徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

志の問題/第18節新潟戦

2008-07-22 23:58:46 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
日曜日。
日本平で「清水対新潟」戦。
早めにスタジアムに到着して、まずは滅多に買わないプレイヤーズTシャツを買う。反町許すまじということで、今日はアオでしょ。
この日はいろいろあった。
まずプリンスリーグ1部昇格という至上命令を何とか果たした大榎監督以下、プレーヤーの激励。

続いて、実はちょっとだけ楽しみだった「Jリーグウイニングイレブン2008 クラブチャンピオンシップ」のオレンジダービー決勝戦。清水・新潟サポがウイイレ対決し、3-1で順当に圧勝。

さらに続いて北京五輪代表に選出されたオカ、ホンタク、海人の五輪壮行会。


札幌戦△、神戸戦△、そして川崎戦●、さらにアオの五輪代表落選?と悪い空気が漂っているとはとても思えない雰囲気である。

思えばこれまでの健太エスパルスで観ていて一番楽しかった時期というのは、2005年の兵働涙の天皇杯から翌2006年シーズンの日本平でのガンバ戦戦あたりだったと思う。今でもよーく覚えているが、シジクレイを振り切った衝撃のヤジゴールのガンバ戦終了後に健太にあからさまに罵詈雑言を浴びせかける訳知り顔のおっさんがいた。やはり、その当時でもまだ彼らを信じている人はそれほど多くなかったのだと思う。何にも理解しようとしない人は少なくなかったのだ。その後の好成績は、その時点である程度予測できていたのに、である。
彼らのメッセージを受け取り、理解し、信じることが楽しい時期がある。それが2006年の春のことで、今もまた、そんな時期なのではないかと思うのだ。
人はだんだんとしか成長できないし、某クラブのように外国人ストライカーという「ドーピング」を使うことなく、清水はだんだんと成長することを選択してしまったのだから、そのだんだんの中には、今回のような状態に陥ることだってあるはずなのだ。その途中で止めてしまうことは簡単だ。しかし止めてしまうということは取り返しのつかないことでもある。
これはコンセプトと志の問題なのだ。
ということで、前置きが長くなってしまったが新潟戦。自らの現在地をようやく証明してみせてくれたような完勝だった。
しかし、自らを証明する戦いは続く。
次は27日、NACK5で大宮戦。

さらにその次に大一番が待っている。