mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

続・旅行会社口コミランキング

2010年01月15日 | 旅行記

 先日、旅行社の口コミランキングを見た話をして、小生が実際に旅行社を選ぶのにどのような基準で行っているかを話したと思います。

 でも、2009年11月21日の記事の通り、小生の場合は、選定基準ではなく、「迷い」ですね。

 まず、どうしても第一位は、「お値段」になってしまいます。

 そして、第2位は、何を見るか(訪問国)で、第3位が日程、第4位が添乗員付きか(特に、ヨーロッパの場合に重視)になりますが、今までの経験をお話したいと思います。

 とは言いましても、この基準によって選んでいるわけではなく、小生の独断と偏見が基準になっている、と言った方が良いかもしれません。

 最初の海外旅行は、旅行会社さんが揃えたツアーではなく、知り合いだけの団体旅行でした。国内旅行でよくやる会社のバス旅行みたいなものです。

 この時は、JTBさんでしたが、どうしてJTBさんにしたのかは分かりません。

 手続きを進めた方が「ここが一番大きな会社である」という安心感があったのかもしれません。

 行き先は中国の「北京」と「西安」で、6日間くらいでしたか?

 金額は30万円くらいでしたから、今の水準と比べますと「結構なお値段」ということになると思います。

 この時は、先ほど申し上げた基準は、無きに等しいものでしたね。

 第一位の「お値段」は自分では比較のしようがありませんし、第2位の「訪問国」は「外国であればどこでも良い」という感じでした。次の基準の日程と添乗員も設定されたものに従うという感じで、自分で選定することなど考えもしなかったものです。

 もちろん、それで本人としては十分満足していました。

 二回目の旅行は、ドイツでしたが、この時は「どこの旅行社にしようか」迷いましたね。

 旅行会社のツアーに参加するものでしたから金額やコース(訪問地)、そして、仕事との日程調整などで迷ったのだと思います。

 最初は、ドイツの古城を巡るコースに申し込んだのですが、参加人員が集まらず、ツアーが中止となってしまいました。仕方なく「ドイツロマンチック街道、スイスアルプス、パリ」というコースになったのですが、結果的には、催眠術をかけられたようにヨーロッパの街並みや景色に惚れ込んでしまいました。

 さて、本論の旅行会社ですが、この時は「近畿日本ツーリスト」さんでした。

 以来、20本を超える海外旅行を経験していますが、ほとんどがこの両社のツアーに参加しています。

 なぜ、そうしたかと言えば、小生に頭の中に「この両社は日本を代表する旅行社である」という先入観があったためだと思います。

 それが最近になって「もっと面白い企画をする旅行社がないものか、どちらも同じようなツアー内容でつまらない!」と感じ始めたものですから、両社以外のデータを集めだしたのです。

 それでは、両社以外にどこを利用したかと言えば、日本旅行さん、阪急交通さん、旅物語(JTBグループですが)さんです。

 でも、面白い企画で選んだかといえば、答は「NO」でしょうね。

 やはり、金額が一番です。

 企画が面白そうなのは、JTBグランドツアーさん、ユーラシア旅行社さん、グローバルユースビューローさんなどですが、どこも「お値段」がネックになっています。

 少人数制や町歩き、うまい食事、さらには普通のツアーでは行かないところ、添乗員の質の高さなどが売りのようで、聞いた感じでは多いに魅力を感じてしまいますが、どうも小生のような庶民には縁遠いように思われます。

 さて、話を元に戻して頂いて、頭に浮かぶままに旅行社の評価したいと思います。

 まず、JTBさん イタリアや韓国旅行などでお世話になりましたが、大手だけあって参加人員不足のキャンセルはなかったと思います。この「旅行が成立しない」ということがツアー旅行では度々あり、このことが不満となって旅行社の評価を下げることがあると思います。

 次に、窓口というか支店の対応ですが、支店によって、あるいは社員によって対応は違いますが、全般的には「事務的」で「お客さんは神様です」という考え方が社員の皆さんに浸透していないように見えました。

 個人的に大きなトラブルはなかったのですが、安心感はあっても、「ここは、おすすめですよ!」といった積極性が感じられないのも残念なところです。

 なお、小生がお世話になった支店は、3つでした。

 次に、近畿日本ツーリストさんですが、ここは、マレーシア・シンガポールやオーストリアの旅などでお世話になりました。

 まず、「旅行が成立しない」という問題ですが、正確な数は覚えていませんが、何回かありました。でも、旅行社への不信感の理由で良く聞く「催行が決定したのに、その後、何の説明もなく取りやめになった」という経験はありませんでした。

 旅行者にとっては、仕事と年休などの調整をしながら日程を決めていますので、急なキャンセルは納得がいかないと思います。

 逆に、旅行者の方から催行を決定したツアーをキャンセルしますと、期間に応じた違約金を払わなければならないのですが、この点は不公平のように思います。(どこの旅行社もほぼ同じ扱いです。)

 次に、支店の窓口対応ですが、3カ所ほどお世話になりました。ここが我が社の「売りで是非、おすすめしたい!」といった積極性は見られませんでしたが、丁寧な対応で「まぁまぁ」といったところだと思います。

 次にお世話になったのが「日本旅行」さんですが、予約をしながら小生の仕事の都合でキャンセルせざるをえなかった旅行社です。

 従って、お世話にはならなかったので旅行内容の善し悪しを言うことは出来ませんが、スペイン旅行のキャンセル代金10万円は痛かったな!という強い想い出が残っています。

 かみさんがキャンセルの電話をしたのですが、「日にちをずらす」とか「別なところへ行く」とかを提案して小生がキャンセル代金を払わずにすむような話をしたそうです。

 その意味で対応は、「まずまず」ですが、「罰金10万円は、高い!」し、金額の根拠を知りたいものです。

 次が旅物語さんですが、同じくスペインでお世話になりました。

 この会社は、皆さんご承知のように支店を置いて営業するというものではなく、電話でも受け付けていますが、どちらかというとパソコンのネット販売が主流のようです。

 したがって、小生もネットで予約しましたので、顔が見えないので何とも言えませんが、窓口の対応の印象としては「まぁまぁ」ではないでしょうか。

 分厚いパンフを毎月、これでもかと送ってきますが、こういう積極的な姿勢は多いに買えると思います。

 旅行内容は、暑い夏にスペインに行ったためか良い印象が残っていません。

 特に、ホテルのグレードの低さ、そして、アムステルダム空港での「乗換時間」の長さには疑問符がつきました。

 まぁ、旅行代金が他社に比べて「お安い」ので文句は言えないのかもしれませんが、次回は「世界の旅情」というワンランク上の企画を利用したいと思います。

 次に阪急交通さんですが、ここは、「とっておき南イタリア・シチリア島」でお世話になりました。

 旅物語さんと同様にお値段がとてもリーズナブルでもう一度使いたい旅行社だと思います。

 電話やネット販売で対応することが多いようで、電話でのやりとりでは「イヤ」な感じはしませんでした。

 また、旅物語さんと同様に分厚いパンフを毎月、送ってきますが、その中に「ここが売りですよ!」とページがあり、積極的に自社の良いところを宣伝していると感じました。

 旅行内容は、全てを申し上げられませんが、値段の割にはホテルのグレードや食事内容、添乗員さんの対応なども「とても良かった」と感じました。

 とういうことで、小生の口コミ評価は、終わりますが、JTBさんと近畿日本ツーリストさんの旅行内容の評価をしませんでした。

 数が多すぎて、どう評価したらよいのか整理がつかない状態ですので、後ほど、整理したいと思っています。

 なお、旅行社の評価ではなく地域での評価では、一般論ですが、ホテルのグレードや食事は、アジアの方がヨーロッパより優れていると感じています。

 ただ、それに余りある魅力がヨーロッパにはあると思います。

 それは、歴史、文化(街並み、絵画、音楽など)、自然美などですが、それをも凌駕している国が日本です。

 海外旅行をしていると日本の歴史、文化、自然美の素晴らさが蘇ってくるから不思議です。

 食べ物など、こんなに創意工夫して健康的で美味しいものを食べている国民は、日本人だけだと思います。