4日目の朝、ジャカルタ⇔デンパサールの航空券、ホテル3泊、日本語を話せるガイドと自動車とそのドライバーのバウチャーを持たせてくれて、おにいちゃんは飛行場まで送ってくれました。
まったくなんの予備知識も持たないまま旅にでてしまったおかあさんでしたが、向こうの空港にはお迎えが来てくれているはずだから、とルンルンで搭乗案内のあった飛行機に、タラップから登るのが楽しくて写真なんか撮ったりして・・・
ご機嫌で窓側の席におとうさんとならんで座っていると、「そこは私の席です!」と現地の女性。
え、もしかしてダブルブッキング?
eチケットの控えでは2人の席が離れていたので、隣り合わせにしてくださいと搭乗カウンターで手書きの変更をしてもらっていました。あの係員が間違えたのだわ、空席があるなら他でもいいけど、、、なんて単純に考えていました。
両方のチケットを確認していたスチュワーデス、おかあさんたちのチケットを見て、この便ではないと指摘しました。
空港の係員が来て、また、空港内へ連れて帰ってもらいましたが、搭乗するときに確かにチケットを見せているのだし、出発時刻もほぼそのくらいだし。
搭乗案内の電光掲示板が故障していたらしく、しばらくして本当に乗るべき便名の表示があり、アナウンスも確認、1時間くらいのディレイです。
間違って乗っていた飛行機の席がもともと空席であったなら、、、そのままどこかの島にでも行って、この後のバリツアーはどうなっていたことか、と思うとおかしくてたまりません。
まぁ、ともかく、めでたく目的地に到着でき、お迎えのガイドさんとも遭遇することができました。
まず昼食は、並んでいる箱の中にいる採れとれ魚を選んで焼いてもらい、ビールはビンタン!
屋内でも食べられるのでしたが、わざわざ暑い砂浜で。パラソルがあっても照り返しがきつくて、日焼け止めもサングラスも車に忘れて無防備の失敗でした。でも、風が心地よく、それにお魚は美味しいし、ゆったりと、ああ、バリ島だわぁ、と感激していました。
食中毒というのは同じものを食べた複数の人がなって、一人だけだと食あたりというのだそうです。どうも、、、そのころから、おかあさんのお腹の具合は少し変でした、、、
ゆっくりと昼食を終えて、いったんホテルにチェックイン。
わお、おにいちゃんったら張りこんでくれたんだ、素敵なホテルのしかも大きく海に面したベランダが二方もあるお部屋でした。
夕方からはウルワツ寺院のケチャダンスを見に行きました。
すごい人で、演じる人と見る人が入り混じってしまっています。、キャッキャという猿のような声とお経のような唸り声で圧巻でした。
そしてインド洋に沈む夕日。
そのあと、どこかのレストランで夕食の予定だったのですが、おかあさんは疲れていたのでホテルに帰りました。なにか軽いものでもと庭を散歩しながらレストランを物色。和食もあるのでしたが、外国に来てまでもねぇ、とイタリアン!?
食欲無い、と言いつつ(おかあさんは、食欲無いと言っていてもたいていちゃんと食べます)食べたスパゲティの美味しかったこと。ビンタンビールもおかわりしちゃいました。
並んでいる料理どれもおいしそうですね。
ケチャダンス、演じる人と見る人が一体になっているんですねえ。
夕日綺麗だったでしょう。
ケチャダンスは観客は周りの石段でぐるりと囲んで見るのですが、お客がどんどん増えてきて地べたにまで座り込んでしまっているのでした。
インド洋に沈む夕日、真っ赤かなと想像していたのでしたが、薄い橙色でした。でも、やはり印象的でした。