徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

またひとつ、閉鎖/小金井市公会堂閉鎖

2006-03-24 17:29:44 | Music
昨年、高田渡さんの追悼ライブ「高田渡さんを送る会 自転車にのって~ありがとう、渡~」が行われた小金井市公会堂(武蔵小金井駅)が21日、閉鎖された。
外観はドーム型で、ステージから客席にかけてきれいな扇型が印象的な、なかなか味わいのあるホールだった。市の担当者さんに問い合わせたところ、あのイベントは開館40数年の歴史の中でも、特に印象深いもので、閉鎖前にまたあんなイベントができればと願っていたそうだ。今月31日まで現状で残り、その後駅前の再開発プロジェクトに引き渡されるという。5月のゴールデンウィーク明けまでは、取り壊しのための調査での建物は残るそうだが、公会堂の周辺はフェンス等の警備が入るのではないかとのこと。平成20年には新しい建物が建ち、600人規模のホールができるという、
現在、内部は備品の運び出し等で「ぐちゃぐちゃ(笑)」ということなので見られないそうだが、外観を見ておくならば今のうち。写真撮りにいこうかな。

そういえば、あのイベントはTBS(ニュース23)が放送していたし、アルタミラピクチャーズもフィルムで撮っていたはずだ。アンソロジーボックストリビュート盤も結構だけれども、何とか世に出ないものか。桝井さん、お願いします。

もうすぐ1年経ちますな。渡さん以外にもいろいろと思い出深い人たちが逝ってしまった1年だった。

ファイアの兄貴

2006-03-24 02:07:30 | LB中洲通信2004~2010
本日5月号校了で6月号制作スタートということで、寺島進さん取材。
まずはオフィス北野の屋上で表紙&メインカットの撮影。サングラスにスカジャン姿で寺島さん登場。浅野忠信との共演CF「ファイアの金持ち兄弟」=『ナイスの森』の世界、そのまんま。ちなみに40歳になるまでスカジャンは着たことがなかったそうだ。それにしては似合いすぎる。カメラマンのカズシゲ君も気合いが入って、良い写真になりそ。
撮影終了後、東京フィルメックス事務局へ移動してインタビュー。バイオグラフィ的な内容を中心にお話して頂く。世代的にはコテコテの江戸っ子、下町っ子という感じではないのだろうけれども、西東京ではなく東東京の子てな匂いのする、やっぱりかっちょいい兄貴。話を聞いてけば聞くほど、気張ったところを見せない(しかし熱い魂を持つ)自然体の男。確かに酒場に行ったらモテそうだなあ……。

渡辺貞夫『パストラル』『スイス・エアー』、ウィルヘルム・ライヒ(片岡啓治)『性道徳の出現』(情況出版)、竹中労『自由への証言』(エスプロ出版)購入。