PANTAのギターが盗まれた。
そんなニュースがありました。
頭脳警察のPANTAさんが今年亡くなりましたが、その遺品の中から3本のギターが盗まれていたというのです。
犯人は逮捕されているものの、ギターはすでに中古屋に売られ、一般の顧客に売ってしまった後……中古屋は客の情報を提供せず、頭脳警察の公式Xが返却を呼びかける事態となっています。
買い取った人は「運命のギター」ということで手放したくないといっているそうです。(件の中古屋を通じての返答?)
しかしこれは、返却してもらいたいところです。
頭脳警察のXは、「ギターを愛する方、その気持ちを信じます」といっています。そういうことでしょう。
法的には返還義務はないらしいですが、これは法律がどうこうとかいう問題ではありません。信義――もっといえば、仁義の問題です。それがPANTAのギターだということはたぶんわかってるでしょうから、法律がどうであろうが仁義は通してもらいたい。そう思います。
突然ですが、ここで「今年で50周年を迎える名盤」ということで、頭脳警察の『誕生』というアルバムがあります。
そのなかの一曲。
「あなた方の心の中に黒く色どられていない処があったらすぐ電話をして下さい」
あなた方の心の中に黒く色どられていない処があったらすぐ電話をして...
……すぐ電話をして下さい。
PANTAのギターとして売られたかどうかわかりませんが、
元の所に戻ってほしいです。
戻したくないと言う気持ちはわかりますが、
やはり無理なのかな?
今のところ、返却されたという話はないですね……
こうなると難しい気もしますが、やはり自分の意志で戻してもらいたいですね。それ以外の結末は、どう転んでも後味の悪いものになりそうなので……