motoryama7011fの鉄ヲタ日記

おでかけしたい

アッパレ静岡DC旅(1日目後半)

2019-04-26 00:39:36 | 旅行



東海道線の普通三島行きを清水駅で見送ります。

いや、三島行きって聞くと「を」の接続詞をつけて文章作りたくなりません?なりますよね。


改札を出るとこんな具合に富士山が綺麗に見えます。アッパレ。
この場所で、今回の旅の案内人さんと合流しました。

Twitterではかなり仲良くしている方なのですが、会うのは初めてでした。
静岡に住んでいるということで今回の旅行では案内役を買っていただくこととなりました。感謝。
以前から「フッ軽ならはよ静岡に来いよ」といった趣旨の催促を受けていたこともあり、静岡DCの期間にあわせてようやくやってきたわけです。

この待ち合わせ場所で富士山を撮ってたソロ女子がそのお相手、だし巻き(@_dsmk)さんです。

いやー、女子ですよ。これはときめきますよね(
すでにお相手のいる方なのでそこだけ残念です。やっぱかわいい女子はそういうもんなんだよ。みつを。

残念ながらご本人のお写真はありませんが、そんな女子を浮かれた私が3日間に渡って連れまわす記事となっておりますので調子に乗った様子が文面からにじみ出てくると思います。
そういったところから推察していただければいいのかなぁと思います。


そんな具合で初エンカとなりまして、Twitterだと馴れ馴れしく喋ってんのになに話せばいいんか分かんねぇっすなという感じで喋りながら


清水駅から歩いて5分ほどの清水魚市場へ。


「清水港魚河岸漁師めし 岸家」というお店でお昼にしました。
うおぉ、贅沢な海鮮丼だ。こんなん絶対うまいやつですやん。
静岡の駿河湾の名物、生しらすも載って非常に美味しそうな見た目をしています。
醤油ってのは小皿に出しておいて刺身をつけて食べるべきなのか、豪快にかけちゃっていいのか、いやでもそうすると小皿の役目ないしみたいなどうでもいいことでも喋れるってのはいいっすね。

そうじゃなくて味についての感想ですよね。

うまい!って感じでした。どれがどの魚とかもよくわかっていないですが、やっぱり美味かったです。
北海道に行ったのに一切海鮮を食わずホットシェフとやきとり弁当で満足するようなオタクなので、こういう普通の観光をすることがあんまりないわけです。
まあ、昔に比べれば観光要素が増えてきた気はしますが、それにしても今回ほど一般人受けする感じの旅行をすることはない気がします。

いやー、おいしかったです。


清水駅から先、遊歩道を歩いて清水マリンパーク方面へ。
高架道路の脇を行く細長い遊歩道、話には聞いていましたがここが国鉄清水港線の跡なんですねぇ。
この遊歩道の形状がいいんすよぉとかテンション抑えつつ語っていたわけですが、そのせいで遊歩道の写真を撮り忘れていました。

写真の車輪のモニュメントは当時ここを走っていた車両のものですね。
径が小さめでスポークが抜けてるので貨車の車輪でしょうか?


付近には解説の看板も出ていました。ここに遊歩道の写真載ってるんでこれで許してください。
かつては貨物輸送で栄え、日本一の黒字路線となった時期があったという輝かしい歴史が刻まれています。

ただ、"迷"な意味での有名なポイントが刻まれていないですよねこれ。
清水港線と聞いて日本一の黒字路線になったことがあるということよりも有名と思われることなのですが、最末期には"時刻表のいらないダイヤ"を実現した路線でもあります。

もちろん、山手線みたいに待たずに乗れるというわけではなく、汽車は1日1往復しかないから嫌でも覚えるという皮肉なわけですが。
歴史のIFみたいになっちゃいますが、門司港レトロみたいに観光トロッコ路線として残っていたら面白そうですよねここ。
東海道線に接続する清水駅からマリンパークを通って三保の松原の近くまで行けたら楽しい気がするんですよねぇ、トロッコとしては丁度いい距離ですし三保~清水の観光船と組み合わせれば周遊もできますし。
こういうの考えだすと止まらないですよね。いやでもここはトロッコ走らせたいなぁとか思いました。

その先も廃線跡の遊歩道を進みます。せっかく女の子と散歩しているのに話しながら鉄道用地境界杭が残ってねぇかなぁと探しちゃうのがダメなんすよねぇ。残念ながら工の杭を見かけることはありませんでした。


こちらは過去に名古屋市内の専売公社引込線の廃線跡を探検した時の境界杭の写真です。
漁ってて気づいたんですがここ行ったの2012年ですか…7年も前だ…
こういう具合に用地境界杭っていうのは撤去がめんどくさいので残りがちなんです。そして、鉄道用地境界杭については私鉄ではその会社の社紋が描かれていたりするんですが国鉄は基本的に「工」の字が刻まれているんです。
鉄道省の前身である工部省が由来であるとか、レールの断面形状が由来であるとかいろいろ言われていてよくわかりませんがとにかく「工」の杭が使われていたわけです。
そして廃線オタクは、ここに鉄道が通っていた痕跡としてそれを探してしまう習性があるわけです。


旧清水港駅跡地のマリンパークに保存されているテルファークレーンまで来ました。


骨組みの武骨な感じがとても素敵でした。

テルファークレーンの陸地側の真下に線路が引かれており、積み荷を水平移動する形で海上に待機している貨物船に積み込んでいたみたいです。
このテルファークレーンができたことで貨物の積み下ろしが劇的に効率化され、日本一の黒字路線へ成長していったという感じみたいですね。


観覧車、映画館があり結構でかいエスパルスドリーム。テルファークレーンが小さく見える…
清水港駅がそれだけ栄えていたということを考えると、この立地の複合商業施設は貨物駅跡地再開発っぽいですね。


海寄りから見てみます。
砂浜が綺麗ですが、貨物積み込み港がこんな浅瀬なわけがないので再開発時に造成されたんでしょうね。

写真を撮るのに夢中でその時はここまで考えてなかったですが、写真を整理してるとこうやっていろいろ考察できて面白いですね。
「はえーすっごい、綺麗だねー。何に使ってたんだろねー。」なんて感じで楽しめた方が楽なのかもしれませんが、無駄な探求心というか好奇心というか。
それ故記事を書くにしても脱線しまくっていくんですよね。


清水港からは富士山が綺麗に望めます。晴れてくれてよかった。

この先廃線跡は三保駅跡まで伸びているらしいのですが、距離がだいぶ長いですし遊歩道も整備されていないみたいなのでここで引き返しました。
廃線オタクとしては整備されていない方が探検のし甲斐があるところではあるんですけどね…w
そういえば清水港駅付近に静鉄清水市内線の車両が保存されてなかったっけとその場でググりましたが、そうでした保存のために伏木に移されたんですね。

残念ながらご用事があるとのことでここで初日は早めに解散。残念だなぁ~
ということで静岡に戻ってきました。


まだ16時ですし活動できる時間です。適当にカフェに入ってどうすっぺかなぁと構想を練ることに。
今回の旅行についてはほんとに無計画の極みで…
色々な面でだし巻き(@_dsmk)さんには超絶感謝せねばなりません。

とりあえずホテルを取ったので先に荷物置いておこうと駅を後にします。
安さで選んだところ、静岡駅から南へ10分以上歩く立地でちょっと遠いみたいです。


南口から歩いていこうと思った矢先、面白そうなものを見つけて寄り道。
入館時間の関係でこっちを先にします。


静岡といえばタミヤあることで有名ですよね。
そんなわけで作られた(んだと思う)静岡ホビースクエアに行ってみることにしました。無料です。




内部は撮影可能だったので紹介しやすいのもいいですね。
歴史展示というより、各社の製品紹介が強い気がしました。模型やさん覗きに来ている感覚に近いですね。
そういえば書いてないですが、ここ来る前に静岡駅パルシェ内のポポンデッタも見に行きました。鉄道模型を見たい人はあっちの方がいいかもです。




鉄道系の展示はほぼなく、やっぱりガンプラとミニ四駆、車、バイク系が多く感じました。


面白いなと思ったのがねこぶそうというシリーズ。
ねこは細かいところまで塗装されているのに対し、武装はプラ成型色のみでアレンジして楽しめそうだなぁと思いました。


ドラゴンボールの乗り物シリーズですか、こちらは乗り物に焦点を当てているためキャラが単一色ですね。これちょっとほしいなぁと思いました。
あんまりプラモデルを触ることがないのでうーんあんまり分からんという感じでしたが、まあ入館無料なのでいいでしょう。


青島文化教材社の展示ですが、プラモというよりかは実際に飛ばせる感じの飛行機がありますね。


この会社、模型メーカーとしては知っていたのですが元々は飛行機を研究していたんですね。
大空への夢を諦めず、夢を模型飛行機に託すってすごくドラマがあって素敵だなぁと感じました。

あと、前から気になっていたのが模型メーカーなのに文化教材を名乗っていることなんですよね。
この展示ではそれに関する解説は見当たらなかったので調べてみたんですが、戦時中に日本軍の主導により模型航空教育が教育課程に組み込まれ、その教材用の模型飛行機を製造していたというのが由来とのこと。
自動車模型の印象が強い気がしますが、そういう経緯があったんですね。
ただ、現在HPを開いてみても飛行機関連は見当たらず自動車模型がメインに移っているみたいです。


こちらが青島文化教材社の現在の主力製品。
自動車はあんま興味がないのでわかりませんがこれは頭文字Dで出てきたAE86ですね。
あの特徴的なリトラクタブルライトではなく、樹のAE85と同じタイプのライトのやつっぽいです。
頭文字Dは好きなんですが、AE86と85とかトレノとレビンの違いとかは全然わかりません。

という感じで退散しました。
模型屋さんのショールームがでかくなった感じでした。展示スペースの他に販売コーナーもあるのでほんとにその通りという感じで。

全体としては、そこまで興味引かれるものもなかったなぁという感じでしたが青島文化教材社の意外な歴史を知ることができたので良しとしましょう。
静岡駅からすぐの位置にあって無料で見られるので、興味のある方はぜひ。

さて、ホテルへ向かいましょう。


ホテルまでの途中、気になった道路看板をご紹介。


未供用の文字が目立ちます。
見えないかなぁとこの角度から覗き込んじゃうわけですが、10-1のナンバリングは確認できますが設備名称は文字が被ってうまく見えません。
調べたところ、東名高速日本平SAにETC専用のスマートICを作るそうです。
名称は「日本平久能山」SICに決まったそうで、今年秋ごろの供用開始ということです。

静岡県の東名高速といえば、2016年に焼津~吉田間の大井川バスストップ付近に本線直結型SICが設置されましたが、あれ揉めてそうな名前してますよね。
単純に「大井川」SICとすればいい気がしますが、結局「大井川藤枝焼津」SICに決まりました。
新函館北斗とかそういった具合のものを感じます、それにしても地名3つひっつけちゃうとは…

日本道路公団からネクスコに変わってからの改善点としてスマートインターチェンジの拡充は大きなメリットですよね。
自分で車を運転しない私としては、サービスエリアの設備充実(悪かったころを知りませんが)と一般道からアクセス可能な「ぷらっとパーク」はとても助かっています。
浜名湖SA、多賀SAと賤ヶ岳SAは駅から歩いてアクセスしましたが、ああいうのは助かります。
結構辺鄙な場所でもぷらっとパークに行けばお土産も飲食も充実してますからね。


静岡ビクトリヤホテルにチェックイン。ちょっと遠かった。
部屋の窓からは手前に八幡山、その奥に富士山が眺められます。


夕焼け気味の富士山。いいなぁ。



晩御飯ですが、再度だし巻き(@_dsmk)さんを召喚して静岡駅付近で飲んだくれてました。最高かな?
お店選びもしていただいちゃってほんと感謝しかありません。
個室で辺り気にせず話せるとこってのもポイント高くてよかったです。

18時ごろから飲み放題で入ったのですが、盛り上がって結果23時過ぎまでいました。
ここまで飲みで盛り上がるってなかなかないっすよね、めっちゃ楽しかったです。

ということで、程よく酔いが回った状態でお宿に戻りました。


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↑バスの同人誌です。

p.s.終電はあるものの終バスがない時間までありがとうございました。長いこと歩かせたようで忍びねぇです。
コメント
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