ロック探偵のMY GENERATION

ミステリー作家(?)が、作品の内容や活動を紹介。
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Eagles, Please Come Home for Christmas

2017-12-25 17:33:26 | 音楽批評
今日は12月25日。
クリスマス。
ということで、なにかクリスマスソングについて書こうと思いました。

候補はいろいろありますが……
イーグルスの「プリーズ・カム・ホーム・フォー・クリスマス」という歌を取り上げます。

もっと有名な歌がいくらでもあるわけですが、なにしろ『ホテル・カリフォルニアの殺人』でデビューし、このブログでも、当初はイーグルスの曲をメインに取り上げてきました。なので、今年はイーグルスでいこうと思います。

といっても、正直なところ、それほど特筆するようなことがある歌でもありません。

とりあえずクリスマスの歌でも作ってみるか……みたいな感じで作ったような歌です。
歌詞は、山下達郎さんのような感じで、ハッピークリスマスではなく、クリスマスなのに悲恋という内容。お前は俺から離れていく。ひどいじゃないか。クリスマスには家にきてくれよ……というわけです。

それにしても、あまりクリスマスっぽい感じはあまりしないな、と私は思います。
冒頭でベルとともに鳴るピアノや、ギターの音色なんかにクリスマスらしくしようという意識は感じられますが、イーグルスの音楽は、やっぱり西海岸のカラッとした感じが基調なので、クリスマスのような感じにはなかなかなりません。まあ、これはこっちがもともともっているイメージのせいかもしれませんが……しかし、歌詞のなかに「きよしこの夜」とか「クリスマスキャロル」といった言葉をちりばめてあるのも、音楽だけではクリスマスにならず、どうにかしてクリスマスのイメージを喚起しようと言葉に頼る苦肉の策のように思えてしまうのです。




こちらは、私が住む町のクリスマス・イルミネーションです。
クリスマスというのはやっぱりこんな感じだと思うんですが、イーグルスでは、なかなかこういうふうにはならないですね……