ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

ロザンヌ・キャッシュ Rosanne Cash - Seven Year Ache(1981年の洋楽 Part21)

2017-08-03 21:09:40 | '81年洋楽
1981年の洋楽を紹介するシリーズのPart21はRosanne Cashの"Seven Year Ache"。
最高位は7月18日と25日の22位。年間チャートは97位。最高位は低めでしたが長期間チャートインし年間チャートに滑り込みました。

久々に、ほとんど日本ではヒットせず、知っている人もあまりいないんじゃないかなという曲の登場です。
ロザンヌ・キャッシュ、レギュラーチャートでの登場はこの曲のみの、いわゆる一発屋ではあります、が、カントリーチャートには数多くのヒット曲を持つカントリー界の歌姫であります。
そして彼女、お父さんはカントリー歌手のジョニー・キャッシュなのです。ジョニー・キャッシュといっても日本ではあまり知られていませんが、1950年代から活躍するカントリー界のスーパースターです。
この曲"Seven Year Ache"、明るいポップスカントリーで、さすがお父さんの血を引いて、優しい良い声をしています。
今でも活躍していてアルバムも発売、根強いファンを持っているようです。


お父さんのジョニー・キャッシュの大ヒット"A Boy Named Sue"、1969年にレギュラーチャートで2位、カントリーチャートではもちろん1位をを記録しています。

コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1981年7月25日付 ビルボード ... | トップ | 1981年8月1日付 ビルボード ... »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
学陽書房の「全米TOP40研究会」 (地味JAM尊)
2017-08-03 23:46:36
著作の本にこの曲が「マリリン・モンローの『7年目の浮気』にかけて発売された云々~」と紹介されていたのを思い出しました。本物の音を聞くのが初めてだったのですが現在でも全く古さを感じさせないのは、カントリーというジャンル特有のモノなんでしょうか( ´艸`)?
お父さんの方の曲がグーグードールズのアルバムタイトルの元ネタですね、こんな曲だったんだ~。勉強になります。
返信する
Unknown (ローリングウエスト)
2017-08-04 21:02:12
ジョニーキャッシュの娘さんが1981年にヒット曲を放っていたとは知りませんでした!この頃一緒にヒットしていたシーナイーストン(カントリーじゃないけど)に声の感じや雰囲気似ていませんか?
返信する
レアな情報 (星船)
2017-08-04 22:34:56
地味JAM尊さんこんばんは。
レアな情報ありがとうございます。この曲、『7年目の浮気』にかけて発売されたのですか?知りませんでした。面白いです。
グーグードールズは多少聞いたことはあるのですが、詳しくなくて、アルバム「A Boy Named Goo」のことなのですね。
こういう情報大好きです。またあったらよろしくお願いします。
返信する
ロザンヌ・キャッシュ (星船)
2017-08-04 22:40:49
ローリングウエストさんこんばんは。
ロザンヌ・キャッシュですが、穏やかで優しい声をしていますね。お父さん譲りの才能でしょうか。
シーナ・イーストンとはホント雰囲気が似ています。残念ながらロザンヌ・キャッシュの方はレギュラーチャートでのヒットはこの曲のみでしたが、その代わりカントリー界では息の長い歌手として生き残っているようです。
返信する
星船さんへ (ミュウ)
2017-08-05 09:52:15
ジョニーキャッシュの名前は知ってました^^
でも、この人は知りませんでした。
うーん、いろんな人がいるんですね。
おっしゃる通り、日本ではヒットしてないと思います。
メロディは悪くないんですが、日本人好きの展開では
ないかなあ。
勉強になりました。
返信する
日本でヒットする曲 (星船)
2017-08-06 07:24:58
ミュウさんおはようございます。
う~ん、この曲日本ではヒットしませんでしたね。ポップス系のメロディアスな女性ボーカル曲で良い曲なのですが、ちょっと地味すぎるでしょうか。日本でヒットするかしないかは紙一重なところがありそうです。
返信する
Unknown (めった)
2017-08-06 18:20:47
星船さん、ロザンヌ・キャッシュのこの曲はなかなか難解で2年くらい前に下調べだけして放置…になっていました(^▽^;)。そのときに地味JAM尊さんが書いているように「7年目の浮気」をモチーフにしてるのでは?ということ、こりゃ映画も見ないと、「7年目の心の痛み」の意味合いがわかんないだろうなあと思いました。シチュエーションとしてはバーでの出来事、男と女の心のなかの想いをロザンヌが第三者の視点でストーリーテリングしてるような歌詞です。また、ロザンヌが結婚した相手=Rodney Crowellですね。彼の"Ashes By Now"も手掛けているのですがなかなか難しくて和訳ができません(^▽^;)。2人はすでに離婚してしまってますが3人の娘さんがいるようですよ。
またロザンヌのアルバム「Seven Year Ache」の方は、男女が出会い、交際し、別れ、また再開など、いろんな男女の恋愛を歌った集大成のアルバムらしく、トム・ペティやスティーヴ・フォーヴァートも楽曲を提供しています。輸入盤でCDを買うか、それともLPがヤフオクなどで売りに出されないかなとか、迷っていてまだ聴けてませんが、面白そうでしょう…仕事を定年してからゆっくり和訳しようかな…なんて思ってます。
返信する
まだまだ知らないことが (星船)
2017-08-07 21:39:17
めったさんこんばんは。
ロザンヌ・キャッシュの"Seven Year Ache"、マリリン・モンローの『7年目の浮気』に関係あるとは、全く知りませんでした。『7年目の浮気』は昔名画座で見たことあるのですが、内容は全く覚えていませんです^^;でもこういう情報を教えていただくとなんだかうれしくなります。
アルバムは私も聞いてみたいと思っているのですよ。私も探してみます。
返信する

コメントを投稿

'81年洋楽」カテゴリの最新記事