待ち合わせをして、楽屋を訪ね本番前の本田さんを撮影。今日は産経新聞やテレビ岩手のテレビカメラの取材等も入っている。
「軽く、おめでとうだなんて言わないでよ~」
喫煙室で、ファンクラブ事務局長でリサイタルの統括責任者の尾崎さんはそう言った。控え室から本田さんの雄叫びが幾度も聞こえて来る。
「本番に強い人だから……」
今日のリサイタルをレコーディングするテイチクの野口さんはそう言った。クラシックのCD制作にまつわる苦労をちょっとだけ聞いた。今回は一発勝負。
【本田竹広ピアノリサイタル セットリスト】
第一部
①ベートーベン『月光』
②シリウス~アフリカの風
第二部
③amazing little dream
④eu ti amor
⑤get up
アンコール
⑦ふるさと~宮古高校校歌
結果から言えば、リサイタル前に骨折等のトラブルが多かったため、直前になって当初の<本田竹広のクラシックピアノリサイタル>というコンセプトからは軌道修正さぜるを得なかったようだが、内容的には本田竹広のこの1年間を表現し切った1時間30分あまりの公演だったと思う(オンリークラシックを期待した人にはゴメンナサイだろうが)。いつ、本田さんがその決断をしたのかはわからない。また今詮索するものでもないだろう。個人的には濃密なピアノソロのeu ti amorを聴かせてくれただけでも満足なんだけど。
公演終了後、隣のホテルニューオータニで「本田竹広・リサイタルと60歳を祝う会」が催された。出演は峰厚介、福村博、米木康志、橋本信二、梶原まり子、荒武裕一郎、小澤敏也、望月英明、大島洋、後藤篤、中村恵介、宇川彩子、そして本田珠也等々、縁のミュージシャンたち。本田さんの顔も紀尾井ホールの本番前と比較すると驚くほど柔和になって(あんな本田さんは初めて見た)、ハッピーなパーティになったと思う。最後の『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』は最高ス。
実行委員、関係者の皆さん、そして本田さん、尾崎さん、田村さんに心からおめでとうと言いたい。航海はまだ続くよ~。
今回のレポートはLB10月号にて拡大版で掲載予定。
昨年の夏からLBで連載してきた「本田丸」もひとまず目標の港に辿り着いたということになる。
昨年、春に初めて本田さんにお会いして、マネージャーの田村さんから紀尾井ホールでのリサイタル計画を教えられ、何だかよくわからないまま実行委員なるものに名を連ねてから1年。デジカメラマンデビューした本田竹広ファンクラブ結成式からきっかり1年である。
15時に袴田さんと待ち合わせをして、楽屋を訪ね本番前の本田さんを撮影。今日は産経新聞やテレビ岩手のテレビカメラの取材等も入っている。
「軽く、おめでとうだなんて言わないでよ~」
喫煙室で、ファンクラブ事務局長でリサイタルの統括責任者の尾崎さんはそう言った。控え室から本田さんの雄叫びが幾度も聞こえて来る。
「本番に強い人だから……」
今日のリサイタルをレコーディングするテイチクの野口さんはそう言った。クラシックのCD制作にまつわる苦労をちょっとだけ聞いた。今回は一発勝負。
【本田竹広ピアノリサイタル セットリスト】
第一部
①ベートーベン『月光』
②シリウス~アフリカの風
第二部
③amazing little dream
④eu ti amor
⑤get up
アンコール
⑦ふるさと~宮古高校校歌
結果から言えば、リサイタル前に骨折等のトラブルが多かったため、直前になって当初の<本田竹広のクラシックピアノリサイタル>というコンセプトからは軌道修正さぜるを得なかったようだが、内容的には本田竹広のこの1年間を表現し切った1時間30分あまりの公演だったと思う(オンリークラシックを期待した人にはゴメンナサイだろうが)。いつ、本田さんがその決断をしたのかはわからない。また今詮索するものでもないだろう。個人的には濃密なピアノソロのeu ti amorを聴かせてくれただけでも満足なんだけど。
公演終了後、隣のホテルニューオータニで「本田竹広・リサイタルと60歳を祝う会」が催された。出演は峰厚介、福村博、米木康志、橋本信二、梶原まり子、荒武裕一郎、小澤敏也、望月英明、大島洋、後藤篤、中村恵介、宇川彩子、そして本田珠也等々、縁のミュージシャンたち。本田さんの顔も紀尾井ホールの本番前と比較すると驚くほど柔和になって(あんな本田さんは初めて見た)、ハッピーなパーティになったと思う。最後の『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』は最高ス。
実行委員、関係者の皆さん、そして本田さん、尾崎さん、田村さんに心からおめでとうと言いたい。航海はまだ続くよ~。
今回のレポートはLB10月号にて拡大版で掲載予定。