民主党が天下り廃止、独立行政法人とかの統廃合を公約に掲げていて自民党のどうしても出来なかったことをやるというのだからやらせてみたいと思ったりしていた。しかし、そんな簡単なことでないし、どんな手法を取るのか興味があった。
この公開による事業仕分けには驚いた。まさに今まで出来なかったことを一刀両断のようにやり始めたのだ。今まで手をつけることの出来なかったところに直接切り込み、無駄をバッサリきってゆく。こんな手法があっだとびっくりしたけれど長年ためてきていた、国の無駄遣いという膿が洗い出されてゆく様を見ていると、よくやったと思うところがある。
ただ、沖縄の問題、心配だ。マニフェストに書いたことだし、対米従属みたいな今までの外交姿勢を改め、対等の立場で見直してゆく、沖縄県民の気持ちを大切にする、それはいいけれど、下手に進めると元も子もなくなりかねない。
岡田外相の言動は、県民に幻想を抱かせ、今までの合議すらだめになる可能性がある。アメリカは、今までの合意意外に道はないと言い切っている。そして今年中の結論を求めている。首相の発言は年内合意には出来なくてもいいような言い方に聞こえる。来春の名護の選挙結果を見てからでもいいみたいないいまわし。
岡田外相は最近は、年内決着を言い出している。今の結論に至った経過を検証しその上で判断するという。ごたごたしているうちに、沖縄での県外移転運動は強まっている。沖縄県民の意向はきくまでもない。そんな中で変に幻想を持たせたら出来ることも出来なくなる可能性だったある。
アメリカは、今のままで何の不足もないのだ。出て行ってくれといって出て行くことが出来るのならすでに終わっているはずです。
現状でしかもグアム移転もなくなったら、どうなるのだろう。8000人の海兵隊のグアム移転はうれしいことでもあるはずです。
まあ、結局、自民党の合意した形を年内に認めて決着すると思うけれど、経過は自分たちで改めて検証する必要が本当にあったのだろうか。