徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

パンクス

2006-03-13 18:45:46 | LB中洲通信2004~2010
ぎりぎりまで原稿を打ちながら、取材の準備。

赤坂のオフィス・シロウズで公開間近の映画『闇打つ心臓』の長崎俊一監督を取材。
82年に文芸座で公開された8mm映画『闇打つ心臓』の「リメイク」作品である本作を通して、映画の「リメイク」と、8mm映画のインディーズとして、若い才能が登場した、80年前後から現在に至る日本映画の23年間を考える……そこまでいければいいかな、と。
ロッテルダム国際映画祭のオープニング上映作品として上映され、賛否両論を巻き起こしたという本作。現在の物語を描きながら、23年前に撮影された若き日の内藤剛志と室井滋がフラッシュバックするメタドキュメンタリー映画。確かにこれは賛否両論のパンクムーヴィー。バラエティ番組でいい人やってるだけじゃねーぞ、という感じの熱っぽさがあるのもいい。

『闇打つ心臓』宣伝ブログ