世界各国の天文学者が参加する国際プロジェクト「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)」は、2019年、遠く離れた銀河にあるブラックホールの撮影に史上初めて成功たが、今回、新たに太陽系を含む天の川銀河の中心にある超大質量ブラックホール「いて座Aスター」の姿を初めて捉えた画像を公開した。
いて座Aスターは、太陽の400万倍もの質量を持つが、ブラックホールは光を全く発しないため、画像は、いて座Aスター自体ではなく、それを取り囲むガスが放つ光。
画像は、80か国300人以上の研究者が5年以上かけて作成した。