徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

お別れ

2006-01-12 04:47:09 | 素日記
10時より船橋で、社長の告別式。棺に納められた、十数年前に会社で見ていたはずのチェックのジャケットを見ていたら涙腺が緩んだ。11時30分、思いは尽きないが、最期のお別れ。ありがとうございました。それしか頭に浮かんで来なかった。

進藤康太郎様のご冥福をお祈りいたします。

サッカー(1月10日)

2006-01-12 04:36:18 | LB中洲通信2004~2010
祐天寺でフリーアナウンサーの倉敷保雄さんを取材。
倉敷さんとは『少林サッカー完全読本』(ぴあ刊)以来だから、最初に取材したのは前回2002年の日韓大会。それから4年、今年はドイツ大会が開かれる。今回のテーマは「代表とは何か」。98年から2002年、そして2006年と日本人と代表チームの関係の移り変わり。そしてこれからの日本サッカー。

18時、船橋へ向かい、社長のお通夜。こんな時でないと会えなかったかもしれない懐かしい人たちがたくさんいた。そして新入社員だった頃を思い出した。

野球(1月9日)

2006-01-12 04:28:03 | LB中洲通信2004~2010
池袋で野球アナリストの小関順二さんを取材。
『プロ野球問題だらけの12球団 2005年版』(草思社)の中では、「打倒アメリカこそ日本のプロ野球の生きる道だと信じ、野球がインターナショナルスポーツになるためには、アメリカの独り勝ちや、人材が一極に集中するシステムはマイナス要因だとも思っている」と書く、小関さんのワールドベースボールクラシックの思い、そして展望。本気で勝ちに来ているとも取れるメジャー主導の運営の問題点や松井、井口と離脱者が続いた最強野球日本代表は果たして勝てるのか。サッカー>野球なオレだが、3月がかなり楽しみになってきた。

この日の午前中、ツー・スリーの出田さんより連絡があり、この世界に入るきっかけを作っていただいた編集プロダクションの社長が亡くなられたことを伝えられる。

2月号発送

2006-01-06 23:08:27 | LB中洲通信2004~2010
LB2月号特集「かっこいい女」到着です。年始を挟んだので遅くなってしまいましたが、定期購読者の皆様、ご協力者の皆様にも数日中には届くと思います。
片桐はいりさん、おおくぼひさこさん、木村万里さん、VOJAコーラスアカデミーの皆さん、本田珠也さんありがとうございました。

3月号もアポもちょっとだけ進行。

江戸のランキング

2006-01-06 22:48:27 | LB中洲通信2004~2010
沼袋のご自宅で作家の石川英輔さん取材。石川さんが書かれた『大江戸番付事情』を中心に、江戸の庶民が楽しんだ様々な「番付」についてお話をいただく。料理茶屋から神社仏閣、山、橋、祭り、そして開国で得する人・損する人などを相撲番付の形式でランキング化する江戸っ子たち。話は広がり、太平の時代を生きるバイタリティに溢れる人々の暮らしまで。
ランキング化を楽しむ日本人の姿はスポーツの代表選手選考に一喜一憂(怒?)する姿にも通じるかも、ということで今回取材をお願いした。

取材後、茗荷谷の窪町東公園にあるカイザースラウテルン広場でオブジェを撮影。オブジェはなかなかのものだったが、窪町東公園も素っ気無いネーミングのわりには細長く面白い作り。明るいうちにもう一度行ってみたら面白いかも。ただしホームレスさんの物置き風情もちらほら。

仕事初め

2006-01-05 23:48:28 | LB中洲通信2004~2010
あけましておめでとうございます。

今日からぼちぼち仕事。
LB3月号の特集としてフリーアナの倉敷保雄さんと野球評論家の小関順二さんにアポイント。「お忙しいところ申し訳ありませんが……」に対して倉敷さんは「意外とそんなことないすよ~」と快諾していただく。小関さんはツー・スリーの出田さんとの関係もあり、LBの存在自体もご存知でこれまた快諾をいただき取材決定。さすが野球狂の絆。ちなみにツー・スリーは本格的にホームページ発進
今回のテーマは「日本人と代表(仮)」。明日からほぼ毎日取材。

年末年始から時代劇づいているので(『新選組!! 土方歳三最期の一日』にはちょっと感動した)、夜はスカパーで始まった大河ドラマ『翔ぶが如く』第一回。押入れにしまってあった司馬遼の原作やら、子母沢寛の『新撰組始末記』を引っ張り出す。

元旦その2

2006-01-02 18:02:35 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
寝たのは5時過ぎだったか8時前にはきっちり起きた。フジの爆笑ヒットパレード。元旦の午前中のグダグダ感を味わうにはこの番組が一番。

13時に家を出て、国立競技場へ向かう。天皇杯決勝、浦和レッズ対清水エスパルス。斎藤君に取ってもらったチケットは23ゲートで思いっきりレッズサイドだった。2年前の駒場でのナビスコカップが蘇える。嫌な予感。後半からは清水側の自由席へ移動。ゲートでは関西弁のおっさんが「何でチケット持ってるのに通路に座らなきゃならないのか、自由席を詰めろ」というようなことを主張して警備員に詰め寄っていた。そんなに座りたかったら指定買えばよかったのに。スタンド最上段まで登り、柵に掴まって観戦する。結果は2点差から市川のゴールで一矢報いたものの、数多くのチャンスに決めきれず敗退。現時点でのクラブ、チームの熟成度という意味でやはり差があった。ギドの言う通り、今回の天皇杯は「マリッチのための大会」だったのだろう。
しかし、清水は「意外なほど積極的に前へ出た」わけでも、「予想していた以上に攻撃的なサッカーを見せた」わけでもない。シーズン終盤から天皇杯にかけての清水の戦いを見ていれば、そんなことは書けないだろう。要するに元川某や前島某は見えていないとしか思えない。清水エスパルスはこれからも無知と不理解とイメージと戦い続ける。

浦和が優勝したおかげでwスムーズに国立を出て、大した混雑も遭わずに新宿へ。斎藤君と居酒屋で酒。ジェフサポの斎藤君は「リスクチャレンジが足りない」「攻撃バリエーションが少ない」「DFを崩す動きがない」と相変らず辛辣な批判。はいはい、はいはい。オシム信者でもある彼にとっては物足りなさを感じるのも仕方がないだろう。しかしオレたちはまだ始まったばかり。この敗戦が成長の糧になればいい……。

鍋をつつきながら焼酎ボトル3本。斎藤君は途中でご帰宅、気がついたら店で寝ていた。元旦から始発ですか、オレ。やっぱり悔しいなあ。

元旦その1

2006-01-02 16:58:31 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
兵働「パスは出せるけどやっぱりドリブルないとどうしても相手に構えられるし、コース消されるし。もうちょっとドリブル仕掛けた方が相手としても怖いと思うし。」(Sの極み 1月1日付)

枝村「自分の持ち味を出せたのは、数えても2、3回とか、いつもよりは少なかった。いつもなら自分たちももっと良いサッカーができる。まだまだなんだと思う。」(J's GOAL 1月1日付)

和道「前半は、いつもよりつなぎの部分がなくて長いボールが多かったという気がしたので、ハーフタイムにそういう話をしていたが、なかなか最後まで良いテンポではいかなかった。」(J's GOAL 1月1日付)

岡崎「レッズの嬉しそうな顔とか見てるとやっぱり悔しかったし、そういう点ではやっぱりホントに悔しさと課題だけが残ったので、やるべきことをやらないとと思いました。」(Sの極み 1月1日付)

澤登「やっぱりポンテを最後まで捕まえられなかったのがちょっと痛かったかな。」「ここまでやれたんだっていう自信を持ってね、来シーズンに向けてその自信を持ってってもらいたい。良くやったと思うし。」(Sの極み 1月1日付)

平松「でもまあこういうこともたまにはあった方が良いんじゃないですか?」(Sの極み 1月1日付)※審判への抗議について

元川悦子「浦和がボールをキープし清水が堅守からのカウンターを狙う展開が予想された試合だったが、蓋を開けてみると序盤は意外なほど清水が積極的に前へ出た。」(【第85回天皇杯決勝:浦和 vs 清水 浦和レポート】見せつけた「決定力の差」。2点を死守した浦和が、25年ぶりに天皇杯のタイトルを奪取 J's GOAL 1月1日付)

前島芳雄「清水の選手たちは、前半から浦和が予想していた以上に攻撃的なサッカーを見せた。」「この天皇杯を堅守で勝ち抜いてきた清水」(【第85回天皇杯決勝:浦和 vs 清水 清水レポート】多くのチャンスを生かせず敗戦も、新シーズンに向けて確かな手応え J's GOAL 1月1日付)

湯浅健二「あくまでも互いの積極的な仕掛け合いがぶつかり合いつづけるダイナミックな均衡サッカー。」(湯浅健二のサッカーホームページ 05_天皇杯決勝・・おめでとう浦和レッズ、そしてギド・・You deserved it!・・ 1月2日付)

大場健司「私は準々決勝の戦評で、チームを鼓舞するパフォーマンスをした平松を高く評価した。だからこそ今回は厳しく書かせてもらう」(浦和戦戦評 Sの極み 1月2日付)