アメリカ大統領選が、いよいよ投開票を迎えました。
結果、トランプ氏の当選確実ということです……
一応まだ確定ではないかもしれませんが、複数の現地メディアが当確を出しているということなので、ほぼ決定なのでしょう。
まあ、ハリスさんが民主党の新たな候補に決まった時点で、この結果はある程度覚悟していました。
最後の最後で、いわゆる“ガラスの天井”が立ちはだかるだろうということで、下馬評で10ポイントぐらいの大差がつく感じでもなければ勝てないだろう……と。選挙直前の調査で接戦となっているようでは厳しいとみていました。
私にいわせればトランプなどという人は論外で、大統領どころか一政治家にすらなるべきではない人物ですが、残念ながらそれが支持されてしまう……
この現実に向き合うための心の準備といったらなんですが、一期目の様子を見ていて、ある程度の楽観もあります。トランプ氏はいろいろと無茶な政策を掲げていますが、本当にトンデモな政策は、結局のところどこかの時点でストップがかかり、実現にはいたらないんじゃないかと。
その最後の砦といえるのが、憲法です。
たとえ大統領が決定しようが、憲法に反していればひとまず押し通すことはできないわけです。それが、憲法というものの存在する意義です。主権者である選挙民が(私からすれば)誤った判断をくだしたとしても、最終的には憲法が逸脱を止める……とりあえずは、アメリカ合衆国憲法がその機能を果たしてくれることを願うばかりです。