恐ろしい!!!というよりぞっとする・・・交通殺人!!

これはもう事故ではない・・殺人だ。昨日ドリームビーチから銭函に続く真っ直ぐな連絡道路を銭函に向かって歩いていた女性四人が、車に撥ねられ3人が死亡し一人が重傷という。

　とても信じられない場所での事故だ。野原の中の一本道、真っ直ぐで4人もの人が歩いていたらかなり遠くからでも判る。それが撥ねられたのだ。とても不思議に思う。おまけに撥ねた本人は跳ね飛ばした4人をそのまま放置して、煙草を買いに行き、煙草を買ってから警察に電話したという。気持ちが動転したでは済まされない。すぐ救助を依頼したら助かった人もいたかもしれないと思う。それをしないで、煙草を買いに向かい、一服吸ってから連絡した。

　報道によると、朝の4時半から飲みだして事故の16時過ぎまで12時間も飲んでいたことになる。もちろん海水浴場なのだから海に入ったりもしながらの酒だったのだろうけれど、自分で疲れていないと思っても肉体的にはひどく疲れていたと思う。だから、この車の運転時は、脱法ハーブでの運転者に近いような状況だったのかもしれない。よくもできたと思うのだけれど、事故を起こすまで携帯を使っていたという。撥ねるまで気が付かないで運転していたとしか考えられない。あんな道です、そんなにスピードを出すような道でない。4人を跳ね飛ばすということは結構なスピードだったのだと思う。

　過失じゃない。凶器を無差別に振り回したに等しい。被害者の身内の方の気持ちを思うとやりきれない。交通事故に巻き込まれたのじゃない。車という凶器で殺されたのだ。

　脱法ハーブでの事故が連続して報道された。また市職員というから公務員が停車していた小型スクーターに衝突し、乗っていた女性を引きづつて1Kも走って女性を殺したという。何ともひどい事件が続けざまに報道されている。

　日本ってもっと暖かな、良い国だった。だったと過去形で書かなきゃならない今の日本。本当にさびしい。