明日は15夜、天気が気にかかるけれど、仲秋の名月の日だ。明後日は祝日、明晩は月見酒を頂きに行きますか。といっても今は「いの平」くらいしか行くところなし。
おまけに、飲みに出かけるにも適当な相棒がいなくなっているのだ。現役時代の友人はもう皆様、飲みに出ることのできる人はほとんどなし。周りには、声をかければ来てくれる人が三人くらいいるみたいだけど、どうしよう。
懐かしい昔を思い出す。あのころは手稲の飲み屋さんも賑わっていて、突然出かけてもいい友達に出会えたものでした。今は、にぎわっているお店も少なくなっていて、突然入って楽しめる店などないみたいです。
15夜の月がきれいで、バスに乗るのをやめて、月がとっても青いから遠回りして帰ろうではないが、綺麗な月を眺めながら帰ろうなどと、てくって帰ったことなどが懐かしく思い出される。
「名月明年何れの処にか見ん」と詠んだのは、蘇軾だったでしょうか。明日見れなければ、一年先まで見れなくなるのです。
この歳で、月が見れるかどうか心配することもおかしな話だけれど、そんな美学を忘れたくない。月夜になく虫の声に、耳をそばだてる自分はまだ若いのかもしれない。とか何とかいっちゃって。