中国艦艇の射撃レーダー照射

　以前戦闘機の訓練のテレビ報道を見たことがある。先にレーザーで相手を捉える訓練で、捉えられると逃れることは出来ないもののように感じてみていた。今のロケット弾はレーザーの通りに標的に向かうようだ。

　このレーザーを感知するシステムは確立されていて間違うことはありえない。今回の艦艇に対するものと、飛行機に対するものどちらも、中国の艦艇から発射されたものに間違いはない。それを中国の国営放送は、日本の放送は事実無根のものだと、白を切っている。また、尖閣を中国固有の領土だと言い張り、領空侵犯に対する警告照射だというようなことも行っているみたいだ。

　あの北京の信じられないようなスモッグを発生させている国だ。最近の国力の増加は間違いなく、軍事力は世界でも有数になっているでしょう。日本などは、戦をすれば一ひねりだという自負もあるでしょう。その軍事力に物を言わせて、力づくで尖閣をもぎ取ろうとして、いろいろの挑発行動を取っているのだと思う。

　本当にぶしつけな、露骨な態度は、民主主義とは無縁の強権、独裁の国の、嫌らしい陰気な、そしてとても恐ろしい戦略だ。

　政府はそんな嫌らしい挑発にまず乗らないことが大事で、しかしこの無謀な挑発はしっかり批判し、世界に知らしめなければならない。いまや中国の国営放送などまともに信じる国は少ない。欧米の先進国は皆批判の目で見ているはずだ。