手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

手稲第二教場 詩吟 女性が1名入会することになった

2014-07-11 19:56:44 | 詩吟関係
 区民センターの改修工事のため、会場を小川さんの入居しているマンションの会議室を利用させていただいている。今日は2回目でした。ここに会場を決めたときから、女性がお一人見学に来るとの話でした。先週来られなかったので今日はどうなのかと思っていたららっしゃった。

 前半の審査吟題の稽古のうちは見学してもらうことにしました。既に名誉師範になっている小林さんの稽古はもう一度教本の最初から勉強しなおすことにしていて、今日は準2段の稽古でした。「金州城下の作」の吟では、特に「山川草木」の読み方についてついて指導をし、更にこの詩が7言絶句であること、そして7言の場合の一句の音数律を確認させました。次の偶感では熟語の読みについて説明し、西郷南洲について知っていることを話してみて下さいと要求した。答えられたのは「西南戦争で敗れ城山で亡くなった」でした。そこで明治新政府の要人であったのに自分の意見が取り入れられなくて、新政府に別れを告げて故郷薩摩に帰り私学校で子弟の教育に当たっていた。その私学校の生徒の挙兵にやむなく従って城山で自刃することになった。新政府と相入れなかった西郷の主張はどんなことだったのかと聞いてみた。すると答えられない。誰かわかる?と声をかけたら小川さんが征韓論とこたえてくけれた。それで西郷がなぜそのような主張をしたのかということについて説明してあげました。

 後半は、全道大会での西支部 構成吟の担当部分「クラーク博士を忍ぶ」を、見学の方も入れて一緒に稽古をしました。範吟の後全員に 独吟をさせました。見学者の番になったらきちゃんと立ち上がりました。それで、5本で伴奏をしてみました、実に素晴らしい吟です。この後、「静御前」を稽古しました。「静御前」は手稲神社の祭りの奉賛吟に使うことに決めました。

 終わって、見学に来られた方に入会を勧めましたら、快く承諾してくれました。8月1日付での入会となります。特に、小林さんの指導で取り上げた問題などにとても感心していただきました。手稲第二教場、今会員が少なく悩んでいましたからとても嬉しい結果です。
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