２００６ ヴェルディッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエージ クラシコ・スペリオーレ サルタレッリ

とある御仁から頂いたイタリアの辛口白ワイン！

地場品種『ヴェルディッキオ』は軽めのものを、飲んだ経験はあったのですが、
持ってきた人が人だけに、なにやら仕掛けがあるかしらん、と思いつつも、
ごくフツーのボトルに、ごくフツーのエティケットのようでもあるし、
フツーに食事の〆にフロマージュなどと合わせてみました。

で、グラスに注ごうとしたその瞬間！
ワタクシ、エティケットのある記述に眼が留まりまして、
なるほどね・・・となったんですね！

それは１５．５％という表示！

アルコール度数が１５．５％ですよ！
スティル・ワインではホボありえない数字でしょう。

すなわちこのワインは『サルタレッリ』の『ヴェルディッキオ』の遅摘みのトップキュベ！
ということだったわけだ！



まずはこの色合いを見てください↓
濃厚極まりない黄金色ですが、エッジにはオレンジのニュアンスが見て取れます。



グラスに注がれますと、リンゴのジャムやアプリコットや黄桃の果実のアロマを拾いつつ、
蜂蜜や白い花、更にはタイムなどのハーブ香などのノーズを感じ取れるんですね・・・

味わいは濃密にして豊満、しかも白でありながらのフルボディ！
滑らかに口腔を満たし、僅かに甘苦の余韻を残して解けてゆくという感じでしょうか・・・

マルケ州の『ヴェルディッキオ』！
この味は記憶に残るでしょう！！