経緯についてはある程度前回の記事でお話しした通りですが、おんせん県大分でソロキャンしてきました。
大阪港フェリーターミナルから出港。
隣に止まってるオレンジフェリーと2便目の名門大洋フェリーをダイナミックに眺めつつ旋回して九州へ進路をとります。
夕日に照らされるこの感じ、素敵。
トレードセンター前直結のATC前に止まっているのは太陽に護られて~の歌でおなじみ(?)のさんふらわあ
別府と志布志の2航路がここから出ています。
今回も最安の雑魚寝ではなく、寝台にしました。いいっすねぇ。
フェリー船内は春休みということもあり結構親子連れで混雑していました。
フェリーらしさを感じるニチレイの自販機。
「パパ!この自販機すごい!」
「晩御飯食べれんくなるってママに怒られるから内緒な?」
って感じに続々売れているのが面白かったです。
私も購入しました。出港すぐはレストランが混んでいたのでニチレイハンバーガーで飲むことに。
海上は非常に風が強くとても寒かったのですが、やはり明石海峡大橋通過は外せません。圧巻。
明石海峡を越えて冷えた体を大浴場で温めてからレストランへ向かうと、出港直後より落ち着いていたのでそろそろごはんにします。
船内バイキングは取りすぎちゃったかなという感じでしたが、意外とペロッと食べられました。
さっきハンバーガー食べただろという感じですが、朝パンだけで昼も取ってなかったので全然余裕。
揚げ物類が多い気がしますがこれはこどもの多い時期だからなのか、それとも普段からなのかわかりません。
私は舌が子供っぽいのでどれも「うまい!」と平らげてました。
デザートにはヨーグルトとフルーツ杏仁があるのを見ていたのでどうしようかなぁと取りに行くと、その隣にわらび餅を発見。
これがですね、おいしいんですよ。タピオカ澱粉のあれじゃなく本格的な感じので上品な甘みがあっておいしかったです。
営業終了時刻10分前には食堂のお姉さんが1人1人に「あと10分なのでおかわりあれば今のうちにどうぞ」と声をかけに来ていただけたのが素晴らしいなと感じました。
おいしかったです。また夕食を食べに来たい。
名門大洋フェリーの1便目に乗った人は、翌朝の朝食が無料になるキャンペーンをやっていたのでこちらも食べてきました。
寝起きすぐで食欲がそこまでだったのでコーヒー飲みに来た程度の量ですが、タダでいただけるのはうれしい話です。
前回の記事では小倉港と書いていましたが間違えてました、新門司港に発着してそこから門司・小倉へは無料連絡バスが出ているんでしたね。
小倉港に直付けするのは松山小倉フェリーのほうでしたわ、チケットを購入するまで勘違いしてました。
つまり連絡バスの所要時間を一切考えておらず、にちりん3号に乗れるか怪しい感じでしたがどうにか発車10分前に小倉駅に到着。
小倉駅で急ぎで2枚きっぷを購入。
在来線最高峰の座席、DXグリーンを確保しました。
電動リクライニングでダイナミックに倒れるこのシート、寝るにはいい感じです。
安い例えしかできませんが、ネットカフェとか歯医者の椅子に近い倒れ方をします。
こちらが一般的なグリーン座席。これでも十分豪華ではあるんですけどね。
こちらは同じく1号車にあるグリーン個室。
観光列車を除けば個室を備えた定期特急ってかなり少ないですよね。
東武特急スペーシアやひかりレースター(あれを個室といっていいのか…)くらいでしょうか。
在来線の定期特急列車では間違いなく最高クラスの設備を持っているのがこのクモロ787形だと思うのです。
ちなみにこのグリーン個室、北海道が生んだ大スター大泉洋氏が博多から西鹿児島(現:鹿児島中央)まで乗って大変お気に入りだった「つばめ」で使われていたものです。
新幹線ができるまでつばめ用として活躍していた車両が今では日豊線特急に転用されているわけですが、それでも車内には当時の燕エンブレムが輝いています。
DXグリーン、快適でした。
コンセントがついているのも評価が高いポイントでした。
つばめ!みなさんもどうぞ!
という感じで別府駅まで乗車。
駅構内の案内文にいちいち♨がついているのが面白い駅です。
海側へ散策、別府タワーを眺めつつ歩くこと10分ほど
海門寺温泉に行ってきました。100円で入れる地元の温泉といった感じですがタオルも石鹸も置いてないので自分で持ってくる必要があります。
その後山側へ歩くこと20分ほど。
乗りつぶしオタクの聖地、ラクテンチです。
ここの索道は鉄道事業法に則ったれっきとした路線らしいので、乗りつぶしを極めている人はこれにも乗らなきゃいけないらしいです。
走っているのは生駒ケーブルに似た感じのかわいらしい車両。
元々は乗るつもりで来たのですが、春休みの親子連れでにぎわう中一人遊園地は流石にハードルが高すぎたので引き返しました。
乗りつぶし極めてるわけでもないですし(言い訳)
そんな具合でバスで駅に戻りました。
大分まではわずか10分ですが普通列車の本数が少ないので特急に乗車。
乗車券280円に対して自由席特急券300円。短距離だとお安い特急料金が設定されているのでその点は助かります。
バスで移動すると500円かかる区間なのでそれを考えると早くて安くて快適な手段かなと感じます。
885系のこの座席結構好きなんですよね。
デザイン的でありながらちゃんとクッションが効いてて実用性もばっちりという印象を受けます。
883系だと、デザイン重視で固めの椅子と使いにくい網ポケットがどうしても…
あのミ○キー風のヘッドレストが並ぶ景色も近未来感あって悪くはないんですが。
大分駅に到着、ちょうど特急あそぼーいがいたのでお見送りしてきました。
KUROちゃんが散りばめられていてとてもかわいらしい車体をしています。
この特急あそぼーいに使用されているキハ183系、この解説だけで1記事書けそうな沼が広がっているのでやめときますが…
北海道を駆けた伝説の特急型気動車キハ183系ファミリーのうち唯一道外で活躍するものとなっています。
始めは電車との協調運転を行う機構を備え、オランダ村特急として活躍。
その後職を転々とし、22年で5度の改造を施され現在に至る波乱万丈な特急車です。っょぃ。
815系の並びも見られました。
鹿児島本線を走り回っている813系と比べるとなんかなぁという印象のフロントでしたがこの角度は結構いいですね。
大分駅改札付近にて。KUROちゃんかわいい。
大分県自体は過去に来たことがありますが由布院から別府へ抜けてしまったので県庁所在地に降り立つのは初めてです。
いやぁ、思っていたよりかなり立派な街でびっくりしました。
さて、キャンプをするにあたって足りないものをいろいろと買い揃えてきました。
現地調達するあたりが頭悪いんですよね…次回以降の教訓にしましょう。
今度は由布院に向かうためホームに上がると、え…?
偶然にも、JR九州の豪華クルーズ列車「ななつ星in九州」に遭遇。
まさか見られると思っていなかった車両なので驚きがすごかったです。
とても丁寧に磨かれていますね、すごい。
JR九州を背負う高級列車にもつばめのエンブレムが。
東海道客車特急の頃から大切に守られてきた鉄道におけるつばめの系譜がここに生きているってわけですね。知らんけど。
乗車する特急あそが入線。
ななつ星が磨き上げられすぎていてほぼ鏡ですね。
特急あそに使われているのはJR四国からの貰い物であるキハ185系。
中間車は元々半室グリーン車でしたがモノクラス特急に使用するため、元グリーン車の区画は同じ値段ながらゆったり座席でお得とのことです。
そういう事前情報を知っていたので元グリーンの座席を指定して乗車しました。
伝わるでしょうか、ひざの位置にテーブルの端が来ます。
確かにこれはゆったりとしています。
ただ、広すぎて落ち着かないというのも事実。
特にテーブルを使いたい人はちょっと困るかもです。
ひざの位置にテーブル端が来るので、テーブルの上でお弁当を食べるというのが結構困難です。
私は大分駅の中のから揚げとり天専門店で美味しそうなお弁当を買ってきたのですが、テーブルが離れすぎていたので基本は手に持って食べていました。
このお弁当なんですが、本場大分の駅に入っている専門店というだけあってとてもおいしかったです。
駅弁も旅情があっていいですが、出来立ての揚げ物が温かい状態でいただけるのはいいですよね。
大分駅アミュプラザ1階の「ポッポおじさんの大分からあげ」というお店でほか弁並みのお値段ながらご当地グルメを味わえてとてもよかったです。
由布院駅で降車。目的のキャンプ場の最寄り駅ではないですがバスの本数などの兼ね合いでここの駅からのアクセスが一番よさげなのです。
あくまで乗り換えのためだけに今回はきたわけですが、やっぱりこの湯布院という町は異国風情が漂っていますね。
決して悪い意味をこめるつもりはないですが、体感的には観光客の8割が中国韓国台湾の方々で占められています。
観光バスがたくさん止まっていますが、奇抜な赤色を纏い家康観光などと書かれたのものや現代自動車ユニバースにハングルのラッピングがされたものが非常に多く見られます。
町中の表記もかなり多言語化されており、コンビニの店員さんもアジア系の方を多く見かけました。
地理的な条件からアジア各国に近く、また福岡空港からさほど遠くない温泉街ということで日本人よりも外国人観光客に支持されているんだろうなぁと感じました。
東京、大阪視点で見てしまうとちょっと行きづらい気がしてしまいますが、福岡空港を玄関口としてみると確かに便利です。
これは関空視点で見ると近い白浜あたりと似たものを感じますね。
ちなみに、由布院の2つお隣の湯平駅にはこんな案内の掲出が。
いかに外国人観光客が多いかがよくわかるかと思います。
駅前の通りを歩いていると、馬車が通っていきました。
観光地であるとはいえなかなか普段見られない「車」ですね。
湯布院バスターミナルから黒川温泉、阿蘇経由熊本行きの九州横断バスに乗車。
キャンプ場の最寄りバス停に止まるか確認したかったので、運転手さんに
「このバスって飯田高原に止まりますか?」
と聞いてみました。
普通に考えて飯田高原なんて特に難読地名でもないわけですが…
「あー、いいだじゃなくてはんだこうげんですね。止まりますよ。」
とのこと。
いや、さすがに読めませんって。
車内でお支払いと思っていたのですが、時間がまだあるのでバスターミナル内できっぷを買うよう案内を受け手書きの乗車券を購入。
バスの乗車券なので降車時には回収されてしまいますが、こういう各社独自のスタイルの補充券っていいですよね。
ターミナルのきっぷ売り場は路線の運行会社にかかわらず亀の井バスが請け負っているみたいで、乗るバスは九州産交バスながらこういうきっぷになりました。
やまなみハイウェイを進み、バスに揺られること約40分。
視界が開けてくるとそろそろ飯田高原です。
雄大な高原の途中でバスを降ります。
なんというか、日本にもこんな景色あったんだという感じの原風景を感じられます。
次回、飯田高原でのキャンプ!
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↑バスの同人誌です。
大阪港フェリーターミナルから出港。
隣に止まってるオレンジフェリーと2便目の名門大洋フェリーをダイナミックに眺めつつ旋回して九州へ進路をとります。
夕日に照らされるこの感じ、素敵。
トレードセンター前直結のATC前に止まっているのは太陽に護られて~の歌でおなじみ(?)のさんふらわあ
別府と志布志の2航路がここから出ています。
今回も最安の雑魚寝ではなく、寝台にしました。いいっすねぇ。
フェリー船内は春休みということもあり結構親子連れで混雑していました。
フェリーらしさを感じるニチレイの自販機。
「パパ!この自販機すごい!」
「晩御飯食べれんくなるってママに怒られるから内緒な?」
って感じに続々売れているのが面白かったです。
私も購入しました。出港すぐはレストランが混んでいたのでニチレイハンバーガーで飲むことに。
海上は非常に風が強くとても寒かったのですが、やはり明石海峡大橋通過は外せません。圧巻。
明石海峡を越えて冷えた体を大浴場で温めてからレストランへ向かうと、出港直後より落ち着いていたのでそろそろごはんにします。
船内バイキングは取りすぎちゃったかなという感じでしたが、意外とペロッと食べられました。
さっきハンバーガー食べただろという感じですが、朝パンだけで昼も取ってなかったので全然余裕。
揚げ物類が多い気がしますがこれはこどもの多い時期だからなのか、それとも普段からなのかわかりません。
私は舌が子供っぽいのでどれも「うまい!」と平らげてました。
デザートにはヨーグルトとフルーツ杏仁があるのを見ていたのでどうしようかなぁと取りに行くと、その隣にわらび餅を発見。
これがですね、おいしいんですよ。タピオカ澱粉のあれじゃなく本格的な感じので上品な甘みがあっておいしかったです。
営業終了時刻10分前には食堂のお姉さんが1人1人に「あと10分なのでおかわりあれば今のうちにどうぞ」と声をかけに来ていただけたのが素晴らしいなと感じました。
おいしかったです。また夕食を食べに来たい。
名門大洋フェリーの1便目に乗った人は、翌朝の朝食が無料になるキャンペーンをやっていたのでこちらも食べてきました。
寝起きすぐで食欲がそこまでだったのでコーヒー飲みに来た程度の量ですが、タダでいただけるのはうれしい話です。
前回の記事では小倉港と書いていましたが間違えてました、新門司港に発着してそこから門司・小倉へは無料連絡バスが出ているんでしたね。
小倉港に直付けするのは松山小倉フェリーのほうでしたわ、チケットを購入するまで勘違いしてました。
つまり連絡バスの所要時間を一切考えておらず、にちりん3号に乗れるか怪しい感じでしたがどうにか発車10分前に小倉駅に到着。
小倉駅で急ぎで2枚きっぷを購入。
在来線最高峰の座席、DXグリーンを確保しました。
電動リクライニングでダイナミックに倒れるこのシート、寝るにはいい感じです。
安い例えしかできませんが、ネットカフェとか歯医者の椅子に近い倒れ方をします。
こちらが一般的なグリーン座席。これでも十分豪華ではあるんですけどね。
こちらは同じく1号車にあるグリーン個室。
観光列車を除けば個室を備えた定期特急ってかなり少ないですよね。
東武特急スペーシアやひかりレースター(あれを個室といっていいのか…)くらいでしょうか。
在来線の定期特急列車では間違いなく最高クラスの設備を持っているのがこのクモロ787形だと思うのです。
ちなみにこのグリーン個室、北海道が生んだ大スター大泉洋氏が博多から西鹿児島(現:鹿児島中央)まで乗って大変お気に入りだった「つばめ」で使われていたものです。
新幹線ができるまでつばめ用として活躍していた車両が今では日豊線特急に転用されているわけですが、それでも車内には当時の燕エンブレムが輝いています。
DXグリーン、快適でした。
コンセントがついているのも評価が高いポイントでした。
つばめ!みなさんもどうぞ!
という感じで別府駅まで乗車。
駅構内の案内文にいちいち♨がついているのが面白い駅です。
海側へ散策、別府タワーを眺めつつ歩くこと10分ほど
海門寺温泉に行ってきました。100円で入れる地元の温泉といった感じですがタオルも石鹸も置いてないので自分で持ってくる必要があります。
その後山側へ歩くこと20分ほど。
乗りつぶしオタクの聖地、ラクテンチです。
ここの索道は鉄道事業法に則ったれっきとした路線らしいので、乗りつぶしを極めている人はこれにも乗らなきゃいけないらしいです。
走っているのは生駒ケーブルに似た感じのかわいらしい車両。
元々は乗るつもりで来たのですが、春休みの親子連れでにぎわう中一人遊園地は流石にハードルが高すぎたので引き返しました。
乗りつぶし極めてるわけでもないですし(言い訳)
そんな具合でバスで駅に戻りました。
大分まではわずか10分ですが普通列車の本数が少ないので特急に乗車。
乗車券280円に対して自由席特急券300円。短距離だとお安い特急料金が設定されているのでその点は助かります。
バスで移動すると500円かかる区間なのでそれを考えると早くて安くて快適な手段かなと感じます。
885系のこの座席結構好きなんですよね。
デザイン的でありながらちゃんとクッションが効いてて実用性もばっちりという印象を受けます。
883系だと、デザイン重視で固めの椅子と使いにくい網ポケットがどうしても…
あのミ○キー風のヘッドレストが並ぶ景色も近未来感あって悪くはないんですが。
大分駅に到着、ちょうど特急あそぼーいがいたのでお見送りしてきました。
KUROちゃんが散りばめられていてとてもかわいらしい車体をしています。
この特急あそぼーいに使用されているキハ183系、この解説だけで1記事書けそうな沼が広がっているのでやめときますが…
北海道を駆けた伝説の特急型気動車キハ183系ファミリーのうち唯一道外で活躍するものとなっています。
始めは電車との協調運転を行う機構を備え、オランダ村特急として活躍。
その後職を転々とし、22年で5度の改造を施され現在に至る波乱万丈な特急車です。っょぃ。
815系の並びも見られました。
鹿児島本線を走り回っている813系と比べるとなんかなぁという印象のフロントでしたがこの角度は結構いいですね。
大分駅改札付近にて。KUROちゃんかわいい。
大分県自体は過去に来たことがありますが由布院から別府へ抜けてしまったので県庁所在地に降り立つのは初めてです。
いやぁ、思っていたよりかなり立派な街でびっくりしました。
さて、キャンプをするにあたって足りないものをいろいろと買い揃えてきました。
現地調達するあたりが頭悪いんですよね…次回以降の教訓にしましょう。
今度は由布院に向かうためホームに上がると、え…?
偶然にも、JR九州の豪華クルーズ列車「ななつ星in九州」に遭遇。
まさか見られると思っていなかった車両なので驚きがすごかったです。
とても丁寧に磨かれていますね、すごい。
JR九州を背負う高級列車にもつばめのエンブレムが。
東海道客車特急の頃から大切に守られてきた鉄道におけるつばめの系譜がここに生きているってわけですね。知らんけど。
乗車する特急あそが入線。
ななつ星が磨き上げられすぎていてほぼ鏡ですね。
特急あそに使われているのはJR四国からの貰い物であるキハ185系。
中間車は元々半室グリーン車でしたがモノクラス特急に使用するため、元グリーン車の区画は同じ値段ながらゆったり座席でお得とのことです。
そういう事前情報を知っていたので元グリーンの座席を指定して乗車しました。
伝わるでしょうか、ひざの位置にテーブルの端が来ます。
確かにこれはゆったりとしています。
ただ、広すぎて落ち着かないというのも事実。
特にテーブルを使いたい人はちょっと困るかもです。
ひざの位置にテーブル端が来るので、テーブルの上でお弁当を食べるというのが結構困難です。
私は大分駅の中のから揚げとり天専門店で美味しそうなお弁当を買ってきたのですが、テーブルが離れすぎていたので基本は手に持って食べていました。
このお弁当なんですが、本場大分の駅に入っている専門店というだけあってとてもおいしかったです。
駅弁も旅情があっていいですが、出来立ての揚げ物が温かい状態でいただけるのはいいですよね。
大分駅アミュプラザ1階の「ポッポおじさんの大分からあげ」というお店でほか弁並みのお値段ながらご当地グルメを味わえてとてもよかったです。
由布院駅で降車。目的のキャンプ場の最寄り駅ではないですがバスの本数などの兼ね合いでここの駅からのアクセスが一番よさげなのです。
あくまで乗り換えのためだけに今回はきたわけですが、やっぱりこの湯布院という町は異国風情が漂っていますね。
決して悪い意味をこめるつもりはないですが、体感的には観光客の8割が中国韓国台湾の方々で占められています。
観光バスがたくさん止まっていますが、奇抜な赤色を纏い家康観光などと書かれたのものや現代自動車ユニバースにハングルのラッピングがされたものが非常に多く見られます。
町中の表記もかなり多言語化されており、コンビニの店員さんもアジア系の方を多く見かけました。
地理的な条件からアジア各国に近く、また福岡空港からさほど遠くない温泉街ということで日本人よりも外国人観光客に支持されているんだろうなぁと感じました。
東京、大阪視点で見てしまうとちょっと行きづらい気がしてしまいますが、福岡空港を玄関口としてみると確かに便利です。
これは関空視点で見ると近い白浜あたりと似たものを感じますね。
ちなみに、由布院の2つお隣の湯平駅にはこんな案内の掲出が。
いかに外国人観光客が多いかがよくわかるかと思います。
駅前の通りを歩いていると、馬車が通っていきました。
観光地であるとはいえなかなか普段見られない「車」ですね。
湯布院バスターミナルから黒川温泉、阿蘇経由熊本行きの九州横断バスに乗車。
キャンプ場の最寄りバス停に止まるか確認したかったので、運転手さんに
「このバスって飯田高原に止まりますか?」
と聞いてみました。
普通に考えて飯田高原なんて特に難読地名でもないわけですが…
「あー、いいだじゃなくてはんだこうげんですね。止まりますよ。」
とのこと。
いや、さすがに読めませんって。
車内でお支払いと思っていたのですが、時間がまだあるのでバスターミナル内できっぷを買うよう案内を受け手書きの乗車券を購入。
バスの乗車券なので降車時には回収されてしまいますが、こういう各社独自のスタイルの補充券っていいですよね。
ターミナルのきっぷ売り場は路線の運行会社にかかわらず亀の井バスが請け負っているみたいで、乗るバスは九州産交バスながらこういうきっぷになりました。
やまなみハイウェイを進み、バスに揺られること約40分。
視界が開けてくるとそろそろ飯田高原です。
雄大な高原の途中でバスを降ります。
なんというか、日本にもこんな景色あったんだという感じの原風景を感じられます。
次回、飯田高原でのキャンプ!
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