1月の楽しみといえば、初詣
去年から初詣を言い訳に旅行に行くことが楽しみと化していますが
この前本屋さんでこんな本を購入したのでご紹介します。
049 鉄道が変えた社寺参詣 交通新聞社オンラインショップ
HPでも人気商品の文字が躍っているだけあって売れてるらしいです。
交通新聞社新書といえば振子気動車に懸けた男たちがとてもいい本なので全力でお勧めしたいのですが、同じくらいいい本に出会えたなと感じた一冊でした。
あまり言いたくないのですが、鉄道系の新書の中には図鑑スタイルで写真や図を多用したほう方が読みやすいのに文章形式で停車駅をひたすら書き連ねるひっでぇ本もあるもんで…
あまりネタバレになるとあれなのであらすじに書いてある程度の言及に留めますが、かなり興味深い内容です。
文章も堅苦しくなく専門知識がなくてもわかりやすく読める構成になっていて気軽に読めるのも素晴らしいです。
さて、皆さんは初詣に行ったでしょうか?
初詣ってお寺に行くべきなのか、神社に行くべきなのか、たくさん行ってもいいのか、まず最初は氏神様にご挨拶すべきなのか…?
色々よくわからなくてググッてみるというのは私だけではないはずです。
しかし、この初詣というのはここ100年ちょっとの間に築き上げられた、かなり新しい文化だと言うのです。
そしてその文化を生み出したのが、タイトルにある通り鉄道だと言うのです。
言ってしまえば、製菓会社が広めたバレンタインやディズニーが広めたハロウィンなどと同じ部類というわけですね、マジかよwwと思う人の方が多いと思います。
元々初観音や十日戎などの文化はあったものの元日から初詣と称して社寺に出向くことはなかったそうです。
今でもそうですが大晦日は年末の決算の集大成で自営業の方は物凄く忙しい時期、元日は昼まで寝てたいもんです。
しかし次第に時代は変わっていき、お正月はゆっくり過ごせるサラリーマン(新中間層)の方が増えてきた時代でした。
その暇してそうな層に目をつけたのが冬は暇すぎてお客を呼び込みたい鉄道会社。かしこい。
そんなこんなで初詣文化を根付かせた鉄道、京急のルーツが川崎大師参拝のための路線というのは聞いたことがあるかもしれません。
ただ、いくら昔の人でも信仰心だけでクソ寒い時期にお参りに行きたがるもんでしょうか?
昔も今も庶民の楽しみは大きくは変わっていません。
非日常な小旅行、賑わう出店、きっぷはオトクに値引きされてオマケもついてくる大盤振る舞い、ついでにお参りすればご利益も授かれるだろうとなれば行ってみるかとなるわけです。
思考回路自体は今の私たちと大きく変わってないのがわかるかと思います。
すなわち初詣というのは鉄道会社が始めたキャンペーンなので厳密なルールとかもないですし、あえて言うなら車じゃなくて電車を使えば構わないお寺でも神社でもどんどん行けってことなんですね。
そう考えると私の初詣行きまくりスタイルはどちらかと言えば本来の初詣の趣旨に沿ったものなのかもしれません。
この他にも、旧暦と新暦の絡みの話、恵方参りの文化、社寺で年越しをする二年参りなど興味深い内容となっています。是非読んでみてください。
049 鉄道が変えた社寺参詣 交通新聞社オンラインショップ
去年から始めた初詣
折角なのでまとめてみたいと思います
1/1 伏見稲荷大社(奈良線 稲荷駅/京阪本線 伏見稲荷駅)
伏見稲荷駅の改札のとこにある千本いなりってお店がおいしい
1/12 金刀比羅宮(土讃線 琴平駅/ことでん琴平線 琴電琴平駅)
階段がしんどいですが景色は最高
1/21 石清水八幡宮(京阪鋼索線 男山山上駅)
駅からケーブルでダイレクトにいけるのは便利だし楽しいですよね。
そして今年
1/2 善通寺(土讃線 善通寺駅)
古風な駅舎が素敵、昔は琴平参宮電鉄という競合が善通寺赤門前駅に通じていました。
1/2 金刀比羅宮(土讃線 琴平駅/ことでん琴平線 琴電琴平駅)
去年いって素晴らしかったのでリピート、三箇日は流石に賑わっていてよかったです。
1/3 薬王寺(牟岐線 日和佐駅)
列車に乗るついでみたいな感じで行くことに決めたというアレ
温泉もあるし道の駅もあるしいいよね。
1/6 伏見稲荷大社(奈良線 稲荷駅/京阪本線 伏見稲荷駅)
こちらは気軽にいける距離なので今年も行ってみました。
いなりずしを食べるために。
1/8 谷汲山華厳寺(樽見鉄道 谷汲口駅)
やっぱり温泉があるのがいいですよね。
ついこないだ記事にしたばかりですが、ここの初詣にはかつて名鉄谷汲線が活躍していました。
1/12 近江神宮(京阪石山坂本線 近江神宮前)
ちはやふるで有名な近江神宮、始めてきましたが朱が映えて素敵でした。
1/14 長田神社(神戸市営地下鉄山手線 長田駅/神戸高速鉄道 高速長田駅)
神社自体は小ぶりでしたが、参道に沿って商店街が成立しているのが面白いなと思いました。
以前神戸市営地下鉄に乗ったときに「長田(長田神社前)」と駅名標にあったのが気になってきてみました。
長田神社の前というより、長田神社参道入口の「長田神社前」という場所なんだなって感じがしました(日本語難しい)
1/18 伊勢神宮外宮・内宮(近鉄山田線 伊勢市駅,宇治山田駅/参宮線 伊勢市駅)
何も買わなかったのですが、かの有名なおかげ横丁もある活気のある場所ですよね。
1/18 猿田彦神社(同)
伊勢神宮に行ったときの記事でも書きましたがこっちの方が落ち着いて見られたので好きです。
人混みは頭がいたくなっちゃいますからね。うん…
行き帰りの電車旅を楽しむのが初詣の正しいやり方ですからね、しまかぜ課金はしょうがない。最高でした。
今回企画商品のきっぷで行ったわけではないので貼り紙の紹介だけですが、鉄道会社が割引きっぷを宣伝しておまけもつけちゃうぜと言うのはまさに伝統的な初詣スタイル。
1/25 天橋山智恩寺(京都丹後鉄道 天橋立駅)
三人寄れば文殊の知恵の文殊、と言われる文殊ですがその文殊もたくさんあるらしく日本三大文殊の一つがここらしいです。
残る2つは奈良県桜井市の安倍文殊、山形県高畠町の亀岡文殊らしいです。知らないな…
日本三大なんたらってのは色々ありますが結構な率で3つ目が諸説ありなんですよね、日本三大大仏とか。
核のゴミをおもらししちゃったあの子で有名になっちゃった印象があって若干残念ですが…
1/25 籠神社(同)
お伊勢さんの昔の家ということで雰囲気はすごかったです。厳かな雰囲気でとてもよかったです。
今回行きませんでしたが、傘松公園のさらに上には西国三十三所の一つである成相寺があるみたいです。旗だけ紹介。
なんか今年はたくさん初詣行った気がしますね
(初詣とは何だったのか…)
049 鉄道が変えた社寺参詣 交通新聞社オンラインショップ
取り敢えずこの本はほんと読んでください。おすすめです。
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↑バスの同人誌です。
去年から初詣を言い訳に旅行に行くことが楽しみと化していますが
この前本屋さんでこんな本を購入したのでご紹介します。
049 鉄道が変えた社寺参詣 交通新聞社オンラインショップ
HPでも人気商品の文字が躍っているだけあって売れてるらしいです。
交通新聞社新書といえば振子気動車に懸けた男たちがとてもいい本なので全力でお勧めしたいのですが、同じくらいいい本に出会えたなと感じた一冊でした。
あまり言いたくないのですが、鉄道系の新書の中には図鑑スタイルで写真や図を多用したほう方が読みやすいのに文章形式で停車駅をひたすら書き連ねるひっでぇ本もあるもんで…
あまりネタバレになるとあれなのであらすじに書いてある程度の言及に留めますが、かなり興味深い内容です。
文章も堅苦しくなく専門知識がなくてもわかりやすく読める構成になっていて気軽に読めるのも素晴らしいです。
さて、皆さんは初詣に行ったでしょうか?
初詣ってお寺に行くべきなのか、神社に行くべきなのか、たくさん行ってもいいのか、まず最初は氏神様にご挨拶すべきなのか…?
色々よくわからなくてググッてみるというのは私だけではないはずです。
しかし、この初詣というのはここ100年ちょっとの間に築き上げられた、かなり新しい文化だと言うのです。
そしてその文化を生み出したのが、タイトルにある通り鉄道だと言うのです。
言ってしまえば、製菓会社が広めたバレンタインやディズニーが広めたハロウィンなどと同じ部類というわけですね、マジかよwwと思う人の方が多いと思います。
元々初観音や十日戎などの文化はあったものの元日から初詣と称して社寺に出向くことはなかったそうです。
今でもそうですが大晦日は年末の決算の集大成で自営業の方は物凄く忙しい時期、元日は昼まで寝てたいもんです。
しかし次第に時代は変わっていき、お正月はゆっくり過ごせるサラリーマン(新中間層)の方が増えてきた時代でした。
その暇してそうな層に目をつけたのが冬は暇すぎてお客を呼び込みたい鉄道会社。かしこい。
そんなこんなで初詣文化を根付かせた鉄道、京急のルーツが川崎大師参拝のための路線というのは聞いたことがあるかもしれません。
ただ、いくら昔の人でも信仰心だけでクソ寒い時期にお参りに行きたがるもんでしょうか?
昔も今も庶民の楽しみは大きくは変わっていません。
非日常な小旅行、賑わう出店、きっぷはオトクに値引きされてオマケもついてくる大盤振る舞い、ついでにお参りすればご利益も授かれるだろうとなれば行ってみるかとなるわけです。
思考回路自体は今の私たちと大きく変わってないのがわかるかと思います。
すなわち初詣というのは鉄道会社が始めたキャンペーンなので厳密なルールとかもないですし、あえて言うなら車じゃなくて電車を使えば構わないお寺でも神社でもどんどん行けってことなんですね。
そう考えると私の初詣行きまくりスタイルはどちらかと言えば本来の初詣の趣旨に沿ったものなのかもしれません。
この他にも、旧暦と新暦の絡みの話、恵方参りの文化、社寺で年越しをする二年参りなど興味深い内容となっています。是非読んでみてください。
049 鉄道が変えた社寺参詣 交通新聞社オンラインショップ
去年から始めた初詣
折角なのでまとめてみたいと思います
1/1 伏見稲荷大社(奈良線 稲荷駅/京阪本線 伏見稲荷駅)
伏見稲荷駅の改札のとこにある千本いなりってお店がおいしい
1/12 金刀比羅宮(土讃線 琴平駅/ことでん琴平線 琴電琴平駅)
階段がしんどいですが景色は最高
1/21 石清水八幡宮(京阪鋼索線 男山山上駅)
駅からケーブルでダイレクトにいけるのは便利だし楽しいですよね。
そして今年
1/2 善通寺(土讃線 善通寺駅)
古風な駅舎が素敵、昔は琴平参宮電鉄という競合が善通寺赤門前駅に通じていました。
1/2 金刀比羅宮(土讃線 琴平駅/ことでん琴平線 琴電琴平駅)
去年いって素晴らしかったのでリピート、三箇日は流石に賑わっていてよかったです。
1/3 薬王寺(牟岐線 日和佐駅)
列車に乗るついでみたいな感じで行くことに決めたというアレ
温泉もあるし道の駅もあるしいいよね。
1/6 伏見稲荷大社(奈良線 稲荷駅/京阪本線 伏見稲荷駅)
こちらは気軽にいける距離なので今年も行ってみました。
いなりずしを食べるために。
1/8 谷汲山華厳寺(樽見鉄道 谷汲口駅)
やっぱり温泉があるのがいいですよね。
ついこないだ記事にしたばかりですが、ここの初詣にはかつて名鉄谷汲線が活躍していました。
1/12 近江神宮(京阪石山坂本線 近江神宮前)
ちはやふるで有名な近江神宮、始めてきましたが朱が映えて素敵でした。
1/14 長田神社(神戸市営地下鉄山手線 長田駅/神戸高速鉄道 高速長田駅)
神社自体は小ぶりでしたが、参道に沿って商店街が成立しているのが面白いなと思いました。
以前神戸市営地下鉄に乗ったときに「長田(長田神社前)」と駅名標にあったのが気になってきてみました。
長田神社の前というより、長田神社参道入口の「長田神社前」という場所なんだなって感じがしました(日本語難しい)
1/18 伊勢神宮外宮・内宮(近鉄山田線 伊勢市駅,宇治山田駅/参宮線 伊勢市駅)
何も買わなかったのですが、かの有名なおかげ横丁もある活気のある場所ですよね。
1/18 猿田彦神社(同)
伊勢神宮に行ったときの記事でも書きましたがこっちの方が落ち着いて見られたので好きです。
人混みは頭がいたくなっちゃいますからね。うん…
行き帰りの電車旅を楽しむのが初詣の正しいやり方ですからね、しまかぜ課金はしょうがない。最高でした。
今回企画商品のきっぷで行ったわけではないので貼り紙の紹介だけですが、鉄道会社が割引きっぷを宣伝しておまけもつけちゃうぜと言うのはまさに伝統的な初詣スタイル。
1/25 天橋山智恩寺(京都丹後鉄道 天橋立駅)
三人寄れば文殊の知恵の文殊、と言われる文殊ですがその文殊もたくさんあるらしく日本三大文殊の一つがここらしいです。
残る2つは奈良県桜井市の安倍文殊、山形県高畠町の亀岡文殊らしいです。知らないな…
日本三大なんたらってのは色々ありますが結構な率で3つ目が諸説ありなんですよね、日本三大大仏とか。
核のゴミをおもらししちゃったあの子で有名になっちゃった印象があって若干残念ですが…
1/25 籠神社(同)
お伊勢さんの昔の家ということで雰囲気はすごかったです。厳かな雰囲気でとてもよかったです。
今回行きませんでしたが、傘松公園のさらに上には西国三十三所の一つである成相寺があるみたいです。旗だけ紹介。
なんか今年はたくさん初詣行った気がしますね
(初詣とは何だったのか…)
049 鉄道が変えた社寺参詣 交通新聞社オンラインショップ
取り敢えずこの本はほんと読んでください。おすすめです。
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