1982年11月6日付ビルボード All American Top40、5位から上がってのいきなりの1位はJoe Cocker and Jennifer Warnesの"Up Where We Belong"。映画『愛と青春の旅だち』主題歌。60年代から活躍しているJoe Cockerですが、これまでの最高のヒットは1975年に5位を記録した"You Are So Beautiful"、この曲でもちろん初めてのNo.1です。Jennifer Warnesもこれまでの最高が6位を記録した"Right Time Of The Night"ですので彼女にとっても初めてのNo.1です。
2位は1週のみの1位からダウン、Men at Workの"Who Can It Be Now?"。オーストラリア出身の彼ら、初めてのワールド発売アルバムからのファーストシングルでもちろん初めてのNo.1獲得です。
3位は6位からアップ、Olivia Newton-Johnの"Heart Attack"。"Physical"をはじめ数々の大ヒットを持っている彼女、5位を記録した"Make a move on me"に続くTop5ヒットになりました。
4位は前週と変わらず、これで3週目の4位、Michael McDonaldの"I Keep Forgettin' (Every Time You're Near)"。Michael McDonald、The Doobie Brothers活動停止中に出した初のソロアルバムからのシングルで、もちろんソロとしては初めてのTop5ヒットです。
5位は2位からダウン、4週間の1位を記録した大ヒット、John Cougarの"Jack & Diane"。最高位2位を記録した"Hurts So Good "に続く大ヒットで、もちろん初めてのNo.1ヒットです。
この週16位はA Flock of Seagullsの"I Ran (So Far Away)"。
最高位は10月23日と30日の9位。年間チャートは67位の彼ら初めての大ヒットです。
A Flock of Seagulls、イギリスリバプール出身のニュー・ウェイヴ、ニューロマンティック・バンド。
デビューアルバム「A Flock of Seagulls」からのシングル"I Ran (So Far Away)"がいきなりの大ヒットになりました。
この曲実はイギリスよりもアメリカで大ヒットになりました。アメリカでは9位まで上がりましたが、イギリスでは43位どまりだったのですね。普通、ブリティッシュニューウエイブバンドは本国イギリスで火が付きアメリカに移っていくのが普通ですが、なぜかこの曲、アメリカ人好みだったのです。
この曲、Mike Scoreほか基本メンバーの作によるものです。
なかなか面白いPVになっています。A Flock of Seagullsは「カモメの群れ」でしょうか。特徴あるヘアーは「かもめ」っぽいですが、それが名前の由来なんでしょうかね？
今週 先週 song / artist
1 5 UP WHERE WE BELONG / JOE COCKER & JENNIFER WARNES
2 1 WHO CAN IT BE NOW? / MEN AT WORK
3 6 HEART ATTACK / OLIVIA NEWTON-JOHN
4 4 I KEEP FORGETTIN' / MICHAEL MCDONALD
5 2 JACK & DIANE / JOHN COUGAR
6 3 EYE IN THE SKY / ALAN PARSONS PROJECT
7 10 HEARTLIGHT / NEIL DIAMOND
8 8 YOU CAN DO MAGIC / AMERICA
9 13 GLORIA / LAURA BRANIGAN
10 14 TRULY / LIONEL RICHIE
11 11 BREAK IT TO ME GENTLY / JUICE NEWTON
12 12 GYPSY / FLEETWOOD MAC
13 7 SOMEBODY'S BABY / JACKSON BROWNE
14 18 MUSCLES / DIANA ROSS
15 16 THE ONE YOU LOVE / GLENN FREY
16 9 I RAN (SO FAR AWAY) / FLOCK OF SEAGULLS
17 20 LOVE COME DOWN / EVELYN "CHAMPAGNE" KING
18 22 YOU DON'T WANT ME ANYMORE / STEEL BREEZE
19 19 WHAT'S FOREVER FOR / MICHAEL MARTIN MURPHEY
20 23 AMERICAN HEARTBEAT / SURVIVOR
21 21 NEW WORLD MAN / RUSH
22 24 NOBODY / SYLVIA
23 25 SOUTHERN CROSS / CROSBY STILLS & NASH
24 27 STEPPIN' OUT / JOE JACKSON
25 29 PRESSURE / BILLY JOEL
26 26 SWEET TIME / REO SPEEDWAGON
27 30 MICKEY / TONI BASIL
28 28 ATHENA / WHO
29 31 IT'S RAINING AGAIN / SUPERTRAMP
30 33 LOVE ME TOMORROW / CHICAGO
31 34 GET CLOSER / LINDA RONSTADT
32 32 I GET EXCITED / RICK SPRINGFIELD
33 35 ROCK THIS TOWN / STRAY CATS
34 36 I.G.Y. / DONALD FAGEN
35 39 THE LOOK OF LOVE / ABC
36 42 MANEATER / DARYL HALL & JOHN OATES
37 37 I NEED YOU / PAUL CARRACK
38 41 HEARTBREAKER / DIONNE WARWICK
39 40 I'M SO EXCITED / POINTER SISTERS
40 44 SHADOWS OF THE NIGHT / PAT BENATAR
2位は1週のみの1位からダウン、Men at Workの"Who Can It Be Now?"。オーストラリア出身の彼ら、初めてのワールド発売アルバムからのファーストシングルでもちろん初めてのNo.1獲得です。
3位は6位からアップ、Olivia Newton-Johnの"Heart Attack"。"Physical"をはじめ数々の大ヒットを持っている彼女、5位を記録した"Make a move on me"に続くTop5ヒットになりました。
4位は前週と変わらず、これで3週目の4位、Michael McDonaldの"I Keep Forgettin' (Every Time You're Near)"。Michael McDonald、The Doobie Brothers活動停止中に出した初のソロアルバムからのシングルで、もちろんソロとしては初めてのTop5ヒットです。
5位は2位からダウン、4週間の1位を記録した大ヒット、John Cougarの"Jack & Diane"。最高位2位を記録した"Hurts So Good "に続く大ヒットで、もちろん初めてのNo.1ヒットです。
この週16位はA Flock of Seagullsの"I Ran (So Far Away)"。
最高位は10月23日と30日の9位。年間チャートは67位の彼ら初めての大ヒットです。
A Flock of Seagulls、イギリスリバプール出身のニュー・ウェイヴ、ニューロマンティック・バンド。
デビューアルバム「A Flock of Seagulls」からのシングル"I Ran (So Far Away)"がいきなりの大ヒットになりました。
この曲実はイギリスよりもアメリカで大ヒットになりました。アメリカでは9位まで上がりましたが、イギリスでは43位どまりだったのですね。普通、ブリティッシュニューウエイブバンドは本国イギリスで火が付きアメリカに移っていくのが普通ですが、なぜかこの曲、アメリカ人好みだったのです。
この曲、Mike Scoreほか基本メンバーの作によるものです。
なかなか面白いPVになっています。A Flock of Seagullsは「カモメの群れ」でしょうか。特徴あるヘアーは「かもめ」っぽいですが、それが名前の由来なんでしょうかね？
今週 先週 song / artist
1 5 UP WHERE WE BELONG / JOE COCKER & JENNIFER WARNES
2 1 WHO CAN IT BE NOW? / MEN AT WORK
3 6 HEART ATTACK / OLIVIA NEWTON-JOHN
4 4 I KEEP FORGETTIN' / MICHAEL MCDONALD
5 2 JACK & DIANE / JOHN COUGAR
6 3 EYE IN THE SKY / ALAN PARSONS PROJECT
7 10 HEARTLIGHT / NEIL DIAMOND
8 8 YOU CAN DO MAGIC / AMERICA
9 13 GLORIA / LAURA BRANIGAN
10 14 TRULY / LIONEL RICHIE
11 11 BREAK IT TO ME GENTLY / JUICE NEWTON
12 12 GYPSY / FLEETWOOD MAC
13 7 SOMEBODY'S BABY / JACKSON BROWNE
14 18 MUSCLES / DIANA ROSS
15 16 THE ONE YOU LOVE / GLENN FREY
16 9 I RAN (SO FAR AWAY) / FLOCK OF SEAGULLS
17 20 LOVE COME DOWN / EVELYN "CHAMPAGNE" KING
18 22 YOU DON'T WANT ME ANYMORE / STEEL BREEZE
19 19 WHAT'S FOREVER FOR / MICHAEL MARTIN MURPHEY
20 23 AMERICAN HEARTBEAT / SURVIVOR
21 21 NEW WORLD MAN / RUSH
22 24 NOBODY / SYLVIA
23 25 SOUTHERN CROSS / CROSBY STILLS & NASH
24 27 STEPPIN' OUT / JOE JACKSON
25 29 PRESSURE / BILLY JOEL
26 26 SWEET TIME / REO SPEEDWAGON
27 30 MICKEY / TONI BASIL
28 28 ATHENA / WHO
29 31 IT'S RAINING AGAIN / SUPERTRAMP
30 33 LOVE ME TOMORROW / CHICAGO
31 34 GET CLOSER / LINDA RONSTADT
32 32 I GET EXCITED / RICK SPRINGFIELD
33 35 ROCK THIS TOWN / STRAY CATS
34 36 I.G.Y. / DONALD FAGEN
35 39 THE LOOK OF LOVE / ABC
36 42 MANEATER / DARYL HALL & JOHN OATES
37 37 I NEED YOU / PAUL CARRACK
38 41 HEARTBREAKER / DIONNE WARWICK
39 40 I'M SO EXCITED / POINTER SISTERS
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沢山の楽しいコメントありがとうございました。
フィリピンパブにこの曲があるのですか！？
洋楽は歌いやすい曲と歌いにくい曲がありますね。
この曲は歌ったことがありませんでした。歌いやすいのですね、今度歌ってみたいです。
フロックオブシーガルズ、フィリピンパブで歌ってみました
99点出ました
不意をついた出だしや、強引なつながりがないためか、普通に歌えました
また勉強します
そうなんです、私のブログはそのエクセルデータベースが元になっています。だた、そこには毎週の順位は入っていませんので、アナログの手帳に書き留めた毎週のチャートと、ジョエル・ウイットバーンの本を元に、毎週40位分の順位を打ち込んで、このブログ記事を書いています。なので、1989年分までこのブログは続けることができます。まだ8年分はあります。それと75年以前の6年分がありますので、まだまだ続けるよう頑張ります！
70年代、80年代の全米Top40にエントリーした全曲のデータベースをエクセル化されているんですね。素晴らしいです。僕は毎週ノートに記録したアナログデータで、今はあるかどうかもわかりません。ですから星船さんのブログはとてもありがたいです。
当時からPCがあれば毎週データ化して、年間チャートの予想ももっと楽だったかもしれません。
私も映画「愛と青春の旅立ち」は見に行きました。
ジョー・コッカーのあの熱唱は物凄い迫力です。ウッド・ストックの時は知らないのですが、1975年のヒット"You Are So Beautiful"の歌には感動しました。これだけ「全身全霊をこめて」歌う歌手は彼だけですね。
CD452枚ですか！！
夢の全米Top40制覇ですね。
私の方はというと、アメリカの方が作ったホームページで今は見ることができなくなりましたが、70年代、80年代の全米Top40にエントリーした全曲のデータベースがあったのでそれをエクセルファイルに落として保存してあります。そこに録音した曲をチェックしてあるのですが、70年代前半と80年代後半はまだまだ録音していない曲がたくさんあります。全曲聴くことができるようにしたいと思っています。なかなかできませんが。
Men At Workは急激に大人気バンドとなりましたが、1985年には活動を停止したようです。その後、一時再結成したようですが活動は低調で結局1983年以降はヒット曲が出なかったですね。
Flock Of Seagullsも同じく1983年までのヒットでしたが、こちらは今でもアルバムを出していてがんばって活動していますね。
⇒映画「愛と青春の旅立ち」見に行きました～。ハスキーなしわがれ声と独特の歌唱で多くのファンを惹きつけた「ジョー・コッカー」が亡くなってから数年が経ちましたね。1969年ロックフェス「ウッドストック」での熱唱、1980年代では映画「愛と青春の旅立ち」の主題歌が印象的です。ジェニファーウォーンズとのデュエットは印象深いですね。不屈の魂で泥臭く全身全霊をこめて振り絞るような歌唱する姿、これこそがジョー・コッカーの魅力でしたね。
コンピレーション盤収録曲の集計、AllMusic(AMG)を参考に、80'sのコンピ盤を検索してDB化しました。実際に所有している80'sコンピCDは452枚です。
DLではなく、CD音源で全TOP40(とりあえず80'S)を揃えてみたいと思ったのが、DBを作るきっかけです。
「その一曲」のために買ったCDも数知れず。まだまだ道のりは遠いです...
A Flock Of Seagullsはあと♪Space Age~♪と♪Wishing♪の2曲、2年のヒットでした。
ヒットの規模は違いますが、Men At Workも83年の♪Cargo♪以降のヒットの記憶がないのですが。
コンピレーション盤収録曲の集計、驚きました！どうやって入力したのでしょうか？43580曲？物凄いデータベースですね。
コンピ盤の収録は最高位とはあんまり連動していないようですね。レコード会社の戦略なのでしょうか？
Flock Of Seagulls、現在も頑張っているのですね。
フロック・オブ・シーガルスですが、ヒットしていた期間は短くて、シングルがTop40に入ったのは82年と83年のたった２年間だけでした。ただ、バンド自体は80年から現在までずっと活動を続け頑張っているようです。80年代前半にはこのような曲流行りましたよね。
映画「ラ・ラ・ランド」、アカデミー賞などいろんな映画賞をとって名作ですよね。最近は映画をほとんど見なくなってしまいましたので、見ていませんが、評判だけは聞いていました。その映画に“Take On Me”に"I Ran"が出てくるとは！ちょっと感動してしまいました。最近の方々はこの曲知らないかもしれませんが、ミアは知っていたのですね。
ニューロマンティックは私はあんまり好みではなかったですが、ニューロマンティックの分野だと言われているバンドの中でも、メロディアスであり好きなグループもありました。デュラン・デュランもニューロマンティックの仲間ではありますが、私デュラン・デュラン大好きなんですよね。
正直言ってジャパンは苦手でした＾＾；
私はこの手のテクノというか、ブリティシュ・ニュー・ウェイヴ系の曲はあまり得意ではないのですが、この曲はメロディアスであり聞きやすい曲で私の中では別格です。大ヒットしたのもよくわかります。良い歌ですよね。"Wishing"も聴きやすいメロディアスラインでヒットしましたね。
Flock Of Seagullsと言えば、今年、プラハ・フィルハーモニック楽団とのコラボで往年の作品をセルフカバーし大復活！（即買いでした）。
オリジナルに忠実でありつつ、それを超える出来にただただ感涙。中でも"Space Age Love Song"は白眉の出来です！
https://www.youtube.com/watch?v=GNmppnfgBB0
で、Flock Of Seagullsと言えば、何といってもこの"I Ran"が抜群の知名度を誇りますね。
1980年代にBillboardで最高位9位を記録した作品70曲中、もっとも多くのコンピ盤に含まれるのが"Walking On Sunshine"(Katrina & The Waves)
でこれに次ぐのが"I Ran"となります。
以下、"I'm So Excited"(Pointer Sisters)、"Rock This Town"(Stray Cats)、"Cruel Summer"(Bananarama)の順。
ちなみに№1シングルの耳だこは...
http://msdb.blog75.fc2.com/blog-entry-690.html
「Wishing」という曲も印象に残ってます。
当時は結構好きだったんですが、今聴くと、さすがに古いですねw いかにも80年代前半的な音です。
この時期の英国ニューウェイブ系アーテイストと言えば、ジャパンとかA.Antに代表されるように、ルックス、ファッション先行で音楽性の良しあしは二の次でした。まぁ、それがアイドルなんでしょうけど。
それに比べるとA Flock Of Seagullsはアイドル性はなかったので、少し好感が持てましたけど。
星船さん、近年この曲を見直したのは、映画「ラ・ラ・ランド」です。（観ましたか？）作中で、ミア（エマ・ストーン）がこの曲をリクエストする場面、楽しくて、ミアが可愛い(^-^;。この曲も面白いですが、この曲を好きな女のコというのが何とも魅力的です！映画館から帰って"I Ran"を聴き直しちゃいました。
ニューロマンティックはファッション的にも
かなり、日本に影響を与えましたね。
もみ上げカットのヘアスタイルとか（笑）
ロボットっぽいメイクとか。
ニューロマンティックといえば、
音楽は全然ポップじゃないのに、ルックスだけで、爆発的に女子高生に売れたデビッド・シルビアン＆ミック・カーンのジャパンを思い出します。今、聴いても、やっぱり、ポップじゃないですね。
いきなりTop10ヒットのA Flock Of Seagulsですが、まさに典型的なテクノサウンドでした。ただ、軽快で軽いタッチなので個人的にもまぁまぁ好きな曲でした。
翌年の♪Wishing♪もスマッシュヒットでしたが、他のブリテッシュインベーションのアーティストとはやや異色でした。
2枚目のアルバム「Listen」収録の"Wishing (If I Had a Photograph of You)"ですが、ビルボードでは26位でしたがUKチャートでは10位と、イギリスでは彼らで最も売れたシングルとなりました。でも私としては"I Ran (So Far Away)"の方が好みかな。
この週も良い曲たくさんありましたよね。
名曲ぞろいの1982年、この週のトップ40もいろいろなジャンルの曲がチャートインしていますね。
その中で、この曲は私にとっては意外な大ヒット曲でした。
ＰＶはそれほど記憶に残っていませんが、お金はあまりかかっていないようですね。。（笑）
イギリスでは、この次のアルバムからの「Wishing」のほうがヒットしたようです。（ビルボードでは最高位26位）
こちらの方はＰＶもよく覚えています。ベストヒットＵＳＡでもオンエアされましたが、途中で切れてしまって、最後まで見られたのは数年前のYou Tubeでした。（笑）