ミセスローゼンの上人坂日記

寒暁や夢に見し句の書かれある



目覚めると外は燦然たる雪景色。して、机の上には妙な俳句が書いてある。



先生の根付の鬼へ御慶かな

夢に俳句を作り、トイレに立った時暗闇で手探りで紙に書くのは誰でもあることだらうが、「先生の根付の鬼」と何なのだらう? 怖い。が、無理やり解釈してみると、先生の帯に吊るした根付は鬼の形をしている。その鬼へ、御慶(新年の挨拶)をしている私なのである!
やっぱ怖い。どんな顔の鬼なの?角があって、眉根を寄せて、目に青い宝石が嵌っているの? と想像していると、突然、この鬼を見た事がある、と思い出した。去年さる所にインタビューに行った時、お話を伺った先生のベストに青い目をした般若の根付が付いてて、めちゃめちゃ気になったのだった。それが今ごろ夢の中で俳句になって出て来るとは!般若は鬼じゃないし。


「トイレが凍った」
今年は雪が遅かったので、凍結防止対策出遅れた。と言うか完全に忘れてた。トイレのタンク内にあるパイプの小さな穴を塞いでるテープを外し、水をチョロチョロ流していればトイレは凍らぬ、という事をすっかり忘れてた。トイレが凍ると、洗面所から水を汲んでタンクに満たさねば流れない。車社長の所でトイレを借りて、その話をすると、「一ヶ月くれえ手で流しときゃいいじゃん。まだ流しが凍ってないだけましじゃんけ。」と言われた。えっ一ヶ月も?!
と思ったら、帰ってすぐ小さい穴のテープを取ったら、タンク内に水が流れ始めた。連動なの?
ともかくパイプ破裂とかしなくてよかった。こんな小さな穴なのに大きな役目があるのだね。
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