釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】撃沈に続きトラでも轟沈す (2019/04/13 トラフグ 野毛屋)

2019-04-19 06:03:23 | 釣り
誘いました。
誘い続けました・・・

でも、トラはまたしても我が手を掻い潜り、その姿を見せてはくれませんでした。

そう、結果はオデコ。

またしても積年の課題は果たせず、完敗でしたよ。
トホホ。


(お日様はあったけど寒かったよ。)

野毛屋さんに5:10着で待ち行列は22番目。
暖かくなってきたからか、皆さん早いですね。

トラフグは22人定員だから1つ置きの釣り座で、右舷艫4番目をチョイス。

船上で準備しつつ周りを見ると、フグ釣りは初だろう方々もおられる。
デカトラを揚げて天然トラフグ三昧の食卓なんて夢があるよね。

ここに集結したのは夢を追う同士だよね。
現実は厳しいけど。


(潮はこんな感じ。)

トラフグはオモリ20号指定なんで、竿はLIGHTGAME Allgroをチョイス。
仕掛けは、大トラにハリスを噛み切られた教訓から2年前に自作したワイヤーカットウ。
キロオーバーが来ても怖くないぞ。

出船前に船先に集まって健船長から釣り方のレクチャーを受ける。
基本は指示ダナで10秒に1回誘うとのこと。
他のタナを探る場合でも指示ダナ±5mの範囲を守るようにともお達しを受ける。

指示ダナはこの時に通知され、沖ではアナウンスしないそうだ。
聞き耳を立てて、貴重なナレッジをいただこうとする船がいるのだろう。



(いざ出船。)

出船すると、釣り場は久里浜沖だから約40分ほどの行程。

日差しが心地好く、波風を割いて走る船の揺れもまた楽し。
アウトドアに良い季節になりましたね。


(富士山がくっきり。)


(空母だ。)

八景から南下して横須賀をかすめ、久里浜沖で釣り開始。

レクチャーで指示されたタナを狙い打ちで10秒に1回誘う。
いつもと違うのは宙での釣りということ。

いつアタリが来ても良いように集中して竿先に注目する。
過去はいずれも持たれるようなアタリだったからね。


(久里浜沖に到着。)

開始早々に右舷大艫で小型なものの型を見る。

来るかー、来るかー、と期待するものの、こちらは音沙汰なし。

元々1日やってワンチャンスがあるかないか、という釣りだし、反応がなかろうがその時を信じてとにかく根気良く誘い続けるしかない。

たまにタナ決め打ちから目先を変えるために、タナ-5mから+5mの間を探る。
それでも反応なし。


(さっきの空母だ。)

沈黙が続くものの、何かの拍子に船中単発でトラが顔を出す。
その度に集中して竿先を見つめ直すも、こちらには何事も起こらず。
今日は活発に揚がるペースにはならないようだ。


(吉野屋さんも来てるね。)

少ないチャンスは覚悟の上で粘り強く誘うものの、何も反応がないと悶々と色々考えちゃう。

今日はボウズかも。。。
いやいや、必ずチャンスが来るはず。
デカトラが来るはず。
などなど。

船と一緒に心も揺れますよ。


(景色の写真ばっかだよ。)

ちょうど10:00頃。

タナ決め打ちでの誘い中、ゆっくりと誘い下げた途中から、前触れもなくグイと引っ張られる手にも感じるアタリが出た。

反射的にビックリアワセのように反応するもスカす。
すぐさま誘い下げてタナに戻し、前のめりに構えながら竿先に集中。

来い、来い、と念じつつ緊張が続く。

ところが暫く待ってもアタリが出ず、数回誘ってみるものの、何も起こらず。

すなわち、チャンスを逃しました。


(やられたー。)

一発で食われたということは、それなりのサイズだったのではあるまいか。

その後もアタリの再来を信じて誘うものの、何も起こらず。

いよいよ最後の流し。
ここで何とか、と祈りを込めて落とし込み誘い始めると、大艫の方が竿を曲げる。
すると、こっちにも明確なアタリが出てアワセ一発、乗った!

この日初めての魚の活性を感じつつ、トラであってくれー、と巻いていると健船長が、

「みんな違うな。今、10人くらい巻いてるもん。」

そのとおりで揚がったのはサバフグ。
落とせばアタるサバフグの群れに当たったようだ。


(型は良いぞ。)

立て続けに2匹を揚げたところでタイムアップ。

またもやトラの顔は拝めず仕舞いでした。


(沖あがり。)

サバフグ2匹は型が良かったけどリリース。

トラフグの代わりにサバフグを持ち帰ることは、更に負けたような気がしてプライドが許さなかったな。

今季のトラ狙いはこれでおしまい。
また来年のリベンジを固く誓いましたよ。
大トラへの道は遠いなあ。

・サバフグ : 2(リリース)
船中0~2
小潮


🐡