名鉄の明治村時間旅行きっぷを利用して博物館明治村に行ってきました。
個別の建物に関して詳しく見てきたわけじゃないですが、一つ一つの建物が素敵。
入り口から入って比較的すぐのところにあるのが鉄道寮新橋工場へ。
ここには5号御料車と6号御料車が保存されています。
御料車というと天皇陛下をはじめ皇室の方がご利用される車両だけあって滅多に入れるものではありません。
大宮鉄道博物館などにも御料車はありますが厳重なガラス張りのケースの中での展示です。
やや手前に止められている方(この写真で左側の車両)が6号御料車で明治天皇のために作られた車両となります。
右に止められているのは昭憲皇太后用に作られた5号御料車。
今回は特別公開ということでこの2両の中に入れるという貴重な機会。
漆を多用していることなどあって文化財保護の観点から手袋と靴カバーを装備しての見学となります。
入れるとはいえ出入り口通路から横断する程度とはなりますが、普段はなかなか近くで見られない車内が。
5号御料車は皇后専用車なのでどちらかというと女性的な、赤色を多用した内装になっています。
また、扉の蝶番の金具、ここにも細かな装飾が施されているのが最高級車両ならではです。
ネジが菊の形状に彫られているなど細かなところにも職人技が光ります。
次に進むのは6号御料車。外観からも分かるようにかなり豪華に装飾が施されています。
曰く、御料車の中で最も豪華に作られた車両。さすが明治天皇です。
こちらがその内装、先程とは対照的に落ち着いた色合いでまとめられています。
また、分かりにくいのですが実は先程の5号御料車より室内空間の幅が狭いんです。
先程の車両はソファを向かい合わせに置けましたがここで置いたら通路がなくなってしまうような狭さ。
そのわけが分かるのが先程載せたこの写真です(再掲)
実は、6号御料車の貴賓室の後ろに細い通路が配されているんです。
天皇陛下がご乗車される車両ですがこの車両ではその前後を侍従が行きかう必要が出てきました。
ただ室内を堂々と横切るわけにもいかないので狭くはなってしまいますがこのような構造にされているようです。
6号御料車にはこの他、三種の神器である勾玉と剣を収めるための設備も備えているそうです。
天皇陛下がご移動される際は鏡を除いたこの2つが基本的にともなうとのこと。
なお、天皇の即位式では必要になってくる残り1つのアイテム、鏡。
この鏡というのは「皇室といえども極めて畏れ多きもの」で「天皇であっても同じ室内はもちろん同じ車両内に長時間あることすらはばかられる」という特殊な事情があり、かといってそんな畏れ多いものを天皇よりも下の侍従室において運ぶわけにもいかず「賢所乗御車」という鏡を輸送する用途専門の客車を別に用意していたそうです(以上Wikipediaより)
奥が深い皇室専用車の世界…おもしろい。
どれも当時最高級の絵画や工芸の技術がふんだんに用いられており美術的価値もかなり高いものだそうです。
当時の車両ならではの3軸ボギー台車。
いやぁ、なかなか面白い企画でした。
なお、車両の保有は今でもJR東海なので明治村の独断で見学することはできません。JR様の計らいによって見学させていただけたとのことです。
さて、次なる鉄道要素がこちら。札幌市電から里帰りした名電1型路面電車です。
そのすぐ近くを走行するのは京都市電N電。
そのほか、こちらは六郷川橋梁とともに展示されている尾西鉄道の1号機関車。
宇治山田郵便局、すごくいい。
帝国ホテルなどなど、みてきました。
小学生の頃に明治村は一度来たことがありますが改めてくるとなかなか面白い施設ですね。
この日は月曜日で残念ながらSL運休日。ただ車庫はチラ見してきました。
歩いてきた入口の方へ戻ります。
ちなみに名鉄の明治村時間旅行きっぷには園内ののりものチケット(SL・N電は1乗車、周遊バスは1日券)に引換ができます。
が、すっかり忘れて使わずに帰ってきてしまいました。帝国ホテルまで結構遠いので帰りに使うのがいいのかもしれません。
明治村時間旅行きっぷはこのほか、明治村の中での食事やお土産と引き換えができるクーポンもついています。
これは忘れずに使いました。カレーパンとドリンクのセットに引換。
引き換えてすぐ、すり寄ってくるにゃんこ。やらねぇぞ…
食べ物を得たお客さんのところにすたすたとやってくるにゃんこ。かわいいやつでした。
そのあともまあ色々と眺めてから帰りました。
おわり。
LINEスタンプお願いします
↑バスの同人誌です。
個別の建物に関して詳しく見てきたわけじゃないですが、一つ一つの建物が素敵。
入り口から入って比較的すぐのところにあるのが鉄道寮新橋工場へ。
ここには5号御料車と6号御料車が保存されています。
御料車というと天皇陛下をはじめ皇室の方がご利用される車両だけあって滅多に入れるものではありません。
大宮鉄道博物館などにも御料車はありますが厳重なガラス張りのケースの中での展示です。
やや手前に止められている方(この写真で左側の車両)が6号御料車で明治天皇のために作られた車両となります。
右に止められているのは昭憲皇太后用に作られた5号御料車。
今回は特別公開ということでこの2両の中に入れるという貴重な機会。
漆を多用していることなどあって文化財保護の観点から手袋と靴カバーを装備しての見学となります。
入れるとはいえ出入り口通路から横断する程度とはなりますが、普段はなかなか近くで見られない車内が。
5号御料車は皇后専用車なのでどちらかというと女性的な、赤色を多用した内装になっています。
また、扉の蝶番の金具、ここにも細かな装飾が施されているのが最高級車両ならではです。
ネジが菊の形状に彫られているなど細かなところにも職人技が光ります。
次に進むのは6号御料車。外観からも分かるようにかなり豪華に装飾が施されています。
曰く、御料車の中で最も豪華に作られた車両。さすが明治天皇です。
こちらがその内装、先程とは対照的に落ち着いた色合いでまとめられています。
また、分かりにくいのですが実は先程の5号御料車より室内空間の幅が狭いんです。
先程の車両はソファを向かい合わせに置けましたがここで置いたら通路がなくなってしまうような狭さ。
そのわけが分かるのが先程載せたこの写真です(再掲)
実は、6号御料車の貴賓室の後ろに細い通路が配されているんです。
天皇陛下がご乗車される車両ですがこの車両ではその前後を侍従が行きかう必要が出てきました。
ただ室内を堂々と横切るわけにもいかないので狭くはなってしまいますがこのような構造にされているようです。
6号御料車にはこの他、三種の神器である勾玉と剣を収めるための設備も備えているそうです。
天皇陛下がご移動される際は鏡を除いたこの2つが基本的にともなうとのこと。
なお、天皇の即位式では必要になってくる残り1つのアイテム、鏡。
この鏡というのは「皇室といえども極めて畏れ多きもの」で「天皇であっても同じ室内はもちろん同じ車両内に長時間あることすらはばかられる」という特殊な事情があり、かといってそんな畏れ多いものを天皇よりも下の侍従室において運ぶわけにもいかず「賢所乗御車」という鏡を輸送する用途専門の客車を別に用意していたそうです(以上Wikipediaより)
奥が深い皇室専用車の世界…おもしろい。
どれも当時最高級の絵画や工芸の技術がふんだんに用いられており美術的価値もかなり高いものだそうです。
当時の車両ならではの3軸ボギー台車。
いやぁ、なかなか面白い企画でした。
なお、車両の保有は今でもJR東海なので明治村の独断で見学することはできません。JR様の計らいによって見学させていただけたとのことです。
さて、次なる鉄道要素がこちら。札幌市電から里帰りした名電1型路面電車です。
そのすぐ近くを走行するのは京都市電N電。
そのほか、こちらは六郷川橋梁とともに展示されている尾西鉄道の1号機関車。
宇治山田郵便局、すごくいい。
帝国ホテルなどなど、みてきました。
小学生の頃に明治村は一度来たことがありますが改めてくるとなかなか面白い施設ですね。
この日は月曜日で残念ながらSL運休日。ただ車庫はチラ見してきました。
歩いてきた入口の方へ戻ります。
ちなみに名鉄の明治村時間旅行きっぷには園内ののりものチケット(SL・N電は1乗車、周遊バスは1日券)に引換ができます。
が、すっかり忘れて使わずに帰ってきてしまいました。帝国ホテルまで結構遠いので帰りに使うのがいいのかもしれません。
明治村時間旅行きっぷはこのほか、明治村の中での食事やお土産と引き換えができるクーポンもついています。
これは忘れずに使いました。カレーパンとドリンクのセットに引換。
引き換えてすぐ、すり寄ってくるにゃんこ。やらねぇぞ…
食べ物を得たお客さんのところにすたすたとやってくるにゃんこ。かわいいやつでした。
そのあともまあ色々と眺めてから帰りました。
おわり。
LINEスタンプお願いします
↑バスの同人誌です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます