徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

魚さん

2005-08-12 02:24:47 | LB中洲通信2004~2010
夕方にかけてR25の企画作成。ツー・スリーの入江と電話で再度打ち合せ。

10月号。17時過ぎから千駄ヶ谷で日本を代表するキーボーディストであり、アレンジャーである、MOGAMIの細海魚さんのコメント取材。この後、魚さんは打ち合せがあるということで神社近くのカフェへ。以前CHABOさんの取材で使わせてもらったことのある喫茶店がなくなっていて(魚さんも)驚く。あの辺もチェーン店ばっかり。
文さん同様、失礼ながらプロフィール的な話題をきっかけに最近の活動までお話を伺う。魚さん、仕事やり過ぎ。結局1時間ほどお付き合いしていただいた。ありがとうございます。

ということでまた『不滅の男 エンケン対日本武道館』の試写には行けませんでした。本当に行けるのか、オレは。

miles davis『the new miles davis quintet』、miles davis featuring sonny rollins『dig』購入。

段取り

2005-08-10 06:29:49 | LB中洲通信2004~2010
10月号。ツー・スリーの金井君からメールしてもらったPDFを見ながらサムネイルを書き起こし、特集の構成を煮詰める(今回はLB特集にしては情報が多い)。

グルーヴァーズの藤井一彦さんからメールが来る。これでTHE MOGAMIのメンバー全員ととりあえず連絡が取れた。重複せずにスケジュールを組ませていただいたので、明日より連日コメント取り(予定…おそらく)。
SIONさんと松田文さんのテープ起こしも到着したので、取材と同時進行で原稿作成。

BLUES!ホーンズ大作戦(8月6日)

2005-08-07 23:07:08 | Music
新宿PIT INNで梅津和時 プチ大仕事2005 part2 BLUES!ホーンズ大作戦(新宿 PIT INN 40th Anniversary Special Vol.18)。メンバーは梅津和時(Sax/Cl)吾妻光良(Vo/G)、長見順(Vo/G)、GAMO(Sax)、北原雅彦(Tb)、牧裕(B)、岡地曙裕(Ds)。

プチ大仕事2005 part2もオーラス。PIT INNもフルハウス状態で「気分の悪い人はビルの外で休憩を」のアナウンス。このフレーズは梅津さんと吾妻さんのMCのネタとしてずっと使われた。1時間を2セット。アンコールではホーンズ&吾妻さんが客席を練り歩き、北原さんもトロンボーンをぶんぶん振り回す。

誰か、セットリストを……。

(8月9日追記)
YMさん、セットリスト情報ありがとうございました。

#36 田名部・高野連参事

2005-08-06 17:59:49 | 暴言・失言・珍言備忘録
「原爆は広島だけのこと。この場でみんなを巻き込むのは良くない」田名部和裕・高野連参事

<第87回全国高校野球選手権大会に出場する広島代表の高陽東が、6日午前8時15分の原爆投下時刻を前に、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で、開会式に備えて集合した他の48チームの選手たちに黙とうを提案しようとしたところ、日本高校野球連盟の関係者に止められ、同校ナインだけで黙とうした。学校側は前日までに大会本部などの了承を得ていたという。>毎日新聞

高野連の「行事」としての言い分は概ね筋が通っていると思うのだが、これはちょっとどうか。それとも毎日はこの珍言を強調したかったのか。
ま、終戦60年に相応しい話題ですね。

(8月7日追記)
<毎日新聞大阪本社代表室の話 田名部参事が会見で否定した発言は、関係者の話を基に記事にしました。田名部氏に直接、取材したものではありませんでした。>
黙とう:甲子園での提案制止で田名部・高野連参事会見

有耶無耶で終わりそ。センバツどうすんの?とか。

文さん

2005-08-05 01:42:51 | LB中洲通信2004~2010
16時、カメラマンの名和さんからSIONさんのベタ焼きを受け取り、THE MOGAMIの松田文さん取材。まずは待ち合わせ場所からほど近い場所で撮影。

そして喫茶店に移り、インタビュー。
実は前日まで必死に文さんの情報を調べてみたのだけれども、あまりに情報が少なく、失礼だとは思いつつ、思い切ってプロフィール的な内容から質問してみることにした。結論から言うと情報が少ないのは文さんが意図的にそうしているのだという。ということで、かなりレアな松田文さんインタビューになったのではないかと思う。
文さんがかつて松村雄策さんのバンドに参加していたという、個人的にはかなり驚愕の事実も知ることができたのだけれども(レコード持ってる)、他の人が驚愕するかどうかはわからない。だって古いもん……。70年代はまだまだ奥深いですな。

1時間ほど話を伺ったあと、近くの居酒屋へ移動。鶴山さんも交えて23時近くまで飲む。うりきち日記のまんまの、深く、愉快な人でした。

Shinji Koyanagi(waltz elegy)『デモとジョークの真実2』(&ライター付き)購入。Fさんご丁寧にありがとう。

手紙

2005-08-02 20:51:39 | LB中洲通信2004~2010
博多での取材で出会ったカメラマン川井聡さんから手紙を頂く。
川井さんは黒田征太郎さんを追いかけているカメラマンで、手紙は川井さんが撮影した長崎での黒田さんと古謝美佐子さんのPIKADONイベントの模様を貼り合わせたレポート。

ありがとうございました。

リンダその後

2005-08-02 20:43:20 | Movie/Theater
大入りだそうです。山下敦弘監督、Fさん、Kさんおめでとう。
そして公開2ヶ月前に大々的に特集(一応完売ですが、問い合わせてみればいいことあるかもしれません)。大入りで良かった……。向井康介さんと山本浩司さんを取材できなかったのは後悔。

まだ観てない人はスクリーンで観られるうちに観た方がいいスよ。

赤いからす(8月1日)

2005-08-02 20:15:14 | Music
ツー・スリーでLB最新号を受け取り、吉祥寺へ。
赤いからすで『GATE ONE CD発売記念LIVE』。メンバーは梶原まり子(vo)、橋本信二(gt)、福田重男(p)、小杉敏(b)、小泉高之(dr)+トオイダイスケ(b)。とりあえずボトル1本。レコ発なのに店内もほぼGATE ONE関係者で埋まる。「あれだけ店が広いといいね~」ということでライブ後、橋本さんたちと居酒屋で始発まで。確かに赤いからすはフリーで入りやすいし、観やすかった(呑みやすかった?)。しかし、ま、GATE ONEはGATE ONEのスペースの良さがある。

紀尾井ホール本番

2005-08-01 03:05:43 | Music
紀尾井ホールで本田竹広ピアノリサイタル。
昨年の夏からLBで連載してきた「本田丸」もひとまず目標の港に辿り着いたということになる。

昨年、春に初めて本田さんにお会いして、マネージャーの田村さんから紀尾井ホールでのリサイタル計画を教えられ、何だかよくわからないまま実行委員なるものに名を連ねてから1年。デジカメラマンデビューした本田竹広ファンクラブ結成式からきっかり1年である。
15時に袴田さんと待ち合わせをして、楽屋を訪ね本番前の本田さんを撮影。今日は産経新聞やテレビ岩手のテレビカメラの取材等も入っている。
「軽く、おめでとうだなんて言わないでよ~」
喫煙室で、ファンクラブ事務局長でリサイタルの統括責任者の尾崎さんはそう言った。控え室から本田さんの雄叫びが幾度も聞こえて来る。
「本番に強い人だから……」
今日のリサイタルをレコーディングするテイチクの野口さんはそう言った。クラシックのCD制作にまつわる苦労をちょっとだけ聞いた。今回は一発勝負。

【本田竹広ピアノリサイタル セットリスト】
第一部
①ベートーベン『月光』
②シリウス~アフリカの風
第二部
③amazing little dream
④eu ti amor
⑤get up
アンコール
⑦ふるさと~宮古高校校歌

結果から言えば、リサイタル前に骨折等のトラブルが多かったため、直前になって当初の<本田竹広のクラシックピアノリサイタル>というコンセプトからは軌道修正さぜるを得なかったようだが、内容的には本田竹広のこの1年間を表現し切った1時間30分あまりの公演だったと思う(オンリークラシックを期待した人にはゴメンナサイだろうが)。いつ、本田さんがその決断をしたのかはわからない。また今詮索するものでもないだろう。個人的には濃密なピアノソロのeu ti amorを聴かせてくれただけでも満足なんだけど。

公演終了後、隣のホテルニューオータニで「本田竹広・リサイタルと60歳を祝う会」が催された。出演は峰厚介、福村博、米木康志、橋本信二、梶原まり子、荒武裕一郎、小澤敏也、望月英明、大島洋、後藤篤、中村恵介、宇川彩子、そして本田珠也等々、縁のミュージシャンたち。本田さんの顔も紀尾井ホールの本番前と比較すると驚くほど柔和になって(あんな本田さんは初めて見た)、ハッピーなパーティになったと思う。最後の『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』は最高ス。

実行委員、関係者の皆さん、そして本田さん、尾崎さん、田村さんに心からおめでとうと言いたい。航海はまだ続くよ~。

今回のレポートはLB10月号にて拡大版で掲載予定。