motoryama7011fの鉄ヲタ日記

おでかけしたい

ゆるキャン△梨っ子号乗車記

2020-02-10 00:02:30 | 旅行
2/1に身延線で運転された臨時急行列車、ゆるキャン△梨っ子号に乗ってきました。
ブログの更新が追いついておらず時系列が前後しますが、なるべく新鮮なうちにと思い記事化しておきます。






甲府に宿を取り、ここからスタートすることにしました。
駅のすぐ脇に構える甲府城、別名を舞鶴城ともいうお城です。


天守は現存していませんが、城跡の石垣から見る甲府の市街が非常にきれいでした。


身延線に乗って南下します。
このホームからも甲府城の櫓が見えていますが、元々この駅の用地もお城があった所を削って作られているそうです。


普通電車に乗って発射を待っている間、中央東線をジョイフルトレイン華が通過していきました。ちょっとした珍事ってやつですね。


さて、最初に向かったのは甲斐常葉駅。
ちょうどこの駅で臨時急行ゆるキャン△梨っ子号甲府行と交換するダイヤになっていたようで、ホームに降りてみると凄いことになっていました。




ただ、多くのお客さんは発車時刻になると車内に戻っていきました。勿体ないなぁ。
臨時列車ということで全区間通しで乗る人が多いのかもですが、せっかくなら沿線を見ていくべきじゃないかなぁと思い私は一部区間のみの乗車としました。
通常であれば特急が通過するような無人駅、甲斐常葉駅。
ここに臨時急行が停車するのには訳があります。この駅から近い場所にゆるキャン△の舞台となった学校があるのです。

以前紹介しましたが私はゆるキャン△にハマっておりまして、この列車の設定は大変ありがたいものでした。感謝。


列車も楽しみですが、この臨時列車の設定に合わせて舞台の本栖高校が公開されているということなので向かってみました。
向かう道中にはこんな看板が多数設置されています。ファンとしてはありがたい限りです。
また、この道路表示機デザインを使うにあたって「協力:中日本高速道路株式会社」となっているのもなかなか凄いことなんじゃないかなぁとか思いました。


郵便局の窓にもしまりんとなでしこ。結構いろんなところを巻き込んでいるみたいですごいなぁと感じました。


原作絵もいいですよね。かなりの数看板が設置されていてこれは楽しいものです。






この付近を歩いていると、ここのお店の店主さんに声をかけていただきマップをいただきました。ありがとうございました。


世界平和を願うなでしこの看板を曲がるとすぐに本栖高校が待っています。




名物のラッキードリンクショップもありました。これはうれしい。


斎藤さんとちくわのかわいい看板に沿って坂を上ると本栖高校はすぐそこ。


本栖高校のモデルとなった旧下部小学校中学校。この日は校庭でキャンプができるイベントも開催されていたようです。




こちらには、身延町営バスのラッピング車両が展示されていました。






こんな感じで車内もゆるキャン△尽くし、かなり気合が入っていてすごいです。


リアの窓からはちくわが\コンニチワ/


校舎内も見に行きます。"授業参観"の名簿に記入していざ中へ。


梱包され発送待ちの大垣さんや




実写撮影のために組まれた野クルの部屋。これを見れるのは高まります。


こちらでは和紙使用のメモ帳を購入しました。原作絵よき。




なかなか楽しめました。駅へ戻ります。






甲斐常葉駅にもゆるキャン△関連の掲示がたくさんあって、JR東海も協力的なのがちょっと驚きだったりします。








普通電車に乗って次は身延へ。
身延山久遠寺も行ってみたかったのですが、時間の都合上今回は本栖高校を優先したため見送りました。


身延もゆるキャン△に出てくる舞台のひとつ、こちらにも見所マップが置かれていました。


犬子さんの自治体を巻き込んだこのポスターいいですよね、好きです。


身延は皮を越えて少し行った先が街の中心なのですがそこまで行くような時間もなく、駅前でみのぶまんじゅうを買う程度としました。
店内では斎藤さんとちくわのコンビがお出迎え、かわいい。


みのぶまんじゅうやお土産屋さんでの購入特典などがこちら。買っちった。


ここから先、お目当ての臨時急行列車「ゆるキャン△梨っ子号」に乗車。
車両自体はただの373系ですが、車内がすごいと聞いています。たのしみ。




車内はこんな感じ、入り口に入ってすぐにへやキャンのポスターが貼られているのが面白いところ。


シートには特製の枕カバーが備えられています。


私は途中駅からの乗車でしたが、そういう人にも特典の袋や枕カバーは個別に手渡してもらえました。
先ほどお土産店で購入特典としてもらったなでしこの定期券と同じものを含む3枚の定期券風乗車記念証をいただきました。
これこそ鉄道会社の熱い後押しあってのものですよね、最高です。


車内のボックス区画は発売されないと事前告知があったのですが、その区画は展示に充てられていたようです。


ちくわ。かわいい。


別の車両ではパネル展示のコーナーや


物販コーナーもありました。
こちらは整理券方式で物販を行っていたようですが途中駅乗車のため貰うことができず…
ただ、富士宮駅を通過するあたりから整理券なしでの販売が始まったので無事に購入できました。


富士宮付近ではきれいな富士山が…
帽子被ってる、あるある。

こんなところも忠実に再現するとは、流石です(など)




途中の富士駅にて方向転換。その間の停車時間は撮影会と化していました。




ホーム上の案内表示は単に「臨時急行」としても良さそうなところですが、ドット打ちで再現されているみたいです。
英語表記はちゃんとYURUCAMP△となっているのが評価高いですね。


富士駅で向きを変えるというのは大変不便です。特に転換クロスシートの車両だと。
昔は赤色の線のルートで静岡駅まで方向転換なしに直通出来ていたのに、なんでや…

富士駅から西へ向かうと現在特急ふじかわ号が目的地とする静岡駅がありますが、東は沼津・三島くらい。
現在の需要から見たらどちらかといえば静岡に向いていたほうが便利なのですが、これは昔の名残だったりします。

当時から急行富士川号が静岡駅と身延線を直通していたのですが、それよりももっと大きなお客様を国鉄は優先したのです。
東海道新幹線開業後なので、静岡から乗り換えとすればいい気がしますが当時は東京方面からの直通列車を数多く運転したようです。
今回行こうと思ったけれども行く時間がなかった身延山久遠寺がこれを紐解くカギとなっています。
当時関東から押し寄せる膨大な数の参拝者を聖地へ輸送するのに大いに役立ったようです。

直通列車が好まれるのは、新幹線駅の1つ隣なのに今でも大阪から直通臨時列車を用意する金光駅を見ればまあ納得はいきますね。

多くの参拝者を集めた身延線ですが、参拝者を集めたのは実は日蓮宗総本山の久遠寺ではなく、富士宮駅を最寄りとする日蓮正宗総本山の大石寺であったとのことです。
しかし、日蓮正宗の一派で多くの信者を集めていた創価学会が音楽性の不一致宗派の対立で破門され、今ではすっかり参拝者も減ってしまったとのことです。

信仰には一切興味がないのですが、日蓮宗・日蓮正宗・創価学会の経緯についてはちょっと調べてみたいなぁと思っていたりします。
立正佼成会・方南町・公明党・顕正会など関連するワードにやばたにえんを感じますが、経緯を知らないのもあれですしおすし。
てかやばいっすね単語並べたら引っかかっちゃうじゃないですかね、それは勘弁ですよ…
その際にまた身延線沿線に来てみるのもありかもしれません。


そんなことは置いておいて、参拝輸送と密接にかかわっていた身延線を過ぎ東海道線に突入します。

臨時急行列車は富士を出ると次の停車駅は静岡なのですが、途中の由比駅にて後続の特急富士川の通過待ちを行うというのがなかなかユニーク。
向こうは特急列車ではありますが、清水駅にも止まるので停車駅で見たら逆転しているんですよね。


そんなわけで静岡駅に到着しました。楽しかった。
これほどに自治体、JRとアニメーションがタッグを組んでくれるというのは大変うれしいものでした。ありがとうございました。


今回のお土産類。順調にコンテンツにお金を落としていく。いいぞこれ。






あと、静岡駅から帰る新幹線の車内では、前から気になっていた東海軒の鯛めしをいただきました。
甘めの鯛めし、シンプルな見た目ですがこれがかなりうまいんですよね。
静岡駅と同じく123年の歴史を歩んできた伝統的な駅弁。甘めなのがビールの苦みとマッチしていい組み合わせでした。

おわり。


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↑バスの同人誌です。

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