福祉センター 詩吟 今日は16名でした

　今日は天候もよいし20名くらい参加してくれるかと思ったのだけれど、16名、ちょっとがっかり。

　前半は「北海道賛歌」を二番まで通して吟じてもらいました。時間が予定通りですが後半少し急がなければならない感じでした。

　後半は「太田道灌蓑を借るの図に題す」をやりました。「七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき」を板書して「実の」が「蓑」とかけられていて、「お貸しする蓑もない」ことを山吹の花を通して詫びていたこと、帰館してそのことを仲間に話して、花の意味を知った太田道灌がこれを契機に学問にはげみ、大きな手柄を立てることにつながったという話をしてあげました。

　時間が気になって、吟の方の稽古を少し短くして　独吟に入ったもらったのですが、みんなよく頑張ってくれました。

　嬉しいことが一つありました。昨年復会したのですが、冬になり教室にこれなく結局退会していた猪股さんが、センターに今日来てくれました。夏の間多分続けてきてくれると思います。やはり歳のせいで声がかなり落ちています。でも頑張ってほしい。

　T君、最後の吟を二本半の音にしてみました。全く問題ありません。今度から三本でやらせます。またAさんは7本、声は余るくらいですが所詮まだ初心者です。抑えが利かない。来年くらいには八本に上げてよいのかもしれません。

　6日の日曜日は、北詩連の全道競吟大会です。毎年何人か入賞してくれているのですが、今年も頑張ってほしいものです。今年より来年の方が期待できるかもしれません。現在無資格の新人女性、来年は期待できるでしょう。