土曜日。
酒場を抜け出し何とか始発で帰り、ひとまず仮眠。起きると二日酔いの気休めにフリスクを多めに飲み、昭和女子大人見記念講堂へ急ぐ。そんなオレが行ってもいいのか、ほぼ日刊イトイ新聞プレゼンツの吉本隆明講演会「ほぼ日10周年記念企画 芸術言語論-沈黙から芸術まで-」。何とかオープニングのビデオの途中には間に合い、席に着く。
14時10分頃に講演が始まり、「1時間半で終わらせる」と言っていたはずなのだが、糸井さんが声をかけ終了したのが17時過ぎ。ほぼ3時間、文字通り止まらない吉本隆明。聴衆に向ける視線がどんどん上がっていき、ついに終盤には何かに祈りを捧げているかのように、光に向かって顔を上げ、ただひたすら話し続ける吉本隆明。そして完全に「沈黙」してしまう吉本隆明。その「沈黙」を、物音を立てないように「聴き入る」聴衆。
メモを取りながら聴いている人も少なくなかったけれども、講演もまたライブなのだ。やっぱりDon't think.FEEL!ですよ、たぶん。
酒場を抜け出し何とか始発で帰り、ひとまず仮眠。起きると二日酔いの気休めにフリスクを多めに飲み、昭和女子大人見記念講堂へ急ぐ。そんなオレが行ってもいいのか、ほぼ日刊イトイ新聞プレゼンツの吉本隆明講演会「ほぼ日10周年記念企画 芸術言語論-沈黙から芸術まで-」。何とかオープニングのビデオの途中には間に合い、席に着く。
14時10分頃に講演が始まり、「1時間半で終わらせる」と言っていたはずなのだが、糸井さんが声をかけ終了したのが17時過ぎ。ほぼ3時間、文字通り止まらない吉本隆明。聴衆に向ける視線がどんどん上がっていき、ついに終盤には何かに祈りを捧げているかのように、光に向かって顔を上げ、ただひたすら話し続ける吉本隆明。そして完全に「沈黙」してしまう吉本隆明。その「沈黙」を、物音を立てないように「聴き入る」聴衆。
メモを取りながら聴いている人も少なくなかったけれども、講演もまたライブなのだ。やっぱりDon't think.FEEL!ですよ、たぶん。