春を待ちかねて、待ちかねて、ようやく春が来たと思っているうちに彼岸も過ぎた。暑さ寒さもというとおり、一気に寒さが到来して、一日にして半袖と長袖にロッカーの入れ替えをすることになった。日は短くなり、朝晩の寒さは何か例年以上に身にしみる。室温20度をきると私は暖房を入れたくなるのだが、この灯油の値段、我慢できるところまで我慢するしかない。
いよいよ明日からは10月です。夏を締めくくる月です。パークゴルフもクラブの納会です。家の周りの野菜も、もう枝豆、インゲン、キュウリみな終りました。今まだ元気なものも後2週間がいいところでしょうか。前庭はまだ花がいろいろ咲いていて、秋を彩ってくれています
温暖化で昨年は暖かい秋の日が長く続いたのですが、今年はどうなのでしょう。
本格的な秋はこれからです、紅葉の美しさは、春の花に負けないけれど、「吹くからに秋の草木のしをるればむべ山風を嵐といふらむ」一夜の風に草木がしおれ、散り敷き荒れ果ててゆく・・・あらし・・の後は寂しい。そして、また老いの身には辛い雪が来るのです。
でも、蘇軾のように「この生この夜長へに良からず」と、今味わう秋の素晴らしさを、積極的に楽しみ尽くす気持ちこそ大切なのかもしれない。