数日前、おかあさんは美容院に行きました。
そのお店の何かのセールの抽選で3割引き券が当たっていたので、これを使うために。
せっかくだからパーマをあててイメージチェンジしようかな、と思っていました。以前、肩のあたり前後の毛の長さのときは、カーリーとストレートを交互に、変わった、というのを楽しんでいたのでしたが、昨年の秋にかなりのショートヘアにしたので、以来、あんまり変わり映えしないのです。
でも、この短さでは以前のカーリーみたいなパーマは無理というし、ならばとヘアカラーでイメージチェンジを図りました。今、鏡を見ても、おばさん、いや、おばあさんにしてはかなりの明るめかなぁ、と。
でも、ヘアカラーの間に、持ってきてくれたお料理の本と、婦人雑誌におもしろいことが書いてあって収穫でした。
レシピをコピーしてもらって帰って、早速作って見ました。
もうひとつのおもしろい記事もコピーしてもらえば良かったと今頃になって思っていますが、ちょっとあつかましいかと、遠慮したのでした。
なので、覚えているのはいい加減なものですが。元NHKのアナウンサー 加賀美幸子さんとお医者さんの対談でした。そのお医者さんの名前は忘れましたが、東大で同期だった医師、大井玄さんの著書「痴呆老人は何を見ているか」と言う本に、人とつながりを持っていると認知症にならないと、ある、と。
それから、癌患者に認知症はいない、と。
大井玄さんの著書で「病から詩がうまれる 看取り医がみた幸せと悲哀」、最近読んだ本の中で感銘を受けた1冊でしたから、お名前を見て、なんだか嬉しくなったのでした。
つながっている、ってとても大切なことなのです。向こうは知らなくっても、大井玄さんを知っている、ってうれしくなっちゃうし、ブログやfacebookでもつながっているし、会えなくてもメールや電話でつながっていることもうれしいことです。