塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

メッシ、史上最多6度目のバロンドールに輝く

2019-12-03 21:29:40 | 日記
 もしリバプールが2018-19シーズン、チャンピオンズ・リーグとプレミア・リーグの2冠を手中にしていれば。

 リオネル・メッシ6度目の受賞ではなく、ファン・ダイクもしくはリバプールの主力選手たちのいずれかが、バロンドールに輝いていたでしょうか。

 こうした想像を楽しめることも、サッカーが親しまれている要因とも言えますが。

 僕個人としては、セルティック、サザンプトン、そしてリバプールと鍛錬を重ね、地道に自分を信じて歩んできたファン・ダイクの受賞を希望していたのですが。

 よくよく考えますと、ファビオ・カンナバロとマティアス・ザマーの受賞は、ある意味「端境期」だったのかもしれません。

 ザマーの受賞は1996年。

 つまり、「怪物」「フェノメノ」と世界中から賞賛されたブラジル代表ロナウドが、バルセロナで完全覚醒する前年での受賞でした。

 ロナウドは出場機会はありませんでしたが、1994年米国ワールドカップ優勝の一員でしたが、まだロマーリオの影響が強い時期でしたね。

 ファビオ・カンナバロの受賞は2006年。

 当然イタリア代表がワールドカップ優勝に輝いた原動力でしたし、ユヴェントスのカルチョ・ポリで失墜したイタリアを救ったという要因もあったのでしょう。

 実際は彼ではなく、ジャンルイジ・ブフォンが受賞すべきという声も大きかったことは事実です。

 翌年の2007年はブラジル代表のカカが受賞しますが、カンナバロ受賞時の2006年はまだ

 「ロナウドとメッシの時代」

 ではありませんでした。

 ロナウドはユナイテッドでチャンピオンズ・リーグ優勝を果たした2008年に初受賞しますが、本格的な凄みを増したのはレアルに移籍してからになります。

 これは僕の推論に過ぎないわけで、ザマーとカンナバロが優れた功績を残した選手であることは当然です。

 ならば、これから本格的に台頭するであろう2選手

 キリアン・ムバッペ フランス代表
 ジョアン・フェリックス ポルトガル代表

 が君臨するのであれば、テア・シュティーゲンをはじめとするGK、そしてCBの受賞はますます困難になるのでしょうか。
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商業圏という言葉を考えて

2019-12-03 21:14:14 | 日記
 僕の住まいから一番近いスーパーマーケットは西友になります。

 西友では様々なブランドが売られている一方で

 「皆さまのお墨付き」
 
 という西友独自のブランドも売られています。

 例えばカップ・ラーメンでいえば、大手の日清やサンヨー食品だけでなく、それらの企業のいずれかに製作してもらったとはいえ、自社製品が並んでいる、というわけです。

 つまり西友からすれば

 1・自社名義のため、価格設定が柔軟にできる
 2・国産品よりも割安で販売できる
 3・皆さまのお墨付きの品が欲しいのであれば、西友に出かけるしか方法が無い

 という3点のメリットがあります。

 つまり、独自ブランドを成長させることは、「商業圏」に惑わされないことを意味します。

 例えば長野県の場合、松本市や塩尻市、安曇野などは当然ですが松本山雅が最重要地域として考えています。

 一方で僕の住む千曲市や長野市周辺は、長野パルセイロのファンが多い反面、やはりレベルが高く熱狂的なスタジアムの雰囲気を感じたい方は、アルウインまで出向く、と言う形です。

 つまり、長野県でいう北信地域はパルセイロの地盤ではありますが、必ずしもそうではないという見解は可能かと思います。

 プレミアでは多くのダービーがありますが、スパーズとアーセナルの場合はこの商標権が大きく絡んでいます。

 実はアーセナルの発祥地は北ロンドンではなく、テムズ川南に位置する「ウーリッチ」という町で、スパーズからするとアーセナルは

 「自分たちのホームに移転を希望しているとんでもない輩」
 「ホワイト・ハート・レーンから4マイルしか離れていない場所に、アーセナルはスタジアムを建設しようとしている」

 という、実に受け入れがたい存在だったのです。

 ですから2004年、アーセナルが無敗優勝した際、スパーズファンは相当歯ぎしりしたでしょうし、2006年のチャンピオンズ・リーグ「準」優勝は、最高に嬉しかったのではないでしょうか。
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バロンドール、僕ならファンダイクに一票です

2019-12-03 01:31:36 | 日記
 12月2日、2019シーズンのバロンドール受賞者が決定します。

 (今日は3日ですが、欧州時間では2日になるのでしょうね)

 僕はオランダ代表ファン・ダイクの受賞を希望しますが、仮に彼が受賞すれば2006年のファビオ・カンナバーロ以来の守備選手となります。

 サッカーが、いかにして相手ゴールをこじあけるか、と言う観点で発達してきた競技である以上、優れたストライカーやプレイメイカーが受賞してきたことは、ある意味当然です。

 しかし、レフ・ヤシンやマティアス・ザマーのように

 美しい、反則に頼らない守備
 良質の守備が良質の攻撃を生む

 という観点を忘れてはならないでしょう。

 リバプール、そしてオランダ代表のファンは、ファン・ダイクが受賞しなければ相当の失望を覚えるに違いありません。

 2013シーズンは、バイエルンで3冠を達成したフランク・リベリが受賞を逃し、大きな波紋を呼んだようにバロンドールは、その年に旬を得た選手が必ずしも受賞する。

 というわけではないのですが。

 リバプールのファンは同時に

 1・来季のジャージ・スポンサーはどうなるのか
 2・クロップにドイツ代表指揮官の要請があった際、クラブはどう返答するのか

 という点も気になるでしょうね。

 僕はクロップがアンフィールドを去るとは考えられませんし、恐らくリバプールは来季、ニューバランスではなくナイキと契約を結ぶ気がします。

 ニューバランスのスパイクが、どうも大きな展開を見せないのは、履いた選手たちが一様に不満を抱えているのではなかろうか、と予想されます。

 ジャージのデザインはスパイクとは別物ですが、少なくともサッカーにおいてはニューバランスよりも、ナイキの方がオーセンティックという印象が強いことは確かですから。
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街中はキャッチコピーであふれている

2019-12-03 01:12:21 | 日記
 昨日、エビスビールを購入しました。

 エビスビールには様々な味が発売されていますが、僕が購入したのは

 「ジョエル・ロブション監修」
 「限定醸造」

 というコピーがついた新作になります。

 この事例からもわかるように、街で見かける商品には、多くの場合購入を促すべく「刺激的」なキャッチコピーが確認できます。

 「金賞受賞ワインがこの価格!」
 「モンド・セレクション受賞!」
 「期間限定発売!」

 などは、その代表格と言えます。

 ただ実際に、調理や素材の調達の都合上、季節が限定される商品もあります。

 森永が発売している「板チョコアイス」が冬季限定なのは、製法上冬季にしか出荷できないと聞いていますから、このような例は致し方ないと思います。

 またチョコレートならば

 明治乳業 メルティ・キッス
 ロッテ バッカス、ラミー

 これらはファンが冬にしか発売されないとわかっていますから「冬季限定」と示さなくとも認知されています。

 刺激的なキャッチ・コピーに惑わされない点は、それだけ難しいと言えますね。

 サッカー・スパイクも同様で

 「イニエスタと共同開発 アシックス ウルトラ・レッツア」
 「フィラのファッシノが限定復刻」
 「ディアドラ、ロベルト・バッジョと再契約」

 などはその一例になります。

 限定品や選手使用モデルは価格も高価ですし、片田舎では取扱店も少ないですから通販に頼る方が多いと思います。

 逆にリーバイスの501やコンバースのキャンバス・シューズのような、改良を繰り返しながら販売をやめないことの意義が、むしろ強調される昨今のように思えます。
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