mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

クロアチアなど4カ国周遊12日間の旅3

2010年05月07日 | 旅行記

 昨日は2日目のオバティアまでをお伝えしました。今日は3日目からですが、朝、オバティアのホテルを発ってザダールへ向かいます。

 ザダール(Zadar)は、歴史的にはクロアチアの他の地域と同様にハンガリー王国やベネツィア王国の領有になるなど近隣諸国の影響を大きく受けていたようですが、近年では1947年のイタリアと連合国の平和条約でユーゴスラビア領となっています。

 しかし、この街に世界遺産はなく、また、これに順ずるような観光資源もないと思われるのですが、パンフではザダール市内観光として、潮風が奏でる音色○シーオルガン、○聖ドナト教会を予定しています。

 シーオルガンというのが「潮風が奏でる音色」なのでしょうね。でも、それは聖ドナト教会にあるのでしょうか?

 それにしても日本語は難しいものです。この街のことを阪急交通さんではザダールといってますが、wikipediaでは「ザダル」といってます。また、聖ドナト教会もwikipediaでは「聖ドナット教会」と表示しています。

 さて、ここを見た後は「シベニク」へ向かいます。そして、シベニク観光として世界遺産の「聖ヤコブ大聖堂」を見学することになっています。どうやらシベニクの街が世界遺産になっているのではなく、「聖ヤコブ大聖堂」がルネサンス様式で、柱の支柱がない石造建造物として世界で最も大きいからで指定された?ということのようです。

 現地に行ったらじっくり話が聞けると思います。

 この後は、シベニクのホテルに泊まりますが、翌日(4日目)の朝には、トロギール(Trogir)に向かうことになっています。

 トロギールでは、シベニクと同じように世界遺産トロギール市内観光が予定されていますが、ここでは「聖ロブロ大聖堂」を見るようです。

 ここも大聖堂のみが世界遺産なのでしょうか?そうではないようです。

 トロギール(トロギル)は、クロアチア本土とチオヴォ島の間の小さな島にあるようですが、この島が歴史的に豊かな文化を生んで、それが宮殿、教会などという形で残っている、ということらしいのです。

 Wikipediaによれば、「トロギルには、アドリア海沿岸のみならず中欧でもっとも保存状態のよいロマネスク=ゴシック建築群がある。中世から続くトロギルの中心部は城壁で囲まれ、城、塔、住居、宮殿など、ロマネスクからゴシック、ルネサンス、バロックといったさまざまな時代の建物が保存されている。トロギル最大の建物は聖ラウレンティウス教会で、その西正門はラドバンの傑作であり、同時にクロアチア国内でもっとも顕著なロマネスク=ゴシック様式の作品である。」

 とありますので、簡単に言えば、「建築様式の宝庫」になっているということでしょうか?

 ここもじっくり見学したいところですが、その日のうちに次の世界遺産がある「スプリット」に向かうことになっています。

 日程が忙しいようで心配です。

 さて、本日はこれくらいで失礼します。スプリットなど、この後の予定については、次の機会にお伝えしたいと思います。