白川道の『竜の道』を読んだ。上下巻あわせて700頁超の長編小説。
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竜一と竜二の捨て子の双子が、虐げられた養父母を殺して、幼馴染の一家を破滅に追いやった男に復讐を誓って成り上がっていくお話。
物語の展開がすべて主人公二人の思うままにすすむのは、ちょっと都合よすぎじゃないの?それと、いくらなんでも人を殺しすぎでしょ。と、突っ込みどころ満載で、けっこう無茶苦茶な展開なのだが、著者らしく勢いで読ませる痛快エンターテインメント。まぁ軽く読む分には楽しめる作品。
本作では、野望半ば、竜一が悪どく稼ぐだけ稼いで海外へ逃亡するところまでが描かれていて、別に続きがあるようなので、当然にそちらも読むよ。
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