徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

ライブ/芸術言語論-沈黙から芸術まで-

2008-07-20 02:11:31 | Works
土曜日。
酒場を抜け出し何とか始発で帰り、ひとまず仮眠。起きると二日酔いの気休めにフリスクを多めに飲み、昭和女子大人見記念講堂へ急ぐ。そんなオレが行ってもいいのか、ほぼ日刊イトイ新聞プレゼンツの吉本隆明講演会「ほぼ日10周年記念企画 芸術言語論-沈黙から芸術まで-」。何とかオープニングのビデオの途中には間に合い、席に着く。
14時10分頃に講演が始まり、「1時間半で終わらせる」と言っていたはずなのだが、糸井さんが声をかけ終了したのが17時過ぎ。ほぼ3時間、文字通り止まらない吉本隆明。聴衆に向ける視線がどんどん上がっていき、ついに終盤には何かに祈りを捧げているかのように、光に向かって顔を上げ、ただひたすら話し続ける吉本隆明。そして完全に「沈黙」してしまう吉本隆明。その「沈黙」を、物音を立てないように「聴き入る」聴衆。
メモを取りながら聴いている人も少なくなかったけれども、講演もまたライブなのだ。やっぱりDon't think.FEEL!ですよ、たぶん。

拓郎読本など

2008-07-20 01:32:04 | Works
金曜日。
音楽出版社から「吉田拓郎読本」到着。渡さん読本に続き、拓郎さん読本にも参加させていただけたのは光栄なのだが、こんなに扱いが大きくなってるとは思わなかったス。70年代のフォーク系雑誌風な編集。

夕方から自由国民社で書籍の打ち合わせ。古矢さんとも久しぶりに会う。てか大越さん、古矢さん、オレと、揃いも揃って拓郎さん読本執筆者なのだけれども、案の定古矢さんから辛辣に嫌味を言われる。相変わらずだなァと思いつつも、まあ年季の入った、ガチンコな拓郎ファンである2人からしたら僭越なのは判っているんですけど…。テープの仕分け後、高田馬場で酒。今回の書籍は秋ぐらいに刊行予定の模様。

逗子在住の大越さんとは早めに別れ(それでも焼酎は3本空けた)、ライターの畠山さんからライブのお誘いを受けているという古矢さんに付いて、新大久保のEARTHDOMへ。すっかりライブも終わってしまっていたのだが(ブルースビンボーズか…観たかった…)、しばらくEARTHDOMで飲んだ後、新宿へ流れギャーテーズのメンバーの皆さんやらスタッフの皆さんやらと3時ぐらいまで酒(途中で脱出)。トシさん(石塚俊明さん)!もいらしたのだが残念ながらあまり話はできず。何が何だか、久々にぐだぐだ、そしてデストロイ。