塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

改めて思う、サッカーにおける監督人事

2019-12-18 00:33:03 | 日記
 野球もサッカーのオフシーズンとなりましたが、野球好きは監督人事をどう思うのでしょうか。

 僕のように長年、サッカーを贔屓にしてきた者からすれば、

 「球団出身の選手か、プロの経験を持つ人物だけがその職につける」
 「東京6大学リーグ優勝や、高校野球で名を馳せた人物が、プロに転向できる仕組みはない」

 というのは、凄く不可思議なんですね。

 例えば西野朗氏はタイ代表の指揮官となりましたよね。

 彼に限らず、日本人の指揮官が国外で指揮を執る事例はありましたが、今後も選手同様に増加傾向になると思います。

 西野さんがタイ代表からオファーを受けたのは

 日本代表をワールドカップ8強寸前にまで導いたから
 1996年五輪出場、2008年のチャンピオンズ・リーグ優勝

 加えてハリルホジッチ氏の退任以降、あれだけの短期間で日本代表を立て直したからという側面もあるでしょう。

 ではどうしてジャイアンツの指揮官である原辰徳氏は2009年のワールド・ベースボールクラシックの後、米国やアジア諸国から監督の打診が無かったのでしょうか。

 世界一の監督ですよ。

 どうして大リーグからオファーが無かったのか、泣ければそどうして米国へ売り込みをしなかったのか
 オランダやイタリアのように、欧州で野球をする国で陣頭指揮をとらないのか。

 まあ、理由は色々あると思いますが、サッカーも野球も今後は「主要国」に、日本人指揮官が出向くことが増えれは良いですね。

 松本山雅はザスパから布啓一郎監督を引き抜きますが、布さんはアンダーの代表監督も務めましたが、根底にあるのは

 「市立船橋高校」
 
 を率いたことですよね。

 監督ライセンスがあれば、アマチュアの実績が評価されプロを率いることができる、選手の経験がなくともコーチングを学べる。

 この幅の広さはサッカー特有の長所であると僕は認識しています。
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人間、スマートフォンはどうして手放せないのか

2019-12-18 00:19:18 | 日記
 サッカーに限らず、試合会場ではスマートフォンで他会場の結果を瞬時に得られるようになりました。

 JリーグでもJ2とJ3の降格に晒されているクラブのファンは、当然ハーフタイムで情報を入手し、一喜一憂したに違いありません。

 また、クラブもスマートフォンに積極的に情報を流すことで、瞬時にファンが楽しめる形を形成しています。

 しかし、人間はスマートフォンをどうして手放すことが出来ないのでしょうか。

 それはゲームで遊びたい、常にネットの情報を頼りにしたい、気軽に連絡が取れるなど、様々な理由があるのでしょう。

 僕のようにラインが無くとも生きていける人間の方が、もはや物珍しい「少数派」でしょうが、一方でラインに入っていないからといって、人権無視のようないじめが起きるのは、明らかかに

 「本末転倒」

 ではないでしょうか。

 僕が中学生のころ、任天堂が携帯ゲーム機である「ゲームボーイ」を開発し、爆発的な売れ行きを見せまして、誰もが欲しいと感じたものです。

 しかし、スマートフォンのゲームだって同じように「携帯」できるわけですが、僕らはそんな中毒になりませんでしたし、学校で遊ぼような不届き者は明らかに異質でした。

 それは当然

 「自分の行動が間違っている」
 「乾電池式のために、バッテリーを補給するのはお金が必要」

 という、ある種の罪悪感が抑止力になっていたと感じます。

 つまり、スマートフォンには罪悪感も抑止力も備わっていないのではないでしょうか。

 僕には子供がいませんから、スマートフォンの使用で揉めることはありませんし、サッカー情報の収集も基本は新聞や書籍です。

 昔は大人が子供に「嗜み」と伝えていましたね。

 でも、もう無理ですよ、子供が今の大人の提言を聞き入れる土壌はないと思います。

 コンビニのごみ箱に、自分の車や家庭のごみを勝手に捨て、エンジンも切らずに店内に出向く
 タバコのポイ捨てやそもそも、喫煙を子供にしてはならないといっているのに、大人が吸っている事実
 セクハラやマタハラという、他人を不幸にする行為

 をまずは僕たちが改善すれば、子供も聞く耳を持つ、かもしれませんよ。

 ちなみに僕はタバコをすいませんが、たばこで体を痛めているのにスポーツ・クラブに通う人間をしっていますが、このような辻褄の合わないことをする大人がいる限り、子供は注意深く見ていると思います。
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アスレチック・ビルバオから見る観点

2019-12-18 00:04:57 | 日記
 スペインにはバルセロナとレアルだけでなく、アスレティック・ビルバオという名門が存在します。

 アスレチック・ビルバオはダービーの対戦相手であるレアル・ソシエダードが、居住区であるバスク地方以外の選手を加入良しとしているのに対し、頑なにバスク出身選手のみでクラブを構成しています。

 また、バルセロナ同様に

 「胸スポンサーを考慮しないこと」

 でも知られてきました。

 僕が興味深いのは、彼らが英国の影響を深く受けているために、クラブ名に「アスレチック」を冠している点ですが、改めてこの点を考えてみたいのです。

 通常僕らは運動することをアスレチックではなく、「スポーツ」と言います。

 ただ、厳密に言いますとスポーツは「暇つぶし」という観点で用いられているはずだんです。

 ですから今でもサヴィルロウのような、英国の仕立屋ではブレザーのような上着を「スポーツ・コート」と呼びます。

 英国では厳然として

 フィッシング 魚釣り
 ハンティング キツネ狩り
 シューティング 鳥打ち

 とその動作を分類しており、ノーフォック・ジャケット、ブレザー、ハッキング・ジャケットなど、その行為に必要な物を上記のように

 「スポーツ・コート」

 と呼びます。

 これらは英国貴族が暇つぶしのためにわざと難しいルールを定め、日々飽きないように考案したもので、競技と言う観点ではアスレチックの方が適当だと感じています。

 ですから、「スポーツ」ビルバオではなく、「アスレチック」ビルバオというクラブ名は、実に理にかなった名称だと思いますし、僕らも大抵の場合、競技をする人をアスリートを呼びますよね。

 このように、語学や名称と言う観点もサッカーや競技の一部ではないでしょうか。
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