塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アディダス最高の顧客は誰か

2019-12-11 01:39:15 | 日記
 アディダスにとって最高の顧客とパートナーは誰なのか?という問いが、最近頭をよぎります。

 僕はこれまでレアル・マドリードとレオ・メッシと考えていました。

 中にはユナイテッドとポール・ポグバと考える方もいるでしょうし、アジア圏では当然日本代表、そして香川真司と中村俊輔との契約は、大きな実りの一つと言えるでしょう。

 しかし、ラグビー・ワールドカップを見終えた今、アディダスにとって最高の顧客であり、パートナーは

 「オール・ブラックス」

 ではなかろうか、と感じ始めています。

 僕は先日、ベースボールマガジン社から刊行された

 「ニュージーランドラグビーが教えてくれた人間力の高め方」

 という資料を購入しました。

 オールブラックスに関する資料は、大会期間中に購入した講談社文庫「オールブラックスが強い理由」と合わせて2冊しか所有していませんが、他にも資料は多々あります。

 どの書籍にも

 「黒で統一されたジャージ」
 「そこにはアディダスの3本線が、否応なく目立つ形で確認できる」

 という形で、効果はてきめんと言えます。

 レアルやユナイテッドも負けず劣らず、多くに資料が発売されていますが、ユナイテッドの全盛期はナイキが支えていましたし、そもそも書籍にアディダスの3本線は見かけません。

 試合でも書籍でもCM(三菱地所)で、これだけオールブラックスが確認できる今。

 日本代表がいずれ、最高の契約と思われる戦いが今後、繰り広げられると良いのですが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アディダスとレオ・メッシの間柄

2019-12-11 01:07:42 | 日記
 バルセロナで駆け出しのころ、レオ・メッシはナイキを着用していました。

 これはバルセロナがナイキと契約しており、単純に物品提供の形で支給を受けていたと考えられます。

 例えばティエリ・アンリはリーボック、サミュエル・エトーはプーマと、契約先のスパイクを愛用していましたからね。

 メッシがアディダスの顔となったのは、アディダスが

 「君の故郷、アルゼンチン代表はナイキではなく、わが社を契約している」

 と口説いたことが影響しているはずです。

 ただ、一方でアディダス、そしてメッシの担当者は口説き上手以上に聞き上手だったのではないでしょうか。

 メッシとロナウドは過去10年以上にわたり、世界のサッカーを席捲してきましたが、スポルティング、ユナイテッドと駆けてゆくロナウドは、見るからに生意気で自分を売り込むことに長けていました。

 ですからきっと、ナイキの担当者に向けて

 「こんなスパイクを履きたい」
 「ここが改良点だ」

 と直訴していたに違いありません。

 今でこそ身なりや妻、子供を公の場に招待するメッシですが、お世辞にもデビューのころは「おかっぱ頭」の、どこにでもいそうな少年でした。

 つまり、スパイクに改良点や自分の希望を見出しても、なかなか口に出せず我慢して着用するような雰囲気だった気がします。

 しかし、アディダスはきっと

 「メッシとの契約は本当に意義あるものになる」
 「だから、彼を手放すことは大きな損害だ」

 と考えたに違いありません。

 恐らく他愛もない話や世間話から、彼と友好的な雰囲気を作り上げ、どんな靴を作ってほしいのか、軽さか、デザインか、ソールの出来ばえか、とにかく要望を聞き出したかったのではないか。

 そんな想像をします。

 その結晶がマーキュリアル・スーパーフライとネメシズであり、今後もこのスパイクを軸として新商品が開発されるように感じています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本代表、東アジア選手権まずは白星発進

2019-12-11 00:56:29 | 日記
 東アジア1選手権、日本代表は白星で発進しましたね。

 と言いましても、僕はダイジェスト映像もフジテレビの中継も、勤務のために視聴は出来ていないのですが。

 東アジア1位を決めることに、何か意義があるのかと言えば、ここはやはり

 アジアで戦い、勝利することの大切さ
 アジアを突破しなければ、その先のワールドカップ本戦に出場できない

 という2点に尽きると思います。

 ワールドカップ本戦でベルギー代表に借りを返したい、イタリアやブラジル、ドイツなど過去の優勝国と激闘を繰り広げたい。

 そうは思ってもアジア予選で敗れてしまっては、いらぬ皮算用となってしまいます。

 そもそも、イタリアは2018年ワールドカップに出場しておりませんし、ロシアのようにドーピング問題が尾を引き、既に出場すら困難な国さえあるわけです。

 ですから土着の大会を甘く観ずに、足元を固めてゆく。

 この謙虚な姿勢がいずれ、大輪の花になるのではないでしょうか。

 確か2013年大会でザッケローニ監督はFC東京の森重を重用し、彼は一気に主力となり2014年大会に出場します。

 一方で現在はF・マリノス、当時はセレッソ大阪に在籍していた扇原は、ここで招集されるもその後は対象外となりました。

 マスメディアやファンが、彼は招集すべきと感じても、その権限は代表監督が持ちます。

 ですから、2019年大会でも田中碧や仲川輝人が、仮に一気に出世し代表に定着したとするならば。

 それは既存の代表選手からしても、新しい競争相手が生まれたことを示しますから、森保監督にとっての望むところだと思うのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする