和歌山にある南海加太線(愛称:加太さかな線)を走るめでたいでんしゃ。
今まではいかにも南海電車という顔をした7100系を改造しためでたいでんしゃのシリーズが4編成出ていましたが、新たに2024年7月から高野線ズームカー2000系が投入されました。
めでたいでんしゃは徳島県民だったころにフェリーから乗り継ぎの和歌山港線で何度か乗りましたが車内が楽しくて面白いなぁとは思っていました。
これだけではわざわざ来るほどじゃないかなぁと思っていましたが、この新型めでたいでんしゃは「かなた」と命名されたことをきっかけにホロライブの天音かなたさんとの共通性を感じて行くことにしました。
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1年ほど前にコミックマーケットで出したこちらのイラスト本、これを描いた際にはまだめでたいでんしゃかなたは登場前でした。
そんな中で何かないのかと捻りだしたのが北九州の皿倉山ケーブルカー。これも悪くはないのですが一般的な鉄道路線よりは知名度が薄いですからね…
そんなわけで描いたら行きたくなるものです。行ってきました。
和歌山市までは特急サザンで。一般車側は復刻塗装の車両でした。
特急サザンと並ぶ加太さかな線の「かしら」
ともに7100系、ともに現在の標準色と違う色を纏っています。
サザンからの乗り換えに適した時間は先ほどの「かしら」でしたが敢えて1本見送ります。
めでたいでんしゃの運用は公式ホームページで確認できるのでお目当ての車両を狙うのは容易です。非常に助かります。
正面には「かなた」のお名前を掲げています。めでたいでんしゃの先輩方も最初はお名前を掲出していたのに気づいたら外しているみたいな流れだったので、外されちゃう可能性があるならその前に新しいうちに行かねばと思ったわけです。
かなた。いいですねぇ。
車内はこんな感じ。夕方の帰宅時間帯で座席が埋まる程度に混雑していましたが終点近くの二里ヶ浜あたりからは空いてきて写真が撮りやすくなりました。
終点の加太まで乗車。10分で折り返しとなります。
加太は何度か来ましたが、めでたいでんしゃにちなんだと思われる「め」のオブジェって前からありましたっけ…?
帰りは2両編成のうちのもう1両に乗りました。床が虹色だった加太方の車両と異なり和歌山市方の車両は古代の生き物が多く描かれています。
加太→和歌山市は流石に空いていましたが八幡前を過ぎるとちらほら乗ってこられました。
めでたいでんしゃの楽しい形をしたつり革、この空間にちょこのっとのかなたんが綺麗に収まります。
素敵なでんしゃでした。かなたの登場で加太さかな線はめでたいでんしゃだけで回せるようになったんじゃないかなと思います。
一般色が来るとあちゃーとなりそうなのでいいことなのかなと思います。
かなたはデビューして3か月と比較的新しいためまだグッズが全然出ていません。他のめでたいでんしゃはグッズがあるのでそのうち出るんだとは思いますが…
そんな中和歌山市駅の改札付近に置いてあるガチャガチャのラインナップにかなたがいました。
全10種の中で欲しいのはかなたの車両のアクリルスタンド。1/10なんで期待せずに回してみたところ1回でお目当てを引くことが出来ました。
ただこのアクスタ、ちょっと透けすぎている気がします。今度裏から白色のシールを貼ってみようかなと思います。
この日の晩御飯は和歌山ラーメンの井出商店。JR和歌山駅の近くで南海の和歌山市駅からは離れていますが折角なら有名店に行きたいと思ったためHELLOCYCLINGを活用して行ってきました。
店に入る前から周囲に漂う強烈な豚骨臭、美味しかったです。
〈翌日〉
この日は朝から沿線の撮影に繰り出しました。
ここは1日数回しか列車交換に使用されない梶取信号所。紀ノ川~東松江にあります。
続いて中松江駅。赤色の「さち」と行き違います。
最後にやって来たのは東松江駅付近の土入川橋梁。鉄道のすぐ隣に道路が通っていて列車を間近で捉えられます。
いい感じでした。他のめでたいでんしゃの側面は単色なのに対してかなたは虹色なのでサイドビューを狙ってみるのもよかったかなあと思いました。
〈おまけ〉
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