手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

危険なものは持ってくるわけにゆかない 札幌市長  瓦礫処理の協力をしないのだ!!!

2012-04-06 16:34:19 | 無題
  知事は協力したいといっている。そして稚内、苫小牧は手を挙げている。

 全国的にも瓦礫処理に関しては、協力する県が少ない。原因は言うまでもなく放射能汚染を持ち込みたくないということだ。

 瓦礫がみな汚染しているのかつといえば、そうでもない。引き受けているところも、検査で汚染されていないことを確認した瓦礫をこきうけているのだ。

 汚染された瓦礫なら引き受けないという理由にはなる。しかし、そうでないものがあるという現実にも目をそむける。

 札幌市長にとっては、引き受けている首長は、首長の資格もないと思っているのかもしれない。瓦礫だけでない、海産物、農産物などだって汚染の検査をして販売している。瓦礫を引き受けない方たちは、被災地のこれらの産物も買うなと言っているに等しい。

 義援金を出せば被災者への援助はそれでよいというのでしょうか。復興を願い、手を差し伸べる人たちに勝手にやればいいといっているに等しい。

 原発問題と切り離すことは難しいのでしょうが、現実として今苦しんでいる方たちにできるだけの力を貸す、それができるのが日本人だと思っている。

 国の仮設処理工場が作られつつあるという話が聞こえないのはどういうことなのだろう。阪神淡路の時はいくつも作られたと聞く。作る気があれば道はひらける筈で、国にその積極性がないように思う。瓦礫の中には鉄材も多い。釜石はかつて鉄の街だった。瓦礫の鉄を処理する熔鉱炉を作ることは難しいのだろうか。

 放射能汚染廃棄物の中間貯蔵施設を、苦肉の策で帰国困難と考えられる無汚染のひどい地区に作ろうとしている。まさに苦肉の策だけれど、当該地区の反対があって進まない。除染すればするほど出てくるこの処理も大変だ。

 国に何らかの目途があるのだろうか。必ず最終処理場を作らなければならないのだ。国の責任でやらなければならない。やはり国有地に絞らなければならないのだと思うけれど、とにかく何とかしてほしいものだ。
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