塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

プレミア価格ではない有難さ

2019-12-12 01:54:32 | 日記
 通常、投資話というのは株価や投資信託、かつては土地ころがしが一般的でした。

 しかし今は銀行にいくのではなく、酒屋にいくことが一種の投資のようですね。

 実はワインやウヰスキーの「これぞ」と思う品をかって未開封で寝かせておく。

 すると、ころあいも見計らって売却すると大きな利ザヤがある、かもしれないというわけです。

 ウヰスキーに関心のある方はご存知ですが、今日本産のウヰスキーは世界中から大注目で、その需要は底なしなんですね。

 特にサントリーの響き、白州、山崎、そして最新作の蒼は既に希望小売価格はあってないようなものです。

 特に白州と山崎の年代物は、高級英国靴が購入できるほどの価格で、もうため息しかでません。

 また、イチローズ・モルトのボトルに「トランプ」が記されたもの、既に蒸留所が閉鎖しているポートエレン、ヴィンテージのマッカランを血眼こで探している方もいるようです。

 前回、ビールについて感想を述べてみましたが、ビールはこのような

 「プレミア価格での売買」
 「クラフトビール、高級ビールはあるが、シャンパンやシングルモルトと比べたら許容範囲」

 と言えますよね。

 サッカーでいえば

 ウヰスキーやブランデーは設備の整ったスカイボックス
 ビール 気楽なホームの自由席

 位の差があると感じます。

 収入やチケット価格に関しての印象は人それぞれですが、僕はどうしても自由席で見てしまいますね。

 それは一人観戦というお気楽さもありますし、様々なファンの表情が確認できる利点もあります。

 夏の強烈な日差しや冬の風の冷たさも含めてですが。
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価格という気になる要素

2019-12-12 01:30:21 | 日記
 サッカー観戦のお供には、ビールが不可欠と考える方が多いと思います。

 僕は最近サッポロ・ビールを贔屓にしていまして、定番の黒ラベル以外にも

 限定醸造 黒ラベル・黒ビール
 限定醸造 クラシック・ラガービール

 を購入しました。

 ビールの売り上げが低迷し、各社様々形で活路を見出しています。

 キリンですと本麒麟、サッポロですと麦とホップに代表される「限りなくビールに近い風味」を再現した商品を提供しています。

 またサントリーが手掛ける

 「マズターズ・ドリーム」

 のように、より高額な商品を市場に投入する事例もあります。

 何はともあれ、ビールを買い求めるお客が多いのは

 1・ウヰスキーやワインよりも、価格が断然安い
 2・清酒やウヰスキーと異なり、アルミ缶は捨てる際の処理がしやすい
 3・量が決まっているため、様々な銘柄を気軽に飲める

 という多くの利点があるためでしょう。

 プレミア・リーグでいえば、ビールはかつてのイングランド・リーグで見られた立見席のようなもので、逆にワインやシャンパンは現在のようなかしこまった席での観戦、に近い心境と言えそうです。

 現在のプレミアは、客単価が高すぎる、つまり入場券を入手することすら困難である、という問題に直面しています。

 数年前、同様の事例が大リーグでも起き、家族で大リーグを観戦するよりも

 1・入場券の価格が安いマイナー・リーグが人気
 2・トップ・プロスペクトと呼ばれる、将来有望な選手が数多く在籍
 3・アトラクション、飲食も充分に楽しめる

 という点で大きな話題になりました。

 やはり人間、価格は常にシビアなもので、この点を試合内容で訴求するのか、試合以外でどう提供してゆくのかが今後の課題ではないでしょうか。
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サッカーで感じる読む楽しみ

2019-12-12 01:05:38 | 日記
 サッカーをはじめ、競技には読む楽しみがあります。
 
 選手や指揮官の自伝を読む、写真集を眺める
 戦術指南本で最先端の戦術を学ぶ
 ワールドカップの歴史、FIFAの実情など歴史認識やノンフィクションの重厚さ

 などがその代表格でしょうか。

 当然「ブルーロック」のように、漫画で楽しむ方法もありますし、かつてに名作を古本屋で探すこともわくわくしますよね。

 塩野七生は著書「マキャベリ語録」の中で、

 「ペンによってその方策を人類に示したプラトンやアリストテレスはその他の同類の人々も、人類からの尊敬を受けるに充分に値すると信じる」

 というマキャベリの一文を紹介、翻訳しています。

 日本サッカーも多くの方が語り、紡ぎ、著作でその歩みを示してきました。

 1・語学に精通し、海外の記者とも親交がある 例 田村修一 豊福晋
 2・ワールドカップの黎明期を知る人物 例 賀川浩 後藤建生
 3・戦術解説の第一人者 例 杉山茂樹 西部謙司

 他にも、サッカーの世界にノンフィクションで切り込んできた金子達仁、東欧や日本の下部リーグを渡り歩いてきた宇都宮轍壱

 こうした方々が自分で実際に取材をし、現地の方の肉声を文章に起こしてきた。

 このことを僕たちは再度、感謝し有難いと思うべきではないでしょうか。

 木村元彦「オシムの言葉」に代表される、サッカーの中に政治的背景を織り交ぜる作品は、歴史教科書では学びきれない、多くの事柄を示しています。

 また、グアルディオラに代表される指揮官に関する作品は、指揮官の心境や脳裏に浮かぶ事柄が見えてきます。

 Jリーグのオフシーズンは、サッカー本を購入というのはいかがでしょうか。
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