高橋幸宏さんが亡くなったというニュースがありました。
昨日一日ほとんどニュースに接することなくすごしていたんですが、その間に飛び込んできた訃報……つい先日のジェフ・ベックに続いて、まさかという話でした。
高橋幸宏さんの経歴については、各種メディアやSNSでいろんな方が書いておられるようなので、私がいまさら何かいうこともありませんが……あえて何か取り上げるとしたら、THE BEATNIKSでしょうか。
ムーンライダーズの鈴木慶一さんと組んだこのユニットが、実は高橋さんのキャリアにおいてもっとも活動期間が長かったんじゃないでしょうか。このユニットでの活動が、寺山修司原作のミュージカル『時代はサーカスの象にのって’84』でムーンライダーズが音楽を担当するきっかけになったという話をこのブログでも書きました。そういったところを見ても、やはり高橋幸宏という方は、この国の音楽業界において歌謡曲の重力と戦う側にいたのだと思います。その活動に敬意を表するとともに、冥福を祈りたいと思います。
訃報を聞いて驚きました。あまり体が丈夫な方ではないと聞いておりましたが…
YMOは僕の憧れのバンドでした。坂本龍一さんが目立っていましたが、高橋幸宏さんのドラムが縁の下の力持ちになっていたと思います。
ご冥福をお祈り申し上げます。
もちろん、高橋幸宏さんの活動のうち、知名度でいえばYMOが一番高いでしょう。おっしゃるとおり、YMOのサウンドを土台として支えていた方だと思います。