宇宙エレベータ協会主催の「第5回宇宙エレベーターチャレンジSPEC2013」(8月7日~10日)において、昨年度実現できなかった高度1,200mへのバーティカルテザーの展開に成功、その上を1km以上の位置まで安全に昇降するクライマー走行が行われた。
同時に、低高度テザーと高高度テザーの同時運用、MP(Measurement Payload:計測ペイロード)による昇降データの獲得、油圧ブレーキを使ったワインダーの操作など、当初課題としていた全ての項目を実施できた。
また、チャレンジ実施期間4日間に加え準備/撤収を含めた8日間にわたり、全ての作業や昇降が安全に実施され、100%の成功と言って良い成果を上げた。