The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2003 スフルザート ニーノ・ネグリ ロンバルディア イタリア

2012-04-22 07:34:46 | ワイン
桜の花のつぼみも膨らみ始めた週末は、徒歩通勤を敢行し、
カラダを絞って夜の流動食に備えます。



歩いて何ぼのエネルギー消費ゆえ、行きも帰りも河川敷歩き!
冬眠から醒めて直ぐの慣れない日々は、股関節の痛みもあったけど、
今は快調、歩きも早い!



対向ビトもあまりの速さにビックリし、避けるに避けれず暫し呆然!

てな感じで、家に帰って夜行脚の計画を練りました。
で、ここ最近小耳に挟んだあのお店・・・

サウスリヴァー・ディストリクト(河南地区)にある、女性に人気のあのワインバー『A』!



漏れ聞く話では、面白い店構えになったとのことで、
久しぶりにお邪魔をすることに致しました。

これが噂どおりの造りになっていまして、旧写真館の2階をリフォームしたとのことですが、
何といっても2階までの上り方が面白い!

ゴチャゴチャ説明するよりも、まずは行ってみるのがイイでしょう!

さて、『短角牛の山葡萄ワイン煮込み』などの料理をオーダーし、



それに合わせるワインは?と聞きましたところ、オーナーM氏が並べたワインは↓の通り!



その中でワタクシ『2003年』物の『スフルザート』を目ざとく見つけ、
ブレルことなくそれを選びました。



ワイン煮込み系には濃厚系品種も合うのでしょうが、
陰干しした『キャヴェンナスカ(ネッビオーロ)』のレーズン風味が、
特にも山葡萄ワインの煮込んだ風味と合うのではないか?というのがその理由♪

予想通り、絶妙のマリアージュを楽しめたんですね・・・

マリアージュも見事で素晴しかったのですが、実は『スフルザート』だけでも実に美味しかった!

飲み頃バッチリのイタリアワインはまず珍しく、なかなかお目にかかることは無いのですが、
この『スフルザート』は正しくドンピシャ!でした。

最近とんと敬遠していた『サウスリバー・ディストリクト(河南地区)』ですが、
陰干し葡萄の濃い香りに誘われて、ふらふら迷い行った旧写真館、
入ってみれば白塗り壁のイタリアワインの隠し場所!

次のチョイスは何かしらん?と心の騒ぐエリアであったようです!