夕方からR25企画の打ち合せで新橋へ。
LB10月号。19時から池ノ上のスタジオでリハーサルをしている池畑潤二さんと井上富雄さんのコメント取材。リハ終わりの10分ほど前にスタジオに到着したのだけれども、いきなり花田裕之御大と下山淳さんがスタジオから出て来る。これってまさかロックンロールジプシーズか……。
取材を続けてきて、SIONさんについてのコメント以外にもどうしても訊きたいことが出てきた。もちろんSIONさんにも関係はある。
7月号の『リンダリンダリンダ』特集の時にもちょっとだけ書いたのだけれども、10数年前、あるミュージシャンが「(ロックンロール)バンドとは青春時代そのものである」という言葉をインタビューで言っていたことが頭にずっと残っている。脱退と加入、解散そしてリユニオンに不感症になってしまった時代のロックバンドの有り様、ミュージシャンは“セカンドキャリア”をどう生き抜いていくのか。これは興味のあるテーマである。無責任なリスナーは簡単に“卒業”しちゃうこともできるが、シンガーは一生歌い続けるし、ミュージシャンは一生音を鳴らし続けるのだ(もちろん転職、リタイヤしなければ)。それは「大人のロック」という(安易な)言葉への違和感の表明でもある。
多くのユニットやプロジェクトを同時進行させている強者のミュージシャンが揃うMOGAMIのメンバーにとって「バンド」とは一体何なのか。特に80年代の日本においてルースターズというあまりに「青春」なバンドを通過してきた池畑さんと井上さんにこそ訊いてみたかったのである。時間も短かったので巧い引き出し方ができなかったかもしれないけれども、その側面からもSIONとMOGAMIの関係性がちょっと見えてきた。
3、40分ほどお話を訊き、スタジオのあるビルを出ると後ろから「おっつかれでしたー」と大きい声がかかった。池畑さんだった。オレも頭を下げて挨拶する。中学ん時に聴いていた『ニュールンベルグでささやいて』と『CMC』が頭の中で鳴り響く。井上さんはやはりスマートだった。うん、やっぱりかっこいいっス。
no stars innovation『heart man』、blue tonic『last dream in blue』、hakata beat club『sound tracks fukuoka & tokyo』購入。
LB10月号。19時から池ノ上のスタジオでリハーサルをしている池畑潤二さんと井上富雄さんのコメント取材。リハ終わりの10分ほど前にスタジオに到着したのだけれども、いきなり花田裕之御大と下山淳さんがスタジオから出て来る。これってまさかロックンロールジプシーズか……。
取材を続けてきて、SIONさんについてのコメント以外にもどうしても訊きたいことが出てきた。もちろんSIONさんにも関係はある。
7月号の『リンダリンダリンダ』特集の時にもちょっとだけ書いたのだけれども、10数年前、あるミュージシャンが「(ロックンロール)バンドとは青春時代そのものである」という言葉をインタビューで言っていたことが頭にずっと残っている。脱退と加入、解散そしてリユニオンに不感症になってしまった時代のロックバンドの有り様、ミュージシャンは“セカンドキャリア”をどう生き抜いていくのか。これは興味のあるテーマである。無責任なリスナーは簡単に“卒業”しちゃうこともできるが、シンガーは一生歌い続けるし、ミュージシャンは一生音を鳴らし続けるのだ(もちろん転職、リタイヤしなければ)。それは「大人のロック」という(安易な)言葉への違和感の表明でもある。
多くのユニットやプロジェクトを同時進行させている強者のミュージシャンが揃うMOGAMIのメンバーにとって「バンド」とは一体何なのか。特に80年代の日本においてルースターズというあまりに「青春」なバンドを通過してきた池畑さんと井上さんにこそ訊いてみたかったのである。時間も短かったので巧い引き出し方ができなかったかもしれないけれども、その側面からもSIONとMOGAMIの関係性がちょっと見えてきた。
3、40分ほどお話を訊き、スタジオのあるビルを出ると後ろから「おっつかれでしたー」と大きい声がかかった。池畑さんだった。オレも頭を下げて挨拶する。中学ん時に聴いていた『ニュールンベルグでささやいて』と『CMC』が頭の中で鳴り響く。井上さんはやはりスマートだった。うん、やっぱりかっこいいっス。
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