ロック探偵のMY GENERATION

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甘木鉄道

2020-10-14 20:48:04 | 日記
今日は、“鉄道の日”だそうです。
 
1872年のこの日、日本初の鉄道が開通したということで、制定されたということです。
 
というわけで、たまには鉄道の記事でも書いてみようかということで、私の地元を走るローカル鉄道、甘木鉄道を紹介したいと思います。
 
甘木鉄道は、基山駅(佐賀県)と甘木駅(福岡県)を結ぶ鉄道。
基山駅ではJR基山駅と連絡、途中小郡駅では西鉄との連絡があります。
 
もとは国鉄の甘木線という支線でしたが、国鉄経営再建の一環として、国鉄から切り離され第三セクターとなりました。
三セクとしては経営がうまくいっているほうということで、なにげに全国的に知られているらしいです。
 
画像です。
 

この画像をみると、どうも物寂しいというか、何かが足りないような気がすると思います。
 
それはまず、電線がないのです。
 
この甘木鉄道の列車は、架線から電気を供給するのではなく、車両に搭載されたエンジンで走行します。
 
地元住民は“レールバス”と呼んでいますが、まさにレール上を走るバスのような乗り物なのです。
 
電線がないため、ふつうの電車では線路に沿って並んでいる電柱の列もありません。そのため、甘木鉄道の画像などをみると、シンプルすぎる印象を受けるわけです。もう少しいうと、フェンスなどがない区間もかなりあります。甘鉄が走るのは田園地帯が多いんですが、農家の人が普通にレール上を横切ったりもしています。まあ、見通しのいい直線が多いので、それほど危険ではないということなんでしょうが……
 
あと、シンプルさのもう一つの要因は、単線であることでしょうか。
 
甘鉄は、ほとんどの区間でレールが一本になってます。
電車がすれ違う時には、ホームをはさんでレールが分岐している一部の駅か、途中にあるすれ違いポイントを利用します。これも、ローカル路線ならではでしょう。
 



沿線には、キリンのビール工場があり、工場見学ができます。
併設する花畑では、現在コスモスフェスタが開催中。今年はコロナでいろいろ制約があるかもしれませんが……園内にはキリンの生ビールを提供するレストランもあり、いってみて損はないと思います。
 
――ということで、今回は地元鉄道の紹介でした。





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