4月28日放送のNHK「ためしてガッテン」を見ていましたら「まさか私が?急増する新型・栄養失調の恐怖」を放映していました。
食べ物が溢れていて、健康のために痩せることに気を取られている時代なのに「栄養失調」とは逆の現象のような気がします。
その栄養失調者は、一人暮らしのお年寄りが多いそうで、自分が好きな食べ物だけを食べることが原因のようです。
それと、うちのかみさんと同じ考えで、「肉類は健康に良くない」という偏見があるようです。
ところで、その不足している栄養とは、たんぱく質のことだそうです。
これが不足しているかどうかの判定は、血液中の「アルブミン」という成分の量で判断されるそうです。
3.5/dl以下が低栄養、3.8/dl以下で低栄養予備軍だそうで、これが不足すると「貧血」「脳出血」「肺炎」「転倒」などなどの病気につながるそうです。
では、一日に必要なたんぱく質を食べ物で換算すると、小生の記憶が間違っていなければ、肉300グラム、卵10個、魚3切れということだそうですから、かなりの量になります。
とはいっても、高たんぱく質な食品は、これらの動物性食品以外に「畑の肉」といわれる大豆や豆腐などの植物性食品にもありますので、たんぱく質もバランス良く摂ることが大切なのではないでしょうか。
そんなことを考えていましたら、今朝の「アサリ」のみそ汁の栄養素が気になってきました。
小生が愛読している『「医者いらず」の食べ物事典(石原結實先生)』によれば、「アサリは、肝臓を強くする「日本古来の栄養食」で、強肝作用、貧血改善、強壮、強精、骨粗しょう症の予防に効能があるそうです。
ただし、シーズンは年2回で4月5月と10月11月で、6~9月の産卵期は「食中毒を起こしやすく食べない方がよい」とされているそうです。
そんな小難しい話は置いといて、「アサリのみそ汁、美味しいな!日本人に生まれて良かったな!」と小さな幸せを「シミジミ」と噛みしめています。
明日は、シジミ(蜆)にしようかな?