ももすけの日記

化粧水のほのとかをりて初化粧
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

シメの手の甲

2023年04月11日 01時00分57秒 | ひとりごと

また転んでしまった。

土曜日、お散歩がてらに近くのスーパーまで。日が長くなったけれど、もう薄暗がりで、前の歩行者信号が点滅しかけたのであわてないで、次にしようと歩いていて!特に段差もなく、フツー、、、なところ、、、

あー、転んでる、、、と思いながらこけた。でも、なぜ、転んだのかわからないまま、転んだ。

人通りは無く、自転車が見ていたはずだけど通り過ぎた。声もかけてほしくはなかったけど、私だったら駆け寄って「大丈夫ですか?」くらい言うけどなあ。

地面にカエルのようにへしゃがった不細工な恰好から立ち上がった。左手を突いたみたいで、左の頬も痛かった。それでも、卵とパンが要るのでスーパーまで歩いて行き、なんとか自宅までひとりで帰れた。

帰って見ると、左の手のひらにへこみがあり、右手の人差し指の爪が割れていた。顔もひりひりしていたけれど外傷は無い。どこにも擦り傷が無かったのが不思議。ズボンをはいていた左ひざが赤くはなっていたが。

お風呂はシャンプーもできたけれど、左手は湯舟につけないでいた。

どうしよう、明日は姉と公園の催しに行く約束をしていたけれど、とても運転できる状態ではない。しかも、火曜日は葛城山のギフチョウ撮影会、カメラも持てそうにない。

夜中痛くて目が覚めた。骨が折れてるようでもないけど、月曜になったら一番に病院に行こうと思った。左手首から肘あたりまで青く内出血、すごい、どうしよう、と。

翌日、日曜の朝、左手のひらのへこみが2つになり、青あざ。握ったり開いたりは痛くてできないし、手の甲もかなりの腫れ、思わず、シメの手の甲を思い出した。

彼女は若いころはスマートだったけど、中年のころからだんだんと太ってきて手の甲もぷっくりしていた。去年8月、亡くなった。

一昨年は祥子ちゃんの劇的な死があって、その少し前にケイスケも亡くなったと奥さんから連絡があって、年末には、今年は会おうね、と年賀状だけのやりとりだった西川やっこちゃんの喪中はがきが届き、明美ちゃんと私にとって初めてのBFのMIKIはもっと前に亡くなってしまった。みんな同級生。

日曜日は良いお天気で、右手だけで庭の草引きをしながら、亡くなった友達のことを思い出していた。とりわけ、濡れて湿布を貼りかえる度にぷっくら膨らんだ手の甲を見て、シメのことを想った。

何度も何度も、シメのような手の甲を見て、そのたびにシメを思い出しているうちにいつしか痛みが和らいできたのだった。

今朝、病院に行くつもりだったのだけど、湿布だけで良くなってきているので、こんなに急に早くよくなるなんて、ありがたいことだけれど不思議だなと思った。

だんだん、手の甲もしぼんできて(?)すこしさびしいよ、シメちゃん♡