夕べは、日ハムの試合と、ロッテ対楽天を見ました。
日ハム、もう一人というところで同点にされる。ロッテは初回いきなり2点取られて、相手の投手は岩隅、これじゃロッテだめだと思っていたのに、2対2の同点で8回の裏になった。2アウトの後なんと3点取ったじゃない。ロッテが勝てば日ハム負けても優勝。ロッテのこの3点はすばらしい意味を持っていたのだ。
朝、小宮山が一軍登録になったのを知っていた。今日は、ロッテホームでの最終試合。小宮山の引退セレモニィのための一軍登録だけれど、花道を作る登板の機会があれば、最高、その最高の舞台が作られたのです。9回、まずシコースキーがあがって2アウト2塁の場面で、小宮山の登板となった。一点取られても、何とかしのげるのじゃないかと思った。なんと1球目を打ってくれて。ライトフライでゲームセット。小宮山はセーブポイントをもらって花道を飾れた。
12球団で一番人気のなかったロッテに早稲田のエースが入ったのは驚きだったが、バレンタインとの出会いは、劇的だった。ほとんど日本の球界では通用しなくなった彼をバレンタインは、大リーグにつれて行き、再びロッテの監督になるとまた採用したのだ。花道は、44歳、最年長セーブ記録となったみたい。
バレンタイン監督、本当に日本を愛し、ロッテを愛していた。それだけに今年の球団の処遇はひどかった。今年一年という期限付き監督。勝つ喜びも半減していたと思う。バレンタインのギャラが高くなりすぎ、残せなかったみたい。
二人の引退セレモニィを見るために雨の中満員の観客が最後まで残っていた。ロッテのフアンは決して多くないけれど、あの応援はすばらしい。26番目の選手として、選手もフアンを大事にしてきている。もっと積極的にロッテを選ぶ選手が出てほしいものです。喜んで入ってくれたのは唐川くらいかもしれない。
日ハムもサヨナラ勝ちで、胸を張っての優勝胴上げだった。
小宮山が、またいつか、ロッテのユニホームを着たいといったのは、コーチ、そして監督とすでに約束されているのかもしれない。