movieloverの辛口日記2!

50代のおっさんの日記です。書きたいこと書いてます。

『二十年目の桜疎水』(大石直紀)

2021年11月23日 00時02分20秒 | 読書

大石直紀の『二十年目の桜疎水』を読んだ。

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京都が舞台の作品が収められた短編集。収録されているのは、「おばあちゃんといっしょ」、「お地蔵様に見られてる」、「二十年目の桜疎水」、「おみくじ占いにご用心」、「仏像は二度笑う」、「おじいちゃんを探せ」の6篇。お話の舞台は下鴨とか修学院とか市内の北東部が多い。ミステリィといっていいのかどうか微妙なのだが、いずれもひとひねり、ふたひねりある作品で、意外な展開をみせるのが特徴。まずまず読み応えあり。わたしの好みは表題作の「二十年目の桜疎水」かなぁ。


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