塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ブランドロゴの変化を見つめて

2019-12-10 00:14:46 | 日記
 ブランドには必ず「アイコン」が存在します。

 そのアイコンをブランドは時代に合わせ柔軟に変化させ、シューズやジャージに施すことで、より消費者に訴えてきました。

 その代表例がアディダスです。

 ネメシズに代表されるサッカー・スパイクでは、3本線を相当アレンジしていますが、従来はコパ・ムンディアルにみられる、王道の3本線が基本でした。

 また、ジャージでは現在の3本線ではなく、月桂樹(英語名トレフォル)が胸元に刻まれており、逆にこの月桂樹をブランド・アイコンとして復刻の目玉、にしてきたましたね。

 コンバースが通常の星マークだけでなく、アルファベットで「CONS」と刻印したり、シェブロン・&・スターと呼ばれるロゴを用いたのは、星のマークでファンが

 「カジュアルかハイ・パフォーマンスか」

 が判別できるように、との配慮があったはずです。

 また、プーマも従来のプーマ・ラインを、楕円の中に小さく収める形を送り出しましたし、ナイキもスウッシュを大きくアッパーに刻印することがあります。

 用具とジャージの変化は選手にとって大事ですが、僕たち一般人にはさほど影響はありません。

 ただ、こうした用具の変化をつぶさに感じることで

 1・今、この企業はどんな目論見をにらんでいるのか
 2・もしかすると、経営が苦しいのではあるまいか

 などと判別できるようになるのではないか。

 と勝手に思っているからです。

 例えばコンバースが2001年に破産し、2003年ナイキに買収されますが、実はそれ以前にもコンバースは他社を買収したこともあれば、されたこともあるのです。

 また、エアー・ジョーダンの登場から一気にナイキ、そしてリーボックに追われ、追い抜かれる立場になったころから、相当経営面では苦戦していたように思えます。

 こうしてみると、スパイクを眺めるのはある種の経済面と言えるのではないでしょうか。
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改めて思う応援という愛情

2019-12-10 00:02:51 | 日記
 皇后さまがお誕生日を迎えられた、ということで昨日は多くの媒体が特集しました。

 かつて外交官であり、多言語に精通し各国の礼儀作法を学んでおられることは、皇后さまだけなく陛下にも大変良い影響を与えると報じています。

 数ある協議がある中で、サッカーは皇室と縁があると感じます。

 それは天皇杯、皇后杯という日本伝統のカップ戦に名付けられた名称だけでなく、高円宮久子様はいつても日本代表に大きな慈しみと愛情を注いでいらっしゃいます。

 英国王室も同様で、イングランド代表の練習施設がリニューアルされた際は、ウイリアム王子とキャサリン妃が表敬訪問をしたはずですよ。

 日本でも今後、クラブの買収事案は進むでしょうし、欧州では更に顕著となるに違いありません。
 
 カタールは国家ぐるみでパリ・サンジェルマンにこだわっていますし、それはマンチェスター・シティも同様です。

 しかし、これらのような

 「お金による支援」
 「ビジネス色が強い取引」

 ではなく、上記2例のように、暖かい眼差しと慈しみで応援をする、その無償の愛の方が、僕はどこかに残したいと感じます。

 サッカーの世界では「サポーター」は既に、その任務を果たしていますよ。

 確かにすべてのサポーターが素晴らしいわけではありません。

 乱痴気騒ぎや暴行事件を引き起こす輩もいますし、選手のプライバシーを知りたい要求は今後も高まってゆくでしょう。

 しかし、彼らの熱心な声が選手を動かす。

 これもまた歴史が知る事実ですよね、
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