塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

禁断の移籍から見えること

2019-12-02 00:59:41 | 日記
 スペイン代表監督に再就任となるルイス・エンリケ。

 実は彼、バルセロナの印象が強い存在ですが、現役時代はレアルにも在籍経験を持ちます。

 スペインでバルセロナとレアルの仲たがいは有名ですが、イタリアではユヴェントスとフィオレンティーナ、ユヴェントスとナポリの仲たがいもよく知られています。

 ゴンザロ・イグアインがユヴェントスに移籍した際の痛罵は物凄かったですよね。

 1990年ワールドカップの開幕前、ロベルト・バッジョがフィオレンティーナからユヴェントスに移籍する際も、ファンは抗議行動に打って出るなど、ある種の混乱状態に陥りました。

 この遺跡はバッジョが希望したものではなく、あくまでクラブとクラブ、つまりビジネスの色合いが濃かったわけですが、結局バッジョはフィオレンティーナを離れる形となりました。

 ハヴィエル・サヴィオラのように

 指揮官ライカールトから戦力として認知されていない
 そんな彼に移籍先として浮上したのがレアルだった

 という事例もあります。

 戦力外通告を受けている選手でさえ、つまりサヴィオラはバルセロナにとって不可欠なお存在ではないのに、移籍先がレアルというだけで厳しい意見に苛まれた選手もいます。

 しかしその一方で、冒頭で記したエンリケのように、敬愛された選手もいます。

 ユヴェントスからフィオレンティーナへ移籍したアンジェロ・ディ・リービオも同様で、彼が白と黒の縦じまを着用していた過去など、ファンは全く気にしていないようでした。

 移籍で物凄い罵声を浴びる選手とそうでない選手の違いがどこにあるのか、僕にはさっぱりわかりません。

 ただ言えるのは、もし僕が選手で上記の事例が起きたとしたら、間違いなく罵声の嵐の中で暮らすことになるだろう、と言う点だけですね。
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可愛いという存在はサッカーにも

2019-12-02 00:43:21 | 日記
 長野県には他県にもファンが多い「アルクマ」というマスコットが存在します。

 12月8日開催の長野パルセイロ対ロアッソ熊本戦には、「くまもん」の来場が決定していますし、マスコットはすでにサッカーでも日常でも、市民権を得ていますよね。

 長野県でいいますと

 ライポ君 長野県警のマスコット
 ライオー 長野パルセイロのマスコット
 ガンズ君 松本山雅のマスコット

 が思い浮かびますし、他にも市町村で活躍する多くのマスコットがいます。

 例えば上田城で有名な上田市では、戦隊ヒーローをモチーフにした「ウエイダー」が知られています。

 Jリーグが欧州、南米リーグと比較して殺気だった雰囲気に陥らないのは、このマスコットたちが会場を盛り上げ、時にはボランティア、時にはファン・イベントに参加している。

 この点も大きい気がします。

 Jリーグのやっていることが全て素晴らしいわけではなく、同様に海外の実態が全て良いわけではありません。

 海外リーグではスタジアム前の売店で、バッタ物が平気で販売されていますし、座席には緩衝地帯がありますから、スタジアムは常に満席というわけにはいきません。

 ですから、海外の記者からすれば

 売店で売られている食材の抱負さ
 赤ん坊を連れた両親が観戦に訪れている

 この2点は実に画期的に見えると聞きました。

 Jリーグにはグランパス君を筆頭に、人気マスコットがいますが、彼らを通じてお子さんたちがファンになってゆく、と言う点もあると感じます。
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